(日付の新しいものから順にならべてあります)








    明けましておめでとうございます      (2024.01.01)

 
 一昨年2月以来のロシアのウクライナ侵攻がまだ終わらないうちに、昨年10月にはパレスチナ・イスラエル戦争も始まりました。イスラエルによるガザ地区への空襲や地上戦で多くの民間人が犠牲になっていることが、いまも毎日のように報道されています。

 一方では、覇権主義への傾斜を強めている中国や核武装してミサイル発射実験を繰り返している北朝鮮の脅威に晒されるようになった日本も、国土防衛の名目の下に軍備増強が図られるなどして、敗戦後78年続いてきた平和にも忍び寄る暗い影が感じられるようになってきました。

 国内外の利己主義がはびこる世相の中で、改めて、「戦争・流血・悲劇・病気の数々も、元はといえば、人間は肉体のみの存在ではないという生命の神秘を知らない人が多すぎるからです」というシルバー・バーチのことばが思い出されます。今年には何とか早期に、戦争や紛争も終結しますように、そして、世界中の人々が日々の安らかな生活のなかで、未来に向けての希望が持てる年になってくれるようにと、切に祈りたい気持ちです。

 このささやかなホームページも 2003年の開設以来 21年にもなろうとしていますが、いまもお読みくださっている皆様には、厚くお礼を申し上げます。どうか、今年が皆様にとって佳い年になりますように――。 年のはじめにあたり、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申しあげます。




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      このHP公開の突然の中断を深くお詫び申し上げます    (2023.09.23)


 9月1日の朝、「寸感・雑記」(40年目の「9月1日」を迎えて)を公開しようとしていたら「ホームページ・ビルダー」に不具合が生じて、公開できなくなりました。その後、修復のためにパソコンを預けて、昨夕、修復されたパソコンが戻ってきました。その間、3週間も無断で公開を中断してしまったことを深くお詫び申し上げます。




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     明けましておめでとうございます      (2023.01.01)

 
 コロナ禍は収束せず、昨年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻も休戦への兆しが見えないまま、新年を迎えました。物価高やエネルギー不足などの厳しい情勢の中で、今年は何とか希望が持てる年であるようにと切に祈りたい気がします。

 細々と続けてきたこのホームページの更新も、昨年9月末以来の私の病気入院によって中断されたままになっていますが、それでも、これまでここに書いてきたことに目を向けて下さっている方々が少なからずおられることを、たいへん有難く思っています。

 どうか、今年が皆様にとって佳い年になりますように。
 年のはじめにあたり、衷心より、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申しあげます。




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    このHPの更新を突然中断しましたことを深くお詫び申し上げます  (2022.11.18)

 私は、しばらく身体の不調が続いていましが、去る9月27日の朝、突然動けなくなって、救急車で東京西郊の大学病院へ搬送されました。急性汎発性腹膜炎と結腸穿孔と診断され、即日、手術を受けて、それ以来、今朝に至るまで、一か月半以上も、入院生活を余儀なくされていました。その間、心ならずも、このHPの更新を突然に中断してしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

 
いま、自宅に帰ったばかりで、これから暫くは、自宅療養を続けることになります。このホームページの更新やメール交歓なども、このまま、当分の間は中断させていただくことを何卒ご了承ください。とりあえず一言、突然の中断を、重ねて深くお詫び申し上げます。




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    トップページ項目の内容が表示されないことがあります  (2022.0.9.24)

 このホームページをご覧いただく時に、トップページの項目をクリックしても該当する内容が表示されないことがあります。例えば、Google Crome でインターネットに接続した場合に閲覧できても、Microsoft Edge では閲覧できないことがあり、逆に、Google Crome では閲覧できなくても、Microsoft Edge では閲覧できるというようなことがあるようです。どちらでクリックしても閲覧できないということは、いまのところ、ありません。パソコンの技術が未熟で申し訳ないのですが、なぜこうなるのかは、よくわからないでいます。もしトップページの項目をクリックしても該当する内容が表示されない時は、お手数をおかけしてたいへん恐縮ですが、別のインターネットで接続を試みてください。どうぞよろしくお願いいたします。




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    このHPの回線不具合による公開一日中断のお詫び   (2022.03.18)


 昨日(3月17日)朝、このホームページの『参考資料』No.58 「健康で幸せな生き方を支える18の断章」を公開しようとしたところ、ホームページ・ビルダーの回線が繋がらず、その状態が一日中続きました。インターネット上でもこのホームページは閲覧できなかったので、読者の皆様にはご迷惑をおかけすることになってしまって、たいへん申し訳なく存じます。

 その前夜の東北地方を震源とする地震の影響かとも考えたりしましたが、原因は今もよくわかりません。結局、昨日一日がブランクになってしまいましたが、今朝になってやっと繋がりました。メールなどをいただいて、このホームページを、毎日のように、熱心に読んでくださっている方々が何人もおられることを承知していますが、心ならずも、それらの方々にはご不便をおかけしたことを重ねて深くお詫び申し上げます。




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       明けましておめでとうございます      (2022.01.01)


 コロナウイルス・オミクロン株の感染が世界中に拡大していくなかで、新年を迎えることになりました。日本でも、デルタ株感染の第5波が下火になりかけたところへ、オミクロン株が伝播してきて、急速に拡大していく様相を示しています。コロナ禍の重圧も このように 2年も続きますと社会生活も様々な面で畏縮し、生活困窮者も増えてきていることにこころが痛みます。3回目のワクチン接種や症状を抑える飲み薬の開発などの国をあげての対応策も進められていますが、何とかこの辺で早く、感染収束に向かってほしいものです。

 私は、今年の 4月で 92歳になります。私自身は、長生きは必ずしも目出度いことだとは思っていませんので、90歳ぐらいが霊界へ移る潮時と予想していましたが、コロナ禍のなかで想定外の長生きをしてしまいました。この長生きを、私は、昨年9月30日の「寸感・雑記」(コロナ禍のなかで生きる)のなかで、「卒業できないで留年している」ような状態だと書きました。留年とは、学びが足りないということでしょう。年齢相応に、体を動かすのも、かつてのように自由ではなくなってきていますが、不自由がどういうものかを身をもって知ることも学びのひとつだと考えるようにしています。

 このホームページも、2003年3月の開設以来、いつの間にか19年になろうとしています。かつての頑迷固陋であった私自身が、霊的真理に目覚めるまでの長い道のりを、私なりにたどたどしく書き綴ってきましたが、ただ一つ、私のような者でも、すべてを曝け出して伝えなければならないと思ってきたのは、「人は死なない。霊性向上を目指して輪廻転生しながら永遠の生命を生き続ける」ということだけです。世間の常識から外れ、科学万能の世界では世の識者たちから全く無視されることがあっても、真理は真理です。いささかもその光芒が翳ることはありません。私の声に耳を傾けて下さる方が1人でも2人でもおられる間は、このホームページを続けなければならないと思ってきました。そして、ささやかなこの私の試みも、ホームページのアクセス数が、先日のクリスマス・イブに、100万回を超えました。長年の間、この更新と公開を支えて下さっている読者の方々には、こころから深くお礼申し上げます。期せずしてクリスマスプレゼントをいただいた気持ちです。私の「留年」にとっても、ひとつの「おまけ」のようなものかもしれません。

 このホームページは、2018年の3月で開設15年目になった機会に、公開を終了することをお知らせしたことがあります。その後、多くの方々からのご要望で、結局、公開を継続することになりました。2019年の2月の時点で、私はトップページに、「ホームページそのものの公開も、途中、無断で停止させていただくこともあるかもしれないことを、どうぞご了承ください」という「お知らせ」を載せています。読者の方々へのお礼のご挨拶をきちんとしたうえで、このホームページを終了したいという気持ちは今もありますが、何時の日か、このお知らせのように「無断で中断」ということもあろうかと思います。その節は、どうかご寛恕いただきたく存じます。

 このホームページには、私個人の悲歎と絶望の深淵から這い上がってきた体験やいのちを取り戻していくための学びについてもいろいろと書かれていますが、それよりも、「学びの栞」(A)と(B)には、霊界の高位霊や現世の霊能者たちなどからの霊的真理についての極めて貴重な教えが数多く含まれています。この「学びの栞」を中心に、これからもできる限りの公開継続に努めてまいりますが、これらの珠玉のことばを、皆様も折に触れて読み返し、幸せに生きていくうえでの指針にしていただければと期待しています。

 どうかコロナ禍を乗り越えて、今年が皆様にとって佳い年になりますように。
 皆様のご健勝とご多幸をこころからお祈り申しあげます。






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    霊界で娘が生きていることを確信する  (2021.10.31)


 武本先生

 初めてメールさせていただきますS.Rと申します。この貴重な内容のHPを作って下さったこと、現在に至るまで継続して下さっていることにどうしても畏敬の念をもって感謝の気持ちをお伝えしたくメールさせていただきました。こんな事が起きなければ恐らく一生目にすることがなかったであろう先生のHPに出会い、今こうして先生にメールで想いをお伝えするに至っていることが決して偶然の出来事ではないのだろうと、霊的真理を学び切に感じているのが今の私の曇りのない心境です。

 昨年10月に、突然の事故で20歳の娘を亡くしました。あんなに優しく愛あふれていた大切な娘との生活を突然断ち切られ、今尚なぜ自分が生きているのか、何のために生きているのか、なぜ生きていなくてはならないのか、なぜ娘がこの世を去らなくてはならなかったのか、この理不尽をどれだけ考えても、どうしても、どうしても納得できなかったのです。その日からは苦しくて悲しくて、それまであった世界は色褪せ全く別のものに感じるようになりました。それでも娘が無になっていない証拠を必死に求めて、色々な本を読みあさり、色々なサイトを渡り歩き、娘の死から8ヶ月が経った頃、先生の著書『天国からの手紙』に辿り着き、HPの存在も同時期に知りました。

 娘は別の世界で確かに生きているんだ、消えてしまった訳ではないんだという証拠に出会った時の思いは言葉ではうまく表現できない程です。そして娘と離れてしまってから私の身の回りで起きていた不思議な出来事が、やはり娘からのメッセージだと確信できて以来、私の心の荒波が少しずつではありますが穏やかになったと感じています。それでも、また悲しみに押しつぶされ荒波がやってきたときは、HPの中にあるシルバー・バーチの言葉――「死ぬということは生命を失うことではなく、別の生命を得ることなのです。肉体の束縛から解放されて、痛みも不自由も制約もない自由な身となって地上での善行の報いを受け、叶えられなかった望みが叶えられる、より豊かな世界へ赴いた人のことを悲しむのは間違いです」――を何度も読み返し、HPの中にあるたくさんのメッセージを心に刻み、「娘は幸せでいてくれている…」と日々を何とか過ごせるようになりました。

 私は臨床心理士として診療所で日々働いています。今、僅かながらでも患者さんのお役に立つことが私の生きる救いになっています。武本先生、どうぞご自愛くださり、これからも先生のお言葉をたまにでよいので、HPの中で拝読できる機会をいただけますことを切に願っております。

  S. R


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      生き続けているいのちへの正しい理解  (2021.11.01)


  S. R

 メールを拝見しました。大切な優しい娘さんが突然の事故で20歳で亡くなられたことが、どれほど深いお悲しみであることか、文面からもひしひしと心に迫ってくるものを感じさせられています。そのような「理不尽」が、あなたにはどうしても納得できなかったのも当然のことで、このような場合、誰からの、どのようなお慰めのことばも、耳には入らないだろうと思います。ただ、私にとっても、ひとつの救いは、あなたが『天国からの手紙』を読んでくださったことです。シルバー・バーチのことば―― 「より豊かな世界へ赴いた人のことを悲しむのは間違いです」も、あなたが引用して下さっているのをみて、私も、一安心して、心を癒されているような気がいたしました。

 私も、「突然の事故」で、21歳の長男を亡くしましたが、21歳で亡くなった意味について考えてきたことを、このホームページの「生と死の真実を求めて」(「参考資料」No.60)や「コロナ禍の中で生きる」(「寸簡・雑記」No.6)などでも触れています。どうぞご一読ください。 『天国からの手紙』では、私自身の、妻と子を亡くして以来の、絶望の淵から光明を見出すまでに至る、長年のたどたどしい歩みについて、ありのままを書きました。一瞬にして、すべての希望を失い、悲歎のどん底に陥っていた私が、長い無明の闇の中での苦しみを経て、あのような本を書くことになろうとは、かつての私には全く予想もできないことでした。それだけに、妻と子の生存を確信できるようになってからは、何度も繰り返して述べてきたのが「知らない」ことの恐ろしさです。愛する家族が生きているのに死んだと勘違いして嘆き悲しんでいたわけですから、私自身、その無知の恐ろしさを、身に染みて感じさせられていました。

 あなたも読んでくださったように、この本の「はじめに」のところで、私は、「いままで一緒にいたわが子が急に迷子になったら、どうするか。必死になって捜すであろう。千里はおろか、万里の道を歩きまわっても、捜しつづけるであろう。決して捜すのを諦めようとはしないであろう。『死んで』姿が見えなくなった場合も、同じである。なぜ諦めねばならないのか」と書いています。そして、それをこう結んでいます。

 《本書でこれから訴えていこうとするのは、ひとつだけである。
 それは、亡くなった愛する家族の行方を懸命に捜すことである。母親や父親が、迷子になった愛し子を必死になって捜しつづけるように。
 そして、あくまでも「本当に生きている姿」を求めつづけることである。決して諦めずに。必ず見つけて、愛する家族のいのちを取り戻すために。》

 死んでしまっているのに、「本当に生きている姿を求める」とか「愛する家族のいのちを取り戻す」というのは、それこそ雲をつかむような話で、世間では、ほとんどの人々が、こんな言い方にはまともに耳を傾けようとはしないでしょう。特に、「知識人」といわれるような人々や科学者たちは、科学的に証明できないようなことを信ずることは沽券にかかわると思っているのが普通ですから、かつての私がそうであったように、霊的真理からは遠く離れてしまっています。霊界というのは時空を超越していますから、大宇宙そのものといってもいいと思いますが、その宇宙のなかでは米粒ひとつにもならないようなちっぽけな地球の上で、ほんの「シミのような知識」(これもシルバー・バーチのことばです)だけに拘っていれば、到底、宇宙の霊的真理を理解することはできません。だからこそ、そういう人が霊的真理に目覚めるためには、シルバー・バーチがいうように、光明も希望も失い絶望の淵に沈むような深刻な体験も必要になってくるのでしょう。私の場合も、こころから納得して霊的真理を受け容れるようになるまでには、6年も7年もかかりました。

 霊的真理を受け容れるためには、何よりも純粋で素直な心が必要ですが、迷いの期間が長かった私などに較べると、あなたは余程、霊的真理を受け容れる魂の準備が進んでおられるように思われます。娘さんが亡くなられた悲しみに沈みながらも、その理不尽をどうしても納得できずに、「娘が無になっていない証拠」を必死に捜し求めてこられました。そのあなたのひたむきな姿勢には、頭が下がります。そしてあなたは、挫けずに捜しつづけて、愛する娘さんのいのちを取り戻されました。臨床心理士として、いまは、「僅かながらでも患者さんのお役に立つことが私の生きる救いになっています」というあなたのおことばは、霊界からあなたを見守ってくれている娘さんにも大きな喜びを与えてくれていることでしょう。私もこのようなあなたからのメールに接して、こころが洗われるような気がしています。

 世間では愛する家族が亡くなると、嘆き悲しみながら「供養」としてお線香をあげたり食事などを供えたりしますが、それでは供養にはなりません。霊界では誰もが霊能者で、この地上の様子がまる見えですから、こちらで悲しんでいれば、それを見ている霊界の家族も悲しむだけです。本当の供養とは、あなたのように、娘さんが霊界で元気に生き続けていることを知ってあげることではないでしょうか。あなたの娘さんは、お母様が自分の生存を確かに受け止めてくれていることで、どれほど気持ちが楽になっていることでしょう。いまでは安心して、お母様に対する誇りと感謝の気持ちも伝えたいと思われているはずです。このあなたからのメールを拝見して、私も、霊界の優しい娘さんと共に、改めて、あなたに対する深い敬意を表したいと思っています。



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    人は死んでも霊として生き続ける            (2021.10.07)

 武本 様

 初めまして、N. S.と申します。 感謝をお伝えしたくて、メールしています。

 46歳の私は、昨年9月、父を亡くしました。父が亡くなり、後追いして一緒に亡くなりたいくらいの喪失感でしたが、子供もいますし、思い止まりながらも、残りの人生を生きる気力がなく苦しんでいました。そんな中で、偶然にも、武本様のホームページを拝見できました。

 辛くなるたびに、何度も読み返しては、苦しい中で、霊界に生きる息子さんと奥様を偲び、生き続けながら霊的真理を広めてくださる武本様のおかげで、どれだけ私は生きる力を頂いたことか計り知れません。一周忌を迎え、まだ、自分も早く亡くなり、父に霊界で会いたいと思う気持ちは拭えませんが――。

 それでも、父が霊として、生きていることを心から信じられるようになってから、辛いピークには、必ず父が夢にでてきてくれるようになり、それは、単なる夢でなく、父が私を今でも愛してくれていると心から思えるようになりました。武本様の苦しみの中でえた、気づきをこうしてホームページで、広めて下さったおかげで、私自身も霊として生きていることを知り、霊界の存在も本気で信じられるようになりました。

 父の死をきっかけに、人は死んでも霊として生き続けることを知ってからは、私も周りの人に、それを伝えることで、苦しんでる方の重荷を少しでも軽くすることができると感じています。武本様の苦しみから生み出された稀有な使命ある人生に、御礼感謝申し上げます。

 まだ、一周忌、これからも、ホームページの霊言や体験など読み返しながら、父に心配かけないように生きていける糧にさせて頂きたいと思います。武本様のご健康、ご多幸をかげながらお祈りしています。

 N. S.



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      霊的真理を知らないことの恐ろしさ        (2021.10.07)


  N. S 様

 メールを拝見しました。「後追いして一緒に亡くなりたいくらいの喪失感・・・・」というようなあなたのメールの文字を辿りながら、あなたとお父様との深い愛に包まれている美しい親子関係に、こころからの敬意を感じています。お父様は、あなたのような優しい方をお子様に持たれてお幸せでした。そして、いまもお幸せだと思います。こちらからは、一部の霊能者たちのほかは、霊界はよく見えませんが、霊界では、皆さんが本来の霊能者に戻りますから、こちらのことがまる見えです。いまもお父様は、あなたをご覧になり、あなたの優しさを身近に感じ取ることができて、さぞうれしく思っておられることでしょう。

 霊界へ移っても、お元気で生きていることを知ってあげることが、お父様にとっては何よりのお喜びだと思います。世間では、多くの方々が、愛する家族がこの世を去っても霊界で生き続けていることを知らずに、悲しみ嘆くだけですが、それが霊界へ移ったご家族の、一番大きな悲しみではないでしょうか。どうして元気にいることが分かってもらえないのかと、霊界では寂しい思いをされる方が多いようです。かつては、私も、何年も悲しみ苦しんでいましたから、いまも、霊界の家族たちにも悲しい思いをさせてしまったことをこころから詫びることがあります。

 私は、その自分の体験からも、生と死の真実を知らないことの「恐ろしさ」を身に沁みて感じてきました。そのために、『天国からの手紙』の終章にも、私はこう書いています。

 「人は死なない。というより、死ぬことができない。愛する家族も、死んではいない。いまも生き続けている。話し合えないことも決してない。
 確かに、その姿は目の前に見えないかもしれない。しかし、もう永遠に会えない、となぜ思い込むのか。話し合うこともできないと、誰がそう言ったのか。「死んで」しまったのだから、本当にもう会うことも話し合うこともできないのか。それを自分で確かめたのか。
 いまでは、私は、溢れるような思いを抑えて、そう問いかけることができる。」

 私は、「生と死」については、このホームページに、私の霊的無知から真実を求めて歩んできた経緯を、もう十数年も書き続けてきました。9月30日のHP「コロナ禍のなかで生きる」にも触れていますように、霊界の家族の生きている姿を自分で確認できて以来、彼らとは、長年の間、ずいぶん「文通」もしてきましたし、近い将来、再会できることも、よく知っています。どうかあなたも、こころ安らかに、希望をもって生きることで、これからもお父様を喜こばせ、安心させてあげてください。

 ご健勝を、こころからお祈り申し上げます。




 * このHPを読んでくださっている皆様へ
 いただいたメールに対しては、できる限り直接にメールでお返事を差し上げておりますが、対応しきれなくて失礼することもあるかもしれません。その場合は、どうぞご寛恕下さいますようお願い申し上げます。 「生と死」の霊的真理や愛するご家族との死別の悲しみについては、これまでの「メール交歓」欄に、数百例の交信の記録が含まれています。それらは年次毎のインデックスで検索できます。ご参考までにお読みいただければ有難く存じます。






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       明けましておめでとうございます      (2021.01.01)


 私は、昨年4月20日で90歳になりました。その日の[寸感・短信]欄に「ウイルス感染拡大の最中に90歳の誕生日を迎えて」を書いた中で、内村鑑三の、「余の勤務を終えてのち永き眠に就かん時・・・・心嬉しく逝かんのみ」ということばを引用して、コロナ禍の渦中では、そんなこともいっておられない心境であることを書きました。それ以来、気の滅入るようなニュースが巷にあふれて、感染拡大も終息の兆しをみせることもなく、年末には感染者最多の記録を更新して2020年は過ぎていきました。

 暗いニュースが多かった中で、昨年12月6日には、宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ2」が、6年50億キロの旅を経て小惑星「リュウグウ」の砂が入ったカプセルを無事地球へ持ち帰ったという快挙もありました。この小惑星の砂には、生命誕生のヒントが詰まっているといわれていますから、その分析結果の発表が楽しみです。コロナウイルスの感染拡大についても、待望のワクチン接種が日本でも春先から始まるようですし、何とか健康で明るい日常生活が一日も早く取り戻せるよう、この新しい年に希望と期待を繋いでいきたいものと思います。

 どうか今年が皆様にとって佳い年でありますように。皆様のご健勝とご多幸をこころからお祈り申しあげます。





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   シルバー・バーチに導かれて生きる(再)      (2020.11.23)


 本欄の昨年(2019年)の6月28日に載せた「シルバー・バーチに導かれて生きる」のなかで、Sさんのことをお伝えしました。Sさんは、3年前に悪性リンパ腫と診断され、一昨年4月には骨髄移植を受けられたのですが、半年後には再発して、現在も闘病生活を続けておられる方です

 厳しい闘病生活のなかで、Sさんは、私のHPから「シルバー・バーチの霊言」の一部を動画で紹介する作業を続けてこられました。その一部は、すでに、このHPのリンク集にも載せてきましたが、この度、さらに、「『シルバーバーチの霊訓』全12巻の分析と活用法 ― 知りたい・読みたい内容へアクセスする2段活用 ―」というタイトルで、新しい動画を作成したとのご連絡を受けました。前回のものを含めて、これで、Sさんが作成された動画のURLは、つぎの通りになります。

 https://www.youtube.com/channel/UCRoJCsDHKKNg0bJTvh2Lm-w/playlists 
   4FRwSBT:「随想集」(No.119&120)、「叡智の言葉」、「霊訓原文」(和訳)
     および霊訓原文 (英文)を朗読しています。

 https://www.youtube.com/watch?v=fwFP8VzDp30 
   4FRwSBT:「学びの栞A」を利用した『SBの霊訓』全12巻の分析と活用法を紹介しています。

 https://kokorodou.p-kit.com/page456246.html 
       (SB読書会かつしか」:真理の普及と無償で心霊治療をされています。)
   4FRSBT:動画を「新・武本昌三氏コーナー」で紹介しています。

 Sさんからは、「骨髄移植後半年で再発したガンも幸い悪化せず落ち着いております。入院と自宅療養を繰り返していますが、それでも前を向いて上を向いて生きていけるのは、シルバーバーチの霊訓に導かれたお陰です」というメールをいただいたこともありましたが、病気に挫けることなく、霊的真理を広めるためにこのような膨大な作業を続けてこられた献身の姿勢に強くこころを打たれます。皆さんも、シルバー・バーチの教えを学ばれる時には、どうぞ、これらの動画を役立ててください。

 なお、上記のURLは、Sさんのご了解を得て、このHPの「リンク集」にも、転載させていただきました。




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   カナダの大自然と山村幸夫さんに寄せる思い   (2020.05.04)


 C. S 様

 カナダから風景の写真を添えてのメールをいただき有り難うございました。私がケベック州を訪れたのは、1974年の夏に、モントリオールからデュー・モンターニュ湖の北岸に沿って、オンタリオのオタワへ向かって車で通り過ぎたのが初めてでした。その後も、何度かカナダへは、カナディアン・ロッキーなどを訪れ、スケールの大きい大自然の美しさがいまも印象に残っています。

 私もいつの間にか90歳にもなってしまって、月日の流れの速さを今更のように実感させられております。折悪しく、コロナウイルスの感染が世界中に広がっている最中で、日本でも感染者は1万5千人を超えました。なお感染の拡大は止まず、全都道府県を対象にした5月6日までの緊急事態宣言も1か月程度延長される様子です。全国的な企業・商店の休業や市民の外出規制による深刻な経済的打撃も広がって、いま日本は、おそらく百年に一度あるかないかの大きな惨禍のなかにあります。毎日の暗いニュースに心を痛めながら、このウイルスの拡大が一日も早く終息することを祈るばかりです。

 あなたがシルバー・バーチの教えに親しまれ、お父上が、ご生前に山村幸夫さんの本をお読みになっておられたたことは、お父上にとっても大きな「救い」であったと思います。山村さんは、ご存じのことと思いますが、『神からのギフト』と『与えつくしの愛』という二冊の著書を遺して、2002年5月28日、ロサンゼルスの自宅で亡くなられました。まだ39歳の若さでした。私は、その山村さんについて、このHPの [身辺雑記 51]に「山村幸夫さんの奇跡の足跡(2007年6月1日) と題する小文で触れています。そのなかで私は、次のように書きました。

 《これは痛恨の極みであるが、山村さんが何度も来日し、東京や横浜のほか日本各地で無料の公開治療や、勉強会をしていたのに私はそのことを知らなかった。私は、だから、生前の山村さんにはお会いしたこともない。ただ、いまは、上記の2冊の著書を通じて、山村さんが文字通り輝かしい「与え尽くしの愛」を実践して流星のように宇宙に消えていったその生涯を知り、深い敬意だけではなく、限りないなつかしさと親しみの気持ちをも抑えることができないでいる。》

 山村さんは、アメリカでも日本でも、歩けない人を歩かせたり、末期がんの人のがん細胞を消滅させたりして、医者からも見放されていた数多くの患者たちを奇跡的に完治させてきました。しかも治療費としては1銭のカネも受け取らなかったのは、山村さんが本当の意味での卓越した霊能者であることを示しています。ただひたすらに愛の心霊治療を実践して、患者たちに霊界の存在と霊界からの援助を理解させようとしていました。あなたからのメールで、私は改めて山村さんの遺した奇跡の足跡を偲んでいます。

 コロナウイルスの惨禍が広がり、気が滅入るような暗いニュースが続くなかで、あなたからのメールと風景写真を拝見していると、カナダの大自然の美しさと、霊界からの光に包まれながらこの世を通り過ぎていった山村幸夫さんの生涯のことが改めて思い出されて、気持ちが和みます。有難うございました。重ねてお礼申し上げます。カナダでも、コロナウイルスの感染拡大が深刻であることを承知していますが、どうかこの苦境を乗り越えてお元気で過ごされますように。ご健勝をこころからお祈り申し上げます。




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   カナダのケベック州から春のご挨拶    (2020.05.03)


 武本昌三様

 こんにちは。カナダ ケベック州在住の C. S.と申します。毎回興味深く拝読しております。ありがとうございます。今回は春のご挨拶を申し上げたくメールいたしました。こちらはまだ日中10度前後ですが、木々の芽が少しづつ出始め春の訪れを感じております。

 90歳を迎えられたとのことで喜ばしいことです。是非とも心穏やかな日々を送られることを願っております。

 私の父も生存しておりましたら数え年で 90を迎えますが、ちょうど今から10年前に地上生活を終了いたしました。山村幸夫さんの書籍を読む機会に恵まれ滞りなく霊界へ帰っていったと思います。そして、息子がおじいちゃんが夢に出てきたと言っておりましたので、あちらで更なる向上を目指して励んでいると思っております。

 コロナウィルスの件で世界は混乱していますが、そんな中、シルバーバーチの言葉が浮かび上がります。新しい世界は近づいております。しかし新しい世界になったら地上から暗い場所が完全になくなると思ってはいけません。相変わらず涙を流す人がいるでしょう。大いなる犠牲が求められることもあるでしょう。神の計画に関わる仕事は犠牲なしには成就されないのです。取り壊しなしには立て直しはできません。

 今や大変な窮地に遭っていらっしゃる方々を思うと動揺いたします。世界の人々に平穏な生活が送られるようにと願わずにいられません。そして私に今できることは一刻も早く用意のできた方に霊的知識が届けられ、調和ある世界となるようにと祈るしかありません。

 なかなか家族にでさえ霊的な話をしましても、素直にハイそうですかとういうわけにはならず、難しさを覚えます。苦労をしているのは地上人をなんとかしようとしている霊界側の方で、頼りない私を日々導いてくれている守護霊の想いを踏みにじらないためにも、しっかり自分のできることを見極めて前進しなければと思っております。

 長文となり申し訳ありません。以下にこちらの春の様子(*風景写真3枚 転載省略)をお届けして失礼いたします。

 C. S.



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   HPで公開された魂の光の映像 (紹介)    (2020.04.23)


 この「メール交歓」欄には載せていませんが、先月の3月2日に神宮司 みきさんから初めてメールをいただいて、34歳のご子息を突然の死で亡くされたことを知りました。ご子息は東京芸術大学でバストロンボーンを専攻した方だそうです。神宮司さんは、霊媒体質で、ご自分でも霊界のご子息からのメッセージを受け取ったりされていますが、お知り合いに優れた霊能者もおられて、その方を通じても、ご子息とのコンタクトを取っておられるようです。

 その神宮司さんが、この度、ご自分のHPを開設されました。そのなかで神宮司さんは、「突然に一人息子を失った親として、その悲しみ、辛さ苦しみは耐えがたいものでした。けれども、その死別の体験を通して会得しことを、同じように大事な我が子を、又は愛する人を亡くされて死別の体験をされた方々にお知らせすることで、少しでも安らぎのお手伝いができましたらと、私の体験を書かせて頂きました」と書かれています。本日掲載のメール「息子の魂が光となって出現したのを録画する」は、そのHPの開設をお知らせいただいた時のものです。

 このメールにも書かれているように、神宮司さんがお知り合いの霊能者の方とビデオ通話していた時に、ご子息の「魂が光となって出現した」状況が映像として残されています。これは滅多に見られない大変貴重な映像だと思いますので、紹介させていただきます。メールの末尾のアドレスをクリックして、どうぞご覧になってみてください。「亡き息子との交信記録」のなかに動画が収められています。HPのなかの「死んでも魂は生き続ける」なども、併せてお読みいただければ、この動画に至るまでの状況などがよくわかるように思われます。なお、そのアドレスは、神宮司さんのご了解を得て、私のHPの「リンク集」にも載せておきました。

 「交信記録」の動画が出ない場合は、 TOPPAGEofSpiritualTruth で検索してください。
 



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  息子の魂が光となって出現したのを録画する    (2020.04.23)


 武本先生

 長いことかかりましたが、ようやくHPが完成致しました。ぜひ、ご一読頂けたら、嬉しいです。

 私自身の瞑想も備忘録として、掲載しております。(私自身の思いなのか霊界からのお言葉なのかは、ハッキリ言ってまだ自信はありませんが、自分の身体に感じたことは事実なので、それだけは信用できます)

 また、前のメールで、信頼できる霊能者の方のことを書かせて頂きましたが、先日、その霊能者の方と私のHPの件で、ビデオ通話していた時のことです。息子の魂が光となって出現したのです。最初はかなりたくさんの光が出ていたようでした。霊能者の方が、携帯に録画して下さったのですが、その時にはかなり少ない状態だったようです。けれどもビデオには、はっきりと映っていました。

 この霊能者の方には、息子との交信を継続的にして頂くことになっていまして、これからも息子との交信記録として掲載していこうと思っております。このビデオも掲載してあります。(再生しにくい時もあるかも知れません) 小さいですし、動きが速いので、見にくいとは思いますが、ぜひ武本先生に見て頂きたいです。

 また、翌日には、霊能者の方の夢に息子が出てきたとのことで、その会話も掲載しています。この事実は、霊や魂の存在を知らない方や信じない方にとって、紛れもない証拠として、お見せできるのではないでしょうか? (ただ、欲を言えばもう少し、大きくて速度もゆっくりだと、よりわかりやすかったと思いますが・・・・)

 ちょうど、HPが完成するときに、このような現象が起きたということは、偶然ではなく必然ということですよね。とても有難く思っております。ご一読頂けましたら、ぜひ、ご感想・ご意見をお願い致したく、よろしくお願い申し上げます。  

 神宮司 みき

   アドレスです。
   http://lady.huu.cc/Spiritual/index.html




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    誕生日お祝いのメール      (2020.04.20~23)


 武本先生 お誕生日おめでとうございます。今日はご家族の方々とお祝いをし楽しい時間を過ごされている事と思います。今日のブログを読ませて頂き、先生が知識だけでなく、実際に色々な経験をされている事を知り感銘を受けました。正に人生の大先輩ですね。

 こちらニュージーランドでは、ロックダウンの効果が現れ、感染者数もここ数日は全国で9人とか10人と安定しています。今日の政府発表で、レベル4ロックダウンが数日延期され、来週の月曜日迄でその後レベル32週間になるとの事でした。

 私は大学で事務の仕事をしているのですが、ロックダウンと同時に在宅勤務となりました。主に学生を相手にする仕事なので大学閉鎖で全てオンラインの現在、仕事量は減っていますが、在宅勤務が出来るだけ恵まれている方だと思います。ついでに、毎日11時間の散歩もできるし、一人で居ること自体は好きなので、実は結構快適に過ごしています。

 日本の方は今月に入りCovid-19 の感染者がかなり増えているようで心配ですが、これ以上感染者が増えない事を祈っています。先生もくれぐれもお体にお気を付けて下さい。 M. O.


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 武本先生

 お誕生日誠におめでとうございます。ちょうど先生の「天国の家族との対話」のご著書の何度目かの拝読をさせて頂いていたところでした。

 イギリスはまさにコロナ大災害の真っ最中におります。一番美しい季節ですが、誰も見る人がいなくとも美しく咲いているであろう樹々の花を想像しつつ家にこもっております。

 そんな絶望のさなかに、心より敬愛させていただいております武本先生の90回目のお誕生日を祝福させて頂くことができ、そして心のよりどころとさせていただいております暖かい、希望の光にあふれた先生のホームページを訪れさせていただける身の幸運を感謝しております。

 これからもどうぞお健やかにお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。  K. N.


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 お誕生日おめでとうございます。いつも素晴らしいブログをありがとうございます。

 私は、毎朝ブログを開きます。先ずslow rainさんの「シルバーバーチ 魂に感動を」を、次にicekissさんの「シルバーバーチの霊訓より」を開きます。この二つは毎日更新されていて、私の朝の気づきを与えてくれます。この二つを読み終わったら、大阪シルバーバーチ読書会さんを開きます。その中では、先ず先生の「ともしび」を読まさせていただき、次に大空さんの「続・いのちの波動」を読まさせていただきます。そしてたまにですが、イクミさんの「シルバーバーチの霊訓とともに歩む」を読まさせていただいてます。以上が私の朝のルーティンです。

 先生、コロナの真っ最中ですが、どうぞお身体ご自愛ください。 K. A. 


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 武本先生 

 お誕生日おめでとうございます。何度かメールさせていただきました、Y. S.です。私にとって、先生の本と返信いただいたメールは、心の支えとなっております。

 私の未熟さゆえにまだまだ辛い日々が続いておりますが、良い学びと良い出逢いに、これからも精進していく所存です。

 コロナが大変な世の中ですが、お体には十分お気をつけて、お過ごしください。 Y. S.


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 ここに載せていませんが、ほかにも、各地の読者の方々から、長文、短文のご丁寧なお祝いのことばをいただきました。この欄を借りて、ひとこと、厚くお礼申し上げます。(武本)



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   明けましておめでとうございます。     (2020.01.01)


 私はもう、何時霊界へ還ることになってもおかしくない年齢ですが、何とか無事に越年して、新しい年を迎えることができました。改めてこのホームページの読者の皆様に、新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年11月末に、私の小冊子「生と死の真実を求めて」をご希望の方に配布することをお知らせしたところ、1か月で、北は北海道から南は沖縄に至るまで、各地の方々から 250冊を超えるお申し込みをいただきました。申込書のなかには、私宛のあたたかいご厚情のお手紙を同封して下さった方々も数十人おられましたが、有難く、恐縮に存じながらも、お礼の返書を書く余裕がないままに欠礼してしまっていることを、この場をかりて、深くお詫び申し上げます。

 どうか今年が皆様にとって佳い年でありますように。皆様のご健勝とご多幸をこころからお祈り申しあげます。




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  霊界通信で大切な受け取る側の心的状況     (2019.12.19)


 O. S 様

 あなたがメールで書かれているように、私は今まで、「信頼できる霊能力者を紹介してほしい」という依頼を何度も受けてきましたが、それらに対して、霊能者の実名を挙げて紹介したことはありません。その理由も、長年のメールのやり取りの中でいろいろと書いてきました。

 この度の小著『生と死の真実を求めて』でも触れていますように、かつて私は、S教団で何年にもわたって数十人の霊能者と接触したことがあります。中には高い霊能力があるといわれていた人もいましたが、私はほとんど何も納得できるような霊言は得られませんでした。しかし、私は、「その非の一端は、おそらく霊言を受ける側の私にもあった」(p.29)と書いています。ひたむきに、純粋に霊界からの援助を求める気持ちはあったと思いますが、悲嘆と怨念の塊のようであった当時の私には霊界からの波長が届くような状態ではなかったからかもしれません。ほかの信者の中には、この同じ霊能者たちの霊言に納得し、救われたと感じていた人たちが決して少なくはなかったのも事実なのです。

 11月29日の「寸感・短信」(霊能者たちに支払われる「授業料」)で、私は、霊能者にはピンからキリまでの霊能力の違いがあることを述べている佐藤愛子さんに同感しています。しかし、大切なことは、霊能者の能力だけではなく、霊言を受けようとする人たちの態度や心構えにも、それぞれに大きな違いがあるということではないでしょうか。正しく波長を受け止めて伝えることが出来ない「霊能者」は論外ですが、波長が正しく送られて来ても、受け取る側にそれに同調出来ない心的状況がしばしばあることも考えておかねばならないと思うのです。長年の間、東京とロンドンで、数多くの霊能者と接してきた私の体験は、このホームページにもいろいろと書いていますが、それらに至るこころの準備の部分(この小冊子ではp.30など)も参考にしていただいて、私の意のある所をくみ取っていただければ有難く存じます。



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  信頼できる霊能力者の紹介を     (2019.12.19)


 先日、偶然武本様のHPを検索中に見つけました。もともとシルバーバーチや矢作様の著書を読んでおりましたが、武本様がご経験されてきたことに深く心を引き寄せられ、『天国からの手紙』を購入し、『生と死の真実を求めて』も注文させていただきました。

 私はロンドンに在住していた時期があったのですが、心霊研究所のことは一切存じておりませんでした。武本様の記事を読み、さっそく2名のミディアムとスカイプを使って対話をしたのですが、残念ながら二人とも私の祖母という人の特徴が全く異なり、色々と言われることも事実と異なることが多すぎ、こういうこともあるとは知りながらも気落ちしていた次第です・・・

 武本様の御本には、信頼できる霊能力者の方が出ていらっしゃいますが、今現在でしっかりと霊能力のある方をもしご存知でしたらぜひご紹介していただきたく、不躾ながらメール致しました。記事にも出ていらっしゃいます北海道の青木先生はご引退され、お嬢様が占いをされているようでした。

 このような要望がきっとたくさん武本様の下に届いていることとは想像しておりますが、自分の知識とネット上の情報だけではきちんとした人に出会うことはとても難しいと感じており、少しでも知恵を授かられている方にお助け頂ければとコンタクトを取らせて頂きました。

 お忙しいと存じますし、このようなメールにはお答えされないと決めていらっしゃるのかもしれませんが、もし機会がございましたら、アドバイス頂ければ非常に嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。寒い季節、どうかご自愛くださいませ。

 O. S.



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   小冊子に関する電話によるお問い合わせについて  (2019.11.28)

 
この度の小冊子『生と死の真実を求めて』の進呈については、早速多くの方々からのお申し込みがありました。少し時間がかかるかもしれませんが、順次ご指定のお届け先へ郵送させていただきます。

 発行所の溝口祭典では、ご来訪の方には無料で進呈していますが、郵送の場合、「小冊子申込み」と書かれた封書を取りまとめて、別の所から発送処理をしています。なかには電話だけで申し込まれたり、「説明を聞きたいから電話をもらいたい」、「内容を知る者から改めて電話してほしい」、「発送前に電話で連絡を」というようなご依頼もあるようですが、それらには対応できかねることをどうかご了承ください。

 この小冊子について、多くの方々に関心を持っていただいていることを厚くお礼申し上げます。



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   ご希望の方に 『生と死の真実を求めて』 を進呈します  (2019.11.26)


 先月28日の [寸感・短信](「黄昏の道を歩みつつ想うこと」)のなかでも触れてありますように、この度、下記の小著が溝口祭典から発行されました。私の著作の中で印刷・製本したものの最後になるかもしれないことを意識して書き遺したものです。つぎのような内容です。

  武本昌三著 『生と死の真実を求めてー 肉体は滅びても人は生き続ける ー

    目 次
  はじめに 死の恐怖を克服する
 一、大いなる力に導かれて生きる
 二、霊的真理に目覚めるまでの長い道のり
 三、後に遺していくもの ― ホームページ「ともしび」について
 四、八十九歳の感慨
    1. 八十九歳の誕生日を迎えて
    2. 自分に起こっていることはすべて良いことである
  おわりに
  年譜
  著作の記録


   (A5版 本文70ページ)

 発行所 株式会社 溝口祭典 
       〒192-0063 東京都八王子市元横山町 2-14-19
            電話  (042) 642-0921

 発行所では無料で進呈していますが、郵送ご希望の方は郵送料などの実費だけをご負担ください。

  郵便番号、ご住所、お名前、必要冊数(お1人 4冊まで)をご記入のうえ、
  1冊あたり 250円(84円切手3枚で代用可)を同封して、
  上記溝口祭典宛にお申込みください。
   (封書に「小冊子申込み」とお書き添えください)

  本小冊子の郵送受付は本年12月31日で締め切らせていただきます。



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   息子さんの「思い出の会」に集う人々    (2019.08.07)


 K. S 様

 息子さんについての新しいメールをいただき有難うございました。息子さんが、霊界で山村幸夫さんにお会いしたお話は、大変興味深く拝見しました。私の「身辺雑記」 51( 山村幸夫さんの奇跡の足跡)に書きましたように、山村さんは、1962年に宮崎県で生まれ、2002年にアメリカのロサンゼルスで亡くなりました。まだ39歳の若さでした。たぐい稀な心霊治療能力で、多くのがん患者をはじめ、病院で医師からも見放された「不治の患者」を奇跡的に治癒させてきました。しかも、治療費はすべて無料でした。私は、この小文の中で、こう書いています。

 《これは痛恨の極みであるが、山村さんが何度も来日し、東京や横浜のほか日本各地で無料の公開治療や、勉強会をしていたのに私はそのことを知らなかった。私は、だから、生前の山村さんにはお会いしたこともない。ただ、いまは、上記の2冊(『神からのギフト』と『与え尽くしの愛』)の著書を通じて、山村さんが文字通り輝かしい「与え尽くしの愛」を実践して流星のように宇宙に消えていったその生涯を知り、深い敬意だけではなく、限りないなつかしさと親しみの気持ちをも抑えることができないでいる。》

 あなたが言われるように、私の長男・潔典も山村さんと生年は同じですが、霊界で、潔典と山村さんが息子さんに会いに行ったというお話には、不思議なご縁を感じます。いつも明るく笑顔を絶やすことのなかった息子さんの前向きなご性格は、著書による山村さんもそうでしたし、潔典も同じでしたから、お互いに惹き合うものがあったのでしょう。あなたは、その息子さんから、霊的真理をいろいろと学んでこられました。それは、シルバー・バーチがよく言っているように、あなたも息子さんに導かれて、真理を受け止める「魂の準備」が出来ていたからだと思います。私は、前回のあなたからのメールの返信に、「誰からも祝福されるべき母と子の姿」と書きましたが、今度のメールでも、そのことを改めて感じさせられています。

 間もなく迎えられる息子さんの「思い出を話す会」には、甥と姪の二人のお子さんも出席されるそうで、霊界の息子さんもきっと喜ばれることでしょう。このような会で、息子さんの円満で明るいお人柄を偲ぶことそのものが、二人のお子さんたちにとっても何よりの「教育」になるのではないかと考えています。あなたは、幸せな、ごく稀な例として、霊界の息子さんと、いろいろと「対話」を続けてこられました。そのあなたの姿は、二人のお子さんたちにとっても、深くこころに沁み込んでいるはずです。貴重な霊界の真理を、お子さんたちもまた、あなたと、慕っていた「あにに」から、自然に、学んできたことになるのではないでしょうか。二人のお子さんや、息子さんが大好きであった何人かの人たちが顔を揃える「思い出の会」には、もしかしたら、山村さんや私の長男の潔典も,霊界から参加させていただくことになるのかもしれないと、私は、想像を巡らしたりしています。




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  霊界で息子が山村さんに会ったことなど    (2019.08.06)


 武本昌三様

 あれからもホームページに訪問させていただいております。ありがとうございます。その中の[身辺雑記](51)で山村幸夫さんの事を知りました。早速に黒木様に連絡させていただいて、本を取り寄せた次第です。

 山村さんにとても興味をひかれたのは、実は私の息子も山村さんとまではいかないのですが、不思議な力を持っていたのです。彼の場合は 25歳で少し珍しいガンになりました。手術のできない場所であったので、半年にわたる抗がん剤と放射線治療の結果、一度は寛解となりましたが半年後には転移。今回は手術ということになりましたが、首に大きな傷が残ってしまいました。皆さんから「その傷はどうされたのですか?」 と聞かれると、彼はにっこり笑って「クマと戦いまして(^^)/」と、答えていました。ユーモアがあるでしょう♪

 3年後には肝臓に転移して、地元の大学病院ではもう打つ手なしとの判断で、最終的な緩和治療をどうしていくかを話し合いましょうとまで言われました。幸いにして知人がインターネットを駆使して探してくれた九州・福岡の肝臓がんの専門医のところで、かなり良い状態になりました。その知人の大学時代の親友がその福岡で気功をしており、初診の日、その足で行ってみないかとお誘いがあり3人が施術をうけたのですが、息子だけが頭頂部からびっくりするほどの蒸気が出たのだそうです。今思えば、あの時にチャクラが開き、霊的なものを受け入れる状況ができたのではないかと思うのです。

 当時、主人は接骨院をしておりました。息子は肝臓に転移してからは、治療優先のために放射線技師の仕事を退職して主人の仕事を手伝うことになったのです。しばらくして息子は、人の体がレントゲンのように見えて、どこをどうすればいいのかを宇宙から教えてくれると言いだしたのです。これは宇宙交信法なんよと。その時は私も無知で理解がありませんでしたので(今なら霊界からの導きだと思えるのですが)、この子は何を言い出すのか、人に話したら頭がおかしくなったと思われるとの恐れから、主人と二人で、気功ということにしてほしいと息子を説得したものです。

 その後も、がんは各所に転移。その度の治療は本人にとってつらくて大変でしたが、息子からは一度も後ろ向きな言葉を聞いたことはありません。むしろいつも明るく笑顔を絶やさずに、反対に私たちを心配するような息子でした。2017年8月に31歳で他界する直前まで、感謝の気持ちしか口にしなかったのです。

 息子が他界して12日目に、今度は私に不思議なことが起こり始めました。夜中に温かいものがおりてきた感じがして、お腹のあたりが暖かくなったのを皮切りに、光が降りてきて自分とつながったとの感覚がありました。更には何かが頭頂部から胸のキュンとするあたりにドーンと入ってきた衝撃波を感じたりして、これは息子に違いないと感じ、息子とよくやっていたことを試してみたのです。イエスかノーかでしかわからないつたない通信法ですが、コンタクトが取れることがわかりました。「今は苦しみもなく明るいところにいる。神様のような輝く方にもお会いした」と、うれしい知らせもありました。

 この後私は、翌年の1月には、シルバーバーチの事を知り、そして霊的真理にたどり着いたのです。息子が教えてくれたのです。それには霊界のたくさんの方々の協力もあったそうです。私の場合は、霊能者といえるほどのものではないのですが、息子との交信を通じて生命が永遠であることを信じることができました。本当にありがたいです。息子に感謝です。他界してもなお私たちを案じて大変な苦労をして伝えてくれたのですから。

 息子に、潔典さん山村さんのことを聞いてみました。お二人は同じ年にお生まれだったんですね。ただお二人の事を頭に思い浮かべて聞いてみたときには反応がなかったんですが、写真とプロフィールのようなものを検索してみたところ、しばらくして情報が入ってきました。お二人とも、息子より少し上の界層にいらっしゃるそうです。そして、お二人が息子に会いに来てくださったそうです。とても気持ちの優しい方たちで、良い導きをいただいたとのことでした。

 あと1週間ほどで息子が他界して2年になろうとしております。せっかく息子から伝えられた「生命の永遠」という真理を、どのように人に伝えていけばいいのかを考えております。当日には、息子からの要請で、楽しかった思い出を話す会を、息子が大好きだった何人かで催す予定です。その会には、甥の小学4年、姪の小学2年も出る予定です。二人は息子の最期も一緒に看取ってくれました。看護師さんがきれいにして下さった後に、「最後の仕上げをしてくださいますか」とおっしゃって、おしぼりを渡されたのですが、「にいに」(二人とも息子の事をそう呼んで慕っていました)きれいにしようね」と当時の二人がきれいに拭いてくれて、顔にお化粧もしてくれました。思い出すと今でも涙が止まりません。

 子供たちにはいつも、命はずっと続き、にいにも目には見えないあちらの世界でたくさんの勉強をしたり、お仕事をしているとは話しております。子供達にはこのような感じで伝えていくこと良いとおもわれますか? 今年も例年を上回る暑さが続いております。武本先生もどうぞご自愛くださいませ。

 K, S.



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   誰からも祝福されるべき母と子の姿        (2019.07.13)


 K. S 様

 メールを拝見していて、ご子息のあたたかいお気持ちが伝わってくるような気がしました。私は、この世に生を受けた人間にとって何よりも大切なことは、地位、名誉、財産などよりも、高い霊格を持つことだと思っていますが、その高い霊格を示す指標が、愛と感謝の心であるといっていいのではないでしょうか。あなたのご子息は、生命の永遠を信じ、愛と感謝の生活を送っておられたということで、霊格の高い幸せな方でした。そしてそのご子息に導かれている母上のあなたも幸せですね。五濁悪世といわれるなかで、霊的真理にも気づかず、四苦八苦している人々が多いこの世の中では、あなた方のような親子は、最も祝福されるべき珍しい例であるといえるかもしれません。

 かつての私もそうでしたが、世の中には、自分が霊的存在であることを知らず、物質的価値観の渦中に巻き込まれて、つい自己本位になり、立身出世や資産の形成が幸せへの道であるとひたすらに思い込んでいる人々が数多くいます。愛からも離れ、感謝の気持ちをもつこともなく、充足されるはずもない欲望に苦しみながら、一方では、死の影に怯えて、刹那的な快楽を追い求めたりする人々も後を絶ちません。足ることを知り、思いやりの心を深めて、愛と感謝の気持ちをつことを学ぶためにこの世に生まれてきたはずなのに、この事実はなかなか理解されることが難しいようです。

 あなたもご存じのように、この世は、しばしば、霊性向上を目指して学ぶための魂の学校に譬えられます。学校には、常に、学習進度の速い人と遅い人がいるのはどこでも同じです。「人間にとって一番大切な資質は優しさだ」と言っていた私の長男は、早めに21歳でこの地上の学校を「卒業」しましたが、私の場合は「晩学」で目覚めも遅く、このように、89歳になってもまだ卒業できないでいます。おそらくこれは、前世で幾度も霊的目覚めの機会があったにもかかわらず、世間の評判を気にしたり、地位名誉を失うことを恐れて真理の受け入れに優柔不断であったことがカルマとなって、現世にまで引き継がれてきたからかもしれません。あなたのご子息は、そのような私にとっては、敬服すべき優等生です。あなたも誇りをもたれて、どうかこれからもお元気で、学びを深めていってください。




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   愛と感謝の気持ちで生きたわが子の思い出     (2019.07.13)


 武本先生 はじめまして。

 私の息子も2年前に病気にてこの世を去りました。息子は生前に永遠の命を信じていたようでした。そしてたくさんの「ありがとう」を残しておりました。感謝ノートと名付けられておりましたが、小さな日常のことへの感謝の言葉がのべられておりました。毎日のささいな出来事への感謝の気持ちが綴られていました。その他にもたくさんメモ書きもありましたが、その中で特に心に残ったつぎのようなことばがあります。

 ありがとうございます。生きるとは、感謝し自分を信じ、流動するモノを受け入れることです。わたしはわたしです。そして、人を通しこの世に生まれた存在、神、魂、物質、すべてが在ることでわたしはいます。ありがとう。天意(これは 愛と同じ意味なのだと生前話しておりました)。感謝。

 とにかく 愛について考える人でした そして徳を積まなければならないとも言っていました。私は息子の他界後、比較的早くに息子に導かれてシルバーバーチを知ることができました。霊界の事は確信しておりますが、こちらのホームページから、また、たくさんの学びが始まりました。シルバーバーチのことばと、地上でそれを受け止める先生のお言葉が心にしみます。まだまだ 勉強させていただきたいのです。このホームページはみんなの宝ではないでしょうか。ぜひとも 存続をお願いいたします。

 まだまだ、真理を知らずに苦しんでいる方が多いと思います。命の永遠を確信している私にとっても、更なる学びの場となってます。先生のように霊界の事を信じるまでの過程を、疑わしい思いを持たれていた事や、どのような書物を読んでどのような人物に影響を受けたなど、実際にあったことがら伝えて下さることは、ありがたいことだと思います。本当にありがとうございます。

 K. S.



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   シルバー・バーチに導かれて生きる (お知らせ)            (2019.06.28)

 
 今年の3月31日の本欄に、 E.S さんへのメール(「あなたのためにお祈り申し上げております」)を載せました。E.S さんは、一昨年、悪性リンパ腫と診断され、昨年4月には骨髄移植を受けられたのですが、半年後の10月に再発して、現在も闘病生活を続けておられる方です。それでも、「このHPと『天国からの手紙』を拝読させて頂きながら、『古代霊は語る』と『シルバーバーチの霊訓』も併読していくうちに、死後の生命を少しづつ受入れはじめて絶望から抜け出せました」とメールを送っていただきました。

 私は、「むかしの私が、あなたのようなご病気のことを聞けば、悲しく、気が動転するだけで、それでも何もできずに、ただ、月並みなお見舞いのことばを繰り返していたかもしれません。しかしいまの私は、あなたがシルバー・バーチを読まれ、シルバー・バーチの近くに居られることで救いを感じています。お辛い時には、どうかシルバー・バーチの教えを何度でも読み返して下さい」と、そのメールに返信しています。E.S さんは、闘病生活の中で、「今は人の役に立ちたいと思えるようになりました。これもスピリチュアリズムに導かれたお蔭です」と言われて、その後、私のHPの一部を、英文を含めて音声化し、この度、14項目をYouTubeへ投稿されたというご連絡を受けました。

 チャンネル名は、「4FRwSBT」で、これは、”For Fostering Resilience with Silver Birchs Teachings” を略したものだそうです。「皆様がシルバーバーチの教えを通して少しでも前向きな気持ちになられることを祈念して付けました」ということです。14項目の最初の1項目は、ご自分からのメッセージで、(『導き』 一人のがん患者より)となっています。このチャンネル名(YouTube 4FRwSBT)は、このHPの「リンク集」にも記載しておきますので、ご覧いただければと思います。E.S さんのご尽力に厚くお礼申し上げますとともに、厳しい闘病生活のなかで、前向きにシルバー・バーチの霊言に取り組んでおられる 尊い姿勢に改めて、敬意とこころからのお祈りを捧げたいと思います。




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     霊的真理に目覚めるということ      (2019.06.19)


 S. M. 様

 メールであなたが、子どもの頃から霊的な世界に関心があったと書かれているのを興味深く拝見しました。私たちは、何度も何度も繰り返してこの世に生まれ、霊性の向上を目指して経験を積んでいきますが、生まれた時には、私たちが本来霊的存在であることの意識は、肉体の鈍重さに遮られて、魂の奥深くに潜んだままになるのが普通だと思われます。だからこそ、その深奥の真実の自分に迫るためにも、精神統一や瞑想、祈りの大切さが説かれているのでしょう。長い輪廻転生のなかで、当然、その意識の覚醒には、それに近い人と遠い人に分かれてきますが、あなたのような方は、子供の頃からその意識に近い恵まれた状況にあったといってよいのかもしれません。あなたもご存じだと思いますが、シルバー・バーチは、この世の私たちの霊的意識について、こう述べています。

 《大半の人間は地上だけが人間の住む世界だと考えています。現代の生活が人間生活のすべてであると思い込み、そこで、物的なものを、いずれは残して死んでいかねはならないものなのに、せっせと蓄積しようとします。戦争、流血、悲劇、病気の数々も、元はと言えば、人間が今この時点において立派に霊的存在であること、つまり人間は肉体のみの存在ではないという生命の神秘を知らない人が多すぎるからです。人間は肉体を通して自我を表現している霊魂なのです。それが地上という物質の世界での生活を通して魂を生長させ発達させて、死後に始まる本来の霊の世界における生活に備えているのです。》(『霊訓 (12)』 pp. 220-221)

 かつての私も、この地上だけが、人間の住む世界だと考えていました。私の前世では、何度もこの霊的真理に目覚める機会がありましたが、社会的偏見の中で、自分の地位、名誉などを失うことを危惧して、真理からは遠ざかっていたといわれています。今生でも、霊的真理などを口にすることは、大学教授としてはあるまじきこととして、長い間、盲目的に世間の常識に囚われていましたから、私は、妻や子との死別という耐え難い試練を経て、やっと、霊的真理に辿り着いたことになります。あなたのいわれる政木和三さんも、大阪帝大で工学博士になった科学者ですが、ユリ・ゲラーの超能力などが信じられずに、その「いかさま」を暴く目的で、霊能力の研究に乗り出したのが、スピリチュアリストになった動機であったと聞いています。私はよく引用するのですが、シルバー・バーチは、この霊的真理の目覚めについても、次のように言っていますね。

 《忘れてならないのは、真理を理解するには前もって魂に受け入れ態勢ができあがっていなけれければならないということです。その態勢が整わないかぎり、それは岩石に針を突きさそうとするようなもので、いくら努力しても無駄です。魂が苦しみや悲しみの体験を通じて耕されるにつれて岩石のような硬さが取れ、代わって受容性のある、求道心に富んだ従順な体質ができあがります。》(『霊訓 (7)』 pp.68-69)

 霊的真理に目覚め、この世に生を受けた何よりも大切な目的が霊性の向上にあることを理解すると、私たちは霊的存在としての本当の自分を自覚し、この世での様々な試練を通して、一段一段と霊性を高めていくようになります。この世では、人物の評価に「人格」という言葉を使ったりしますが、人格よりも大切なのは「霊格」でしょう。霊格には、この世の地位、財産、権力、名誉などは、何の関係もありません。しかし、私たちの魂の故里である霊界では、この霊格の高下によって、闇から光への厳然たる序列が形作られています。こういう真実をも学びの中で知ることができるのは、幸せですね。お互いに切磋琢磨して、この世にいる間にも、明るく希望を持って、一歩一歩、光への道を歩み続けることを心がけたいものと思います。




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    霊的真理を求めて歩み続ける          (2019.06.19)


 少し前に武本先生にメールを送らせて頂いた者です。思えば子どもの頃から霊的な世界に興味があり、少しずつ真理に触れる機会が増えていき、昨年、武本先生のHP に辿り着きました。今までのふわりとした感覚だったものが以前に比べると実感しやすくなった(している)という感じです。以前から知っていたことが、より分かりやすくなった、あれはこういうことだったのか、なるほど!とシルバーバーチの霊訓などからでも思えることが増えました。そんな中、霊的真理を知ったつもりでも、不安や心配の念にかられることがあり、そうすると、「あぁ、私はまだ、真理を完璧に理解していないのだなぁ」と省みることがよくあります。

 しかしながら、武本先生の膨大な量のHP を少しずつですが拝見し、学ばせて頂いていることは、私にとってかけがえのない経験になっております。ご子息の潔典さんが、幼少の頃より「満ち足りた表情でいつもニコニコしていた」とあり、その事が、私の心の中で日に何度か思い起こされることとなっていました。すると、先日インターネットをしているとき、私は今回初めて存じあげることとなったのですが、政木和三さんという方の存在を知り、この方の言葉、教えから潔典さんの姿と重なるなぁ(満ち足りた心→感謝)と感じた次第です。武本先生のHP に登場される方々は勿論、武本先生から教わることと、全ては繋がっていて、人として大事なこと(霊的真理)は一貫して同じだと、改めて思う私でした。

 先生のHP を全て読みきれておりませんので、既に武本先生のHP の中で政木和三さんのことに触れられていたら、申し訳ございません。纏りのない文章となっておりますが、心に残るとても有り難い色々なエピソードや真理を、私たちに伝えて下さり、本当に感謝しております。教わったことを少しずつでも実践していくように、精進していきます。これから、暑くなりますがご自愛くださいませ。

 S. M.



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  生命の実相に迫るための視野と尺度を   (2019.05.23)


 M. K. 様

 メールを拝見しました。このメールであなたは、「夫が病気になり、しかも最初から余命宣告されるほどの状態になっていたのは、夫の生き方にどこか大きな間違いがあったということになります」と書いておられますが、それは違うのではないでしょうか。そうではなくて、あなたと同じように、私も、あなたのご夫君の生き方に間違いがあったとは全く考えません。ご夫君との別離のお悲しみはお察し申し上げますが、それでも、あえて申し上げれば、ご夫君はこの世の 61年間を精一杯に生きて、幸せな人生を全うされたのだと思います。

 愛する家族との死別に際しては、誰もが知っておかねばならない大切な「真実」があります。まず、愛する家族は霊界で元気に生き続けているということです。私たちは何度も生まれ変わりを繰り返しながら、修行を積んでいきますが、今生は、そのうちの一こまであるに過ぎません。ある人生では、私の長男のように21歳で他界したり、また別の人生では、壮年の働き盛りでこの世を去ったり、或いは、100年の長寿を生き永らえたこともあったかもしれません。みんなそれぞれに意味があってそのように生きてきたのです。何百回、何千回も生まれ変わってきた中で、そのなかの一こまだけを取り上げて、それがいのちのすべてであると考えてはならないのでしょう。

 そして、そのそれぞれのいのちの一こまの「長さ」が決められるのは、絶対に不公平のない宇宙の摂理の中で「神の管理」の下に置かれていることも知っておく必要があります。たまたま、いま載せている「菩薩界から来た人」(「参考資料28」)のなかでも中川昌蔵氏が述べているように、「本当の死は、三次元の肉体で決まるのではなく、四次元で決まる」といわれています。「生き方や思い方を変えることで奇跡的な治癒に至ったという例」も、もちろんないわけではありませんが、これらも、決して「神の管理」から離れた例外ではないのだと思います。さらに、それよりももっと大切なことは、その一こまである今生をどのように生きてきたか、ということだと思いますが、あなたのご夫君は、多くの人々から慕われ、頼りにされていて、「家族の誇り」でもあった立派な生涯を送られました。

 シルバー・バーチは、こういうことを言っていますね。「死ぬということは生命を失うことではなく、別の生命を得ることなのです。肉体の束縛から解放されて、痛みも不自由も制約もない自由な身となって地上での善行の報いを受け、叶えられなかった望みが叶えられる、より豊かな世界へ赴いた人のことを悲しむのは間違いです」。(『霊訓 (12)』p. 217) 今では、あなたのご夫君こそ、「善行の報いを受け」、元気溌溂として、地上で「叶えられなかった望みを叶えて」おられるのではないでしょうか。それを「悲しむのは間違いです」とシルバー・バーチは諭しています。さらにまた、「霊界へ旅立った愛する家族にとっての唯一の辛さは、地上に残した人々が自分のことで嘆き悲しんでいることです」とも言っています。(『霊訓(4)』p.44) どうか、これらのことばを真摯に受け止めてください。

 おそらく、この世の刹那的な尺度と狭い視野では生命の実相を捉えることはできないのでしょう。私たちはみんな本来が霊的な存在です。そして霊界が私たちの本来の棲み家です。霊的存在としての永遠の尺度と宇宙の視野を持つことで、一般に考えられているような生と死は全く違って見えることになります。悲しみを乗り越えて心穏やかに生きていくためにも、世間の世俗的な「常識」に惑わされることなく、これからも希望を持って、シルバー・バーチの教えについての学びを深めていっていただきたいと思います。




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  一所懸命に手を尽くしても報いられることなく   (2019.05.23)

 武本先生

 はじめてメールをいたします。私は昨年8月に夫(61歳)を亡くしました。病気が発覚してからわずか二ヶ月半後のあっという間の別れでした。結婚以来35年間、明るく前向きでものごとの良い面だけを見る性格の夫に全面的に助けられて生きてきました。子どもは三人おり、よい父親であったと思います。職業は教師でしたが、教え子や同僚の先生方からも慕われ頼りにされていたことが、亡くなった後に訪れてくださる方々のお話からも伺えました。身内のことではありますが、立派な人間であったと、家族皆で誇りに思っています。

 夫は100歳まで生きたい、やりたいことがたくさんあると、常々明るく話し、夢を語っていました。定年一年前に退職し、夫の言葉を借りれば「ある日突然、天から下りてきた」導きにしたがって、小さな店を開きました。開店して一年後に健康診断で異常を指摘され、いわば志半ばで去って行きました。夫が亡くなってから、私は夫がどうしてこういう形で死ななければならなかったのか、その理由と意味を知りたいと、夢中でさまざまな本やサイトを探し回るようになりました。そして、幸運にも先生のホームページにたどりつくことができました。シルバーバーチの「霊訓集」をはじめ、先生のサイトで知った方々の本などもかなり読みました。

 今はまだ心穏やかとはいきません。まだ頭で納得している段階であると思います。自分にはいわゆる霊感はありませんので、体感できればもっと違ってくるのかと思います。先生が素晴らしいミディアムに出逢われたことを羨ましく感じます。それでも、いつか自分にも、夫があちらの世界で元気に生きていることがはっきり分かる日が来ると希望を持っています。ほんとうはたくさんのサインを送ってくれているのに、鈍感な私が気づかないだけかもしれません。

 いま、一つ、大きな疑問があります。病気というのは、その人の生き方に無理が生じていることを知らせるサインだ、という話をいろいろなところで読みました。生き方や思い方を変えることで、奇跡的な治癒に至ったという例も読みました。とすれば、夫が病気になり、しかも最初から余命宣告されるほどの状態になっていたのは、夫の生き方にどこか大きな間違いがあったということになります。けれども、上に書いたように、私は夫の生き方に間違いがあったとは思えないのです。明るく朗らかでストレス解消も上手でした。見事な生き方であったと思っています。

 夫は主治医からきびしい見通しを示されたときも取り乱すことなく、良くなるために瞑想的なこともやろうとしていましたし、食生活も全面的に見直していました。家族もできうる限り、考え得る限りの手を尽くしたと思っています。しかし、病状は一度も好転することなく、最後は急激に悪化してあっけなく亡くなってしまいました。シルバーバーチの教えでしたでしょうか、寿命ならばどんなことをしても治らないし、寿命でなければどんなに悪い状態でも治る、なおかつ人は生まれる前に自分で寿命を決めてくるといわれます。

 あれほど手を尽くしてもまったく効果がなく一気に死に向かっていったのは、それが夫が自ら定めた寿命だったのだと私は考えています。いえ、そう考えたいのです。でなければ、治せなかったのは夫が生き方を直さなかったからだという解釈が成り立つことになります。そして、それを考えるとき、とても心が痛み、苦しくなります。なので、今の私は、がんなどを乗り越えた人の体験談は読みたくありません。それならどうして夫は治らなかったのか、なにが間違っていたのかとどうしても考えざるを得なくなるからです。そこでいつも自分のなかでの堂々巡りになります。先生はこの点についてどのようにお考えになりますか。

 私の文章そのものも堂々巡りになっていますね。長々と書き連ねてしまい申しわけありません。読んでくださるだけで満足です。最後に――。私が先生のホームページにたどりついたとき、ホームページを閉じるというお知らせが最初に目に入って焦りました。先生のサイトの存在が私の支えになっています。どうかこのままご無理のない範囲で続けてくださいますようにお願い申しあげます。

 M. K.



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    悲しみの果てに共感する希望の光     (2019.04.24)


 T. H. 様

 誕生日祝いのおことばを有難うございます。また、このホームページをご覧いただいていることを、こころから感謝申し上げます。

 ご主人を突然の病で亡くされて、さぞ辛い思いをされていたことであろうとお察し申し上げます。「死後の生」についての理解があっても、私たちにとって、愛する家族との死別はこの上ない悲しみであることには変わりはありません。あの空海でさえ、姉の子であり最初の弟子であった智泉が亡くなった時には、「悟りを開けば この世の悲しみはすべて迷いの生み出す幻にすぎないことはわかっています。それでも あなたとの別れには涙を流さずにはいられません」と言って、「悲しい哉 悲しい哉」と嘆き悲しみました。

 人間は生まれた以上、必ず死にますから、私たちはすべて、愛する家族との「死別の悲しみ」からは免れることができません。ただ、それをどう受け止めていくのかが問われることになります。死んだら終わりで無に帰してしまうのであれば、悲歎と怖れがあるだけで救いはありませんが、実は「死後の生」があって、私たちはみんな輪廻転生を繰り返しながら、長い霊界で生き続けていくことがわかれば、考え方も180度変わって希望の光が差し込んでくるようになります。この差は大きいですね。私自身が、その生と死の真実を知らずに、何年も苦しんできましたから、無知の恐ろしさを一人でも多くの方に知っていただきたいという強い思いが、いつもあります。

 私のH.P. は、先日の「寸感・短信」に書きましたように、「頑迷な無知の状態から、厳しい試練を経て霊界の真理へ目覚めていった歩みの記録」でもあります。このように私のすべてを曝け出して訴えていることに、あなたのような方からもお応えいただいていることがたいへん有難く、私も慰められています。私からも、重ねて厚くお礼申し上げます。




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   このホームページから慰めと勇気を       (2019.04.23)


 武本先生、お誕生日おめでとうございます。

 いつもH.Pを拝見させていただいております。私は 2015年に脳脳幹部出血で主人を突然失った時、昼夜ネットをさまよい苦しい日々を重ねておりました。その当時、先生のH.Pに出会ってどんなに慰められたかわかりません。

 その後もスピリチュアルの本を読みあさり、当時よりは幾らかこの世の独りにも慣れましたが、それでも不意に寂しさに覆われる時には、先生のページを開いております。ただただ感謝の気持ちをお伝えしたくてメールさせていただきました。

 H.P.では先生の人生についても記してくださり、たくさんの勇気をいただきました。本当にありがとうございました。

 T. H.


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  あなたのためにお祈り申し上げております  (2019.03.31)


 E. S. 様

 昨日のあなたからのメールにすぐ返信を差し上げたのですが、どういうわけか「配信不能」のサインが出てしまいました。今日また念のために送信してみましたが、やはり「配信不能」で、あなたには届いていないのではないかと思われます。やむをえず、お名前をイニシャルにして、この欄で返信させていただきます。

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 メールを拝見しました。重いご病気と闘いながら、挫けずに霊的真理の普及に努めたいというあなたのお気持ちに感動させられています。

 『叡智の言葉』と『霊訓原文』のPDF化と音声化、および「読書会」のHPから無償で閲覧・ダウンロードを可能とすることについては、差し支えありません。ご承知のように、「霊界文庫」でも一部、同様のご協力をいただいております。シルバー・バーチの教えが 1人でも多くの方々に届くように、私も微力を尽くしてきましたが、あなたにも仲間に加わっていただければ何よりです。

 むかしの私が、あなたのようなご病気のことを聞けば、悲しく、気が動転するだけで、それでも何もできずに、ただ、月並みなお見舞いのことばを繰り返していたかもしれません。しかしいまの私は、あなたがシルバー・バーチを読まれ、シルバー・バーチの近くに居られることで救いを感じています。

 お辛い時には、どうかシルバー・バーチの教えを何度でも読み返して下さい。そして、シルバー・バーチに祈ってください。それが、あなたが持っておられる本来の力強い自己免疫力を高めてくれるはずです。私もこころからあなたのためにお祈り申し上げております。



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   H.P.の公開継続で訴えていきたいこと       (2019.03.25)


 N. M 様

 メールを有り難く拝見しました。昨年10月21日のメールでは、あなたはお母様を亡くされたあと、今度はご自分が人々をケアする立場になり、「多くの方が信仰に関係なく天国での再会に希望を託されている事に驚かされます」と書いておられました。やはり、人々の大きな関心事は、死んだらどうなるのか、あの世で愛する家族に再開することはできるのか、というような死後の世界のことだと思いますが、その答えを見いだせずに、悲しんだり、苦しんだりしている人々が昔も今も数多く、跡を絶つことがありません。

 私は、それに対して、それを乗り越えることができる「たったひとつの方法」は、おそらく、霊的真理を理解すること以外にはないのではないか、と書いてきました。「人は死なない、死ぬことができない」「愛する家族とも会えないことは決してない」。そのことが本当にわかれば、そして心の底から納得できれば、死の恐怖も死別の悲しみも消えていくはずです。ですから、霊的真理を少しでも多くの方々と一緒に学んでいきたいという思いで、このホームページを更新し続けてきました。

 2017年12月には、ホームページの開設以来15年になるのを区切りに、「引退」を表明したのでしたが、その後も、いろいろと継続の要請や激励のお言葉をいただいたりして、結局、途中、「無断で停止させていただくこともあるかもしれない」ことのご了承をお願いしたうえで、公開そのものは継続することになりました。何よりも生と死の真実を知ることが大切で、私は自分で身に染みて体験してきた「知らない」ことの恐ろしさをこれからも訴えていきたいと思いますが、ただ、この「知る」ということはあまり簡単ではないのかもしれません。「真に価値のあるものは、苦しみや悲しみを味わうことなしには手に入れることができないのです」というシルバー・バーチの言葉を、私は近頃よく思い出したりしています。




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  また桜の花を美しいと思えるようになって     (2019.03.24)


 武本先生

 花の便りが聞かれる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。いつもHPの更新ありがとうございます。また、お礼が遅くなりました。この度はHPの継続をして頂けると知り大変喜んでいます。感謝致します。日本だけでなく海外にお住いの方々からもお喜びの連絡があったと聞き納得致しました。

 多分、連絡されていないだけで感謝されている方が大勢いらっしゃると思います。他の皆さんも同じだと思いますが、このHPが閉じずにあるだけで安心なんです。私にとってここは辛い時期に良く覗きに来ていた拠り所でした。どうか先生も無理されないで更新して下さい。

 桜の花がきれいな時期になりました。当時は全てがモノクロに見えていたのに、また桜を美しいと思える日が来るとは思いませんでした。もっと元気になってこちらのHPや武本先生をはじめ沢山の支えて下さった方々に恩返し出来る様に日々精進して行きたいと思います。本当にこの度はありがとうございました。季節の変わり目ですので、先生もどうぞご自愛下さい。

 N. M 



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   スピリチュアリズムの私設図書館開設 (紹介)    (2019.03.01)


 このホームページを読んでくださっている N さんが、ご自身のホームページ「霊界文庫」を開設されました。N さんは、スピリチュアリズムに出会った2年ほど前から、社会貢献活動の一環としてスピリチュアリズムの普及に努められるようになった方です。「シルバーバーチ読書会」にも参加されて、知り合いの方々も増え、毎日、充実した楽しい生活を過ごしておられるようです。

 この「霊界文庫」は、世界三大霊訓を代表とする正統派スピリチュアリズム図書を専門に取り扱うバーチャルの私設図書館です。電子書籍の無償ダウンロードや、図書の無料貸出サービスを利用することもできます。N さんは、また、スピリチュアリズムを知る一歩手前の人達を対象に、ヤフオクやYouTubeを利用した普及活動もされているとのことです。

 「霊界文庫」の一部として、私のホームページの「霊訓原文」も、その和訳部分を、バーチャルで視聴することができます。以下をクリックして、そのひと味違った趣をご堪能下さい。近いうちに、「霊界通信集」(A)の『新樹の通信』も視聴できるようになる予定です。
 

「霊界文庫」
http://reikaibunko.com/

「霊訓原文」和訳
https://youtu.be/WLCwKY6XwWc


 なお、この「霊界文庫」と「霊訓原文」和訳は、私のホームページの「リンク集」にも、加えておきます。いつでも自由にご視聴ください。




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  このHPを支えて下さっている方々にお礼を  (2019.02.23)


 2月20日に、このホームページの公開継続についてお知らせしましたが、その後、各地の読者の方々から、お心のこもったメールをいただきました。このホームページの公開継続でご助言をいただいてきた愛知の O教授からは、「大きな朗報です」というメールが届けられ、福岡のMさんは、「有難くて涙がでました」と書いてくださって、恐縮しました。「とてもうれしい変更です」と言ってくださったTさんからのメールなどのほか、オタワに在住してカナダ政府の翻訳局にお勤めの T さんからも、心温まるメールをいただき、このTさんが、大学時代に私の長男・潔典とバドミントン同好会で一緒であったという思いがけない「サプライズ」もありました。

 拙いホームページですが、このように支えて下さっている方々がおられる間は、私も公開継続に「可能な限り」努めていかねばならないと思っています。このホームページの公開継続にあたっていろいろとお労りやお励ましのご温情をお寄せくださいました方々に、ここに改めてこころからのお礼を申し上げます。有難うございました。




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  この H.P.の公開継続について (お知らせ)   (2019.02.20)


 昨年2月1日に、このホームページの終了をあと一年延期して、2019年の3月末まで公開を継続することをお伝えいたしました。その後もいろいろな方から、この件で、ご意見、ご要望、ご提案などをいただいてきました。特に、ホームページについて詳しい電子技術者のTさんからは、長文のお手紙で、対処の仕方などをご教示いただきました。皆様から寄せられたご温情に対して、こころから厚くお礼申し上げます。

 ささやかなホームページですが、2019年3月末で終了の予定を変更して、公開は可能な限り続けていきたいと思っています。シルバー・バーチの教えを中心に、いろいろと書いてきたことが、読者の方々に少しでもお役に立つことがあれば幸いです。ただ、今年4月以降は、更新は毎週1回程度にし、ホームページそのものの公開も、途中、無断で停止させていただくこともあるかもしれないことを、どうぞご了承ください。






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  「死後の生」の真実を体験できる幸せ     (2019.02.11)


 Y. R 様

 昨年の8月に最愛のお母様が急に亡くなられて、どんなにか悲しく辛いことであったろうとご心中お察し申し上げます。しかし、悲しみの中で、リーディングを受けられて、お母様が霊界でお元気で生きておられることを知ることができ、本当によかったですね。メールを拝見しながら、私も救われたような気がしました。あなたが「死後の生」の真実を知り、驚き、感動されたのも、優れた霊能者のお陰ですが、しかし何よりも、あなたの純真なこころが、このような「奇跡」を生み出したと私は思っています。それからまた、常にあなたの背後からあなたを見守り、導いてきた指導霊と守護霊のお陰であることも、心に留めておかねばならないと思います。

 30~40年ほど前から、日本でもいわゆる「精神世界」の本が少しずつ出回るようになって、シルバー・バーチの教えなども多くの人たちに知られるようになりました。『シルバー・バーチの霊訓』翻訳者の近藤千雄さんはもう亡くなられましたが、1992年に新潮社選書として『コナン・ドイルの心霊学』が出版された時、彼はたいへん喜んで、「こんな本も新潮社から出版してもらえるようになりました」とサイン入りで献呈本を送ってくれたことがあります。2011年には、東大医学部教授であった矢作直樹さんが『人は死なない』を出版して大きな反響を呼び起こしましたこともありました。しかし、世間の学者や知識人といわれるような人たちの反応は一般に相変わらず冷淡で、評論家の立花隆氏なども、東大教授ともあろうものが、こんな本を書くのは「開いた口が塞がらない」などといって酷評していたのを思い出します。

 人間が霊的存在であることを知り、「死後の生」を理解するというのは、科学を超えた領域ですから、科学万能の世界に生きてきた人々にとっては、あるまじきことで、かつては私自身も大学教授の一人として、永遠の生命とか生まれ変わりなどには強い拒否反応を示してきました。やはりこの霊的真理の前に立ちはだかる厚い壁を乗り越えるには、厳しい魂の試練が必要なのでしょう。そして、シルバー・バーチも言っているように、その試練を通じて、真理を受け容れる魂の準備が出来た人だけが「死後の生」の真実を掴みとることができるのだと思います。私は無知頑迷であったために、「魂の準備」ができるのが遅れました。このHPにも何度か書いてきましたが、私が妻と長男の「生」に確信を持てたのは、27年前の今日、1992年2月11日に、大英心霊協会で、優れた霊能者のアン・ターナーに逢った時以来です。

 私は、霊界で愛する家族が元気に生きていることを知ってあげることが、何よりの家族への供養になると思っていますが、あなたは、悲しみの日々の後、早々とお母様のお元気な姿に接することができました。あなたが言われているように、あなたのお母様は、今もあなたたちのことを見守りながら、自分が元気に生きていることを知ってくれたあなたのことを誇りに思い、感謝してくださっていることでしょう。あなたの感動は、お母様の感動でもあったに違いありません。そしてあなたの喜びは、お母様の喜びです。どうかこれからも、あなたが明るく幸せに生きていくことで、お母様をも明るく幸せにしてあげてください。


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  愛する母は霊界で元気に生きている    (2019.02.10)


 突然のメールで申し訳ありません。昨年から武本様のブログを拝見し、救われた者です。ご自身の辛い経験、想像さえ出来ないほどの思いをされた事と思います。だからこそこんなにも胸を打つブログになり、それに出会えた事が私には奇跡であります。

 昨年8月に最愛の母を病気で亡くしました。母が73才、私は42才です。私は母子家庭で育ったのですが、母が亡くなるまで寂しさや孤独などを一切感じることなく生きてきました。それが当たり前のように・・・・ しかし、母の癌が見付かり1ヶ月と20日という短い時間で逝ってしまってから、当たり前だと思っていた日々が、とんでもない奇跡と幸せだったのだと思い知らされました。母は私の生きる糧でした。亡くなるまで離れた事のない私達母娘は、他界という経験により離別してしまったのだと泣かない日はありませんでした。

 私は結婚しているのですが、母子家庭の私の事を理解し、母との同居を許してくれた主人にも、主人の両親にも感謝しております。母は元気な頃から病院で死ぬのは嫌だと、家に居たいと希望しており、最期まで姉と自宅で看護出来ました。それでも、辛く苦しい日々に笑えない日も、冷たくあたる日もあり、毎日母に謝りたいと願うばかりでした。しかし武本様のこのブログにより、少しずつ母を探すという考えてもみなかった行動に出られるようになり、リーディングにも出会いました。そして確実に母だと思える存在に出会うことが出来ました。母と会えたのです。母は今も私達を思い、そして元気で確実に生きている。武本様が仰る通りでした。本当に驚き、感動しました。最初は怪訝に思っていた姉も、今は一緒に会いに行くまでになりました。

 支離滅裂ですみません。何度も書いては落ち着いてと自分に言い聞かせてきました。2019年3月でブログを終えられるとのことで、どうしてもお礼を申し上げたくメールさせて頂きました。武本様が、最愛のお二人と再会出来る日を想像するだけで涙が出そうです。生意気ですみません。私も精一杯、主人と愛犬たちを愛し、何時の日か、胸を張って母に会いに行こうと思います。武本様、どうぞお身体ご自愛ください。本当に本当にありがとうございました。

 Y. R.




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   明けまして おめでとうございます   (2019.01.01)


 私も何とか無事に越年し、新しい年を迎えることができました。改めて新年のご挨拶を申し上げます。

 このホームページも昨年暮れまでに、アクセス数が 82万1千回に達しました。生と死を考えるという重いテーマを中心に私なりの努力を重ねてきましたが、このささやかな試みを、日本各地や海外から支えて下さっている多くの方々に、衷心より厚くお礼を申し上げます。

 どうか今年が皆様にとって佳い年でありますように。皆様のご健勝とご多幸をこころからお祈り申しあげます。








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   お子さんからも褒められるあなたに    (2018.10.27)


 K. S. 様

 昨年3月27日の那須雪崩事故で、春山登山の講習会に参加していた生徒7人と引率教員1人が死亡したというのは、大きな衝撃と悲しみのニュースでした。あなたのお子さんも、その雪崩に巻き込まれていたことをお伺いして、お慰めすることばもありません。遅ればせながら、こころからお子さんのご冥福をお祈り申し上げます。

 事故の後、あなたが「胸が張り裂ける様な日々」を過ごされたことは、私にはよくわかります。私の場合も、悲しみのあまり、しばらく声が出なくなったことがありました。あなたは、それでも、やがてリーディングを受けられ、お子さんの存在を確かに感じ取ることができたことは、お子さんのお導きであったかもしれません。

 私のHPの「霊界からのメッセージ」をお読みいただいているそうですが、あの程度の通信を受け取るようになるまでには、私には、数年間の暗中模索のような日々がありました。霊能者が200人もいるという教団に何か月も通ったりしましたが、霊界からの納得できる情報は得られませんでした。私にはまだ、霊的真理を受け容れる魂の準備が出来ていなかったからでしょう。それに、悲歎に暮れている間はこころが閉ざされていて、霊的に感応することを難しくしていたこともあったかもしれません。

 このHPの「霊界通信集」(A)に、『新樹の通信』の現代文訳を載せてあります。著者の浅野和三郎先生は、日本における心霊研究の先駆者でしたし、多慶子夫人は優れた霊能者でした。若くして亡くなられた新樹氏との通信は、この世での親子の通信と変わらないほどに詳細で具体的ですが、条件さえ整えば、霊界との通信がここまで可能であるということを示す第一級の資料であると思います。愛する家族を亡くされて悲しみに沈んでおられる方々には、救いと希望のメッセージになることを願いながら、浅野先生のご遺族のご了承を得て現代文に訳しました。「霊界通信集」(B)でも、さまざまな通信例を80件載せたありますが、私自身は、霊界通信については、『新樹の通信』を繰り返し読めば十分ではないかと思ったりしています。

 あなたもすでに理解され始めていますように、お子さんは、いまも元気溌溂とした姿のまま、すぐ近くからあなたを見守ってくれています。私たちはみな、この世の一瞬を生きていますが、この世は仮の世界で、やがては実の世界である霊界へ還っていきます。輪廻転生を繰り返しながら、またこの世に戻ってくることもあるでしょう。そのような生と死の真実を知ることができれば、悲しみは癒されます(それだけが唯一の悲嘆を乗り越えられる道であるといってもいいかもしれません)。あなたも書いておられるように、これからもさらに霊的真理を学び続けて、今度お子さんと再会される時には、お子さんからも、「お母さん、よく頑張ったね」と褒められるあなたであってください。ご研鑽とご健勝をこころからお祈りしています。




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  「霊界からのメッセージ」を何度も読み返しつつ    (2018.10.27)


 こんにちわ。私は去年の3月27日、那須雪崩事故にて最愛の息子を亡くしました。事故の一報を受けた後も、必ず息子は生還してくると信じていました。が、祈り叶わずでした。現実を受け入れる事ができず、何故あんなに良い子達があの若さで命を落とさなければならなかったのか。悲しみと切なさ、悔しさで胸が張り裂ける様な日々を過ごしていました。

 そんなある日に知人の紹介にて、息子のリーディングを受けました。ミィディアムの方の話の向こう側に確かに息子を感じる事が出来、やはり魂は永遠なのだと少しだけほっとしました。帰りぎわにミィディアムの方に武本先生と「ともしび」のお話を伺いホームページへと辿り着く事が出来ました。

 何度も何度も、「霊界からのメッセージ」を読み返しています。ちゃんと息子の魂は存在し側にいて見守ってくれているんだ。私が亡くなりあちらの世界に行った時、また会うこと、話すこと、思いっきり抱き締めることも出来るんだ。そしたら、再会した時息子に頑張ったね!って褒めてもらえる様一生懸命生きなきゃ!そう思える様になりました。

 武本先生ありがとうございます。これからもずっとこのホームぺージは私の人生のバイブルです。先生どうぞお身体を大切に。これからもよろしくお願いいたします。

 K. S.



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   このHPを読んでくださっている方々にお礼を    (2018.10.22)


 N. M 様

 メールを拝見しました。友人の方が、亡くなられる前にこのホームページや飯田さんの本に親しんでおられたことをお伺して、少し救われたような気がしています。霊界へ移る時に、霊的知識をもっていれば、不必要な恐怖心を抱かなくてもすみますし、環境の変化にも容易に順応できると考えられます。私も、いまではそういうこともわかりますから、いろいろと曲折を経て、霊的真理の一端でも知り得たことを、たいへん有難いことだと思っています。

 私は、飯田文彦さんとは、彼が『生きがいの創造』を出す前から文通していました。お互いに大学に籍をおく者としての親しみもありました。彼に言わせると、私は彼の「ソールメイト」なのだそうです。私は、国立大学に長くいましたので、霊魂とか霊界とかの話を持ち出すことは、大学社会では「禁忌」であることをよく知っていました。私自身も、長い間、霊的真理からは遠いところにいましたから、それだけに、彼が大学の紀要に霊界について触れているのを知ったときには、批判を受けるのではないかと少し気になったことを覚えています。ご承知のことかと思いますが、いまでは彼も、大学を離れて、自由の立場で活躍の場を大きく広げているようです。

 東大医学部教授の矢作直樹さんが、2011年に出した『人は死なない』も、世間に対しては大きな刺激になったと思います。評論家の立花隆氏などから、東大教授ともあろうものが、このような本を出すなんて、「開いた口が塞がらない」というような厳しい批判を受けたりしましたが、矢作さんは、あまり気にしていないようです。翌年には、ヘミシンクによる霊界探訪の実践者である坂本政道さんとの共著で、「あの世」をめぐる対談集『死ぬことが怖くなくなるたったひとつの方法』(徳間書店、2012)を出版し、その後も、同様の本を次々と出版しています。あなたも言われているように、1980年代の後半あたりから、死後の生についての本がいろいろと出まわりはじめて、求めようとさえすれば容易に手に入るようになりました。私などは、「科学で解明できるものだけが真理である」というアカデミズムの世界にあまりにも長く、どっぷりと漬かっていましたから、霊的真理に目覚めたのは、かなり遅い方です。

 世の中には、昔も今も、愛する家族を失って嘆き悲しんでいる人々が数多くいます。老齢になって、迫りくる死の恐怖に怯えている人々も、決して少なくはありません。そういう悲嘆や恐怖を乗り越えることができる「たったひとつの方法」は、おそらく、霊的真理を理解すること以外にはないでしょう。私は自分自身の体験からもそう確信しながら、いままで、その体験を講演会で話し、本にも書き、このようなHPでも、訴えてきました。私の前世では、何度も霊的真理を疑い忌避してきたことがあったといわれていますから、今世で、このように霊的真理を普及するために微力を尽くすようになったのも、おそらくそれが私に与えられた使命なのでしょう。私は、その使命を私なりに、なんとか果たそうと努めながらいままで生きてきました。このようなHPも、あなたが言ってくださっているように、読者の方々に、少しでも、なんらかのお役にたってきたとすれば、大変有難いことだと思っています。あなたにも、私のほうからこそ厚くお礼申し上げます。




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    長くがんを患っていた友人を見送って        (2018.10.21)


 武本先生

 朝夕はめっきり冷え込んできておりますが、その後お体調の方はいかがですか。いつもホームページの更新ありがとうございます。またお礼が遅れましたが、ホームページの閉鎖を1年延ばして下さってありがとうございました。ありがたかった反面、体調の事を心配しており感謝の気持ちをすぐお伝えするべきか迷っていた為にお礼が遅れました。改めて延長していただき感謝致します。

 実は初夏に長くがんを患っていた友人を亡くしました。母が亡くなった時に支えてもらった友人の1人でこちらのホームページの事や『生きがいの創造』の飯田先生のお話をよくしていました。辛い闘病中、心の拠り所にしていた様です。そして友人を急に亡くしたがん友の方にもこちらのホームページを紹介してあげていました。彼女の分も改めて感謝の気持ちを伝えたくてメール致しました。本当にありがとうございました。

 母が亡くなり数年経ち少しずつケアする側にまわる様になりますと多くの方が信仰に関係なく天国での再会に希望を託されている事に驚かされます。今でこそ、書店にはスピリチュアルコーナーが設けられシャーリーマクレーンさんや山川ご夫妻の本が並び、テレビでは江原さんやアメリカの著名なスピリチュアルカウンセラーを見る事が出来る様になりました。でも先生はこんなにポピュラーになる前に自らイギリスに行かれご家族との再会を果たせられたんですよね。その姿は私達遺族にとってこのホームページのお名前である「ともしび」と同じく暗闇を灯してくれる一筋の光でした。ここを訪れた多くの方もそう思われていると思います。

 このホームページもあと数ヶ月で閉じてしまうのはとても残念ですが体調が一番ですのでどうぞ

無理はされないで下さい。残りあと数ヶ月になって参りましたが、どうぞ宜しくお願い致します。これからますます寒くなって参ります。くれぐれもお体ご自愛くださいませ。

 N. M 



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   霊的真理によってのみ癒される悲しみと苦しみ  (2018.10.08)


 S. Y. 様

 メールを拝見しました。あなたのお悲しみとお母様を想うお気持ちに心を打たれています。

 最愛の母を亡くして嘆き悲しまない人がいるでしょうか。今年の5月.21日の「メール交歓」にも書きましたように、空海でさえ愛弟子の死に際して、深く悲しんでいました。あなたが嘆き苦しまれるのも、私にはよくわかります。悲しくてならない時には、心ゆくまで涙を流されてよいのです。ただ、いつまでも悲しまれてはいけないでしょう。それでは、あなたのお母様をも、悲しませてしまうことになってしまうからです。

 私は、この HP にも書いてきましたように、家族の突然の死に直面して、悲歎と絶望のなかで苦しんでいました。霊界のことなど何もわからず、死後の生などについては全くの無知でしたから、生きる希望さえ失って、何年も何年も悲しんでいました。藁にも縋る思いで、仏典や聖書を読み、幾つかの宗教団体にも通い、数多くの霊能者とも接触するようになりましたが、それでも、霊とか魂を信じるようなことは「大学教授としてあるまじきこと」と考えられているようなアカデミズムに、どっぷりと漬かってそれまで生きていましたから、無明の闇からはなかなか抜け出ることはできませんでした。私の『天国からの手紙』のなかで触れたように、私がやっと霊的真理に目覚めたのは、1991年にロンドンに住むようになってからのことです。

 妻と長男が立派に生きていることも気がつかずに、いつまでも嘆き悲しんでいる。そのような私の姿は、霊界からは丸見えですから、妻と長男も辛い思いをしていたことと思います。長男は、いつまでも無知のままでいる父親の姿が歯がゆかったのでしょう。霊界から「お父さんは何でもできる人ではないか」と強く窘められたこともありました。いまでは、無知の恐ろしさを身にしみて感じながら、彼らに長い間、辛い思いをさせてきたことをすまなく思っています。だからこそ私は、「確かに、その姿は目の前には見えないかもしれない。しかし、もう永遠に会えない、となぜ思い込むのか。話し合うこともできないと、誰がそう言ったのか。『死んで』しまったのだから、本当にもう会うことも話し合うこともできないのか。それを自分で確かめたのか。――いまでは、私は、溢れるような思いを抑えて、そう問いかけることができる」と、本にも書きました。

 あなたのお母様は、いまは体調も少しも悪くはなく、健康そのもののお元気な姿で、すぐ近くからあなたを見守ってくださっています。繰り返しますが、あなたが悲しめば、お母様も悲しまれます。あなたが、お母様の真実の姿を知ってあげて、後悔も喪失感もない明るい生活を取り戻されれば、お母様も安心して、こころから喜ばれることでしょう。それが、本当の供養です。あなたはお母様です。お母様は、あなたです。元気に生きておられるお母様のことを理解する学びを深めて、今度再会される時には、お母様からも褒められ、感謝されるあなたであってください。シルバー・バーチも、「あなた方と愛しあっている霊界の人たちは、あなた方を決して見失うことはありません。彼らは、自分たちの愛が及ぶ範囲内にとどまって、それより遠いところへ行ってしまうことはないのです」と言っています。(「霊訓原文」146など) そのような霊的真理を知ることによって、悲しみと苦しみを克服していかれることを、衷心よりお祈りしています。



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  最愛の母を亡くして後悔と喪失感で苦しむ   (2018.10.07)


 武本先生

 はじめまして、S. Y. と申します。8月に最愛の母を64才で亡くしてしまい、後悔と喪失感で、苦しむ日々を送っております。去年体調の悪い母を残し、結婚後、家を出てからちょうど1年後、母は亡くなりました。離れていても常に母を想い、自分にできることを行ってきたつもりですが、結果何の恩返しもできないまま、急な別れとなってしまいました。

 自分のせいで母を救えなかったという苦しみの中、武本先生の著書とHPにめぐりあいました。先生は、想像を絶する苦しみの中で光を見出だし、更に他の人たちを救うべく努力をされているのを目の当たりにし、頭の下がる思いです。HP終了延期中にHPに出会えたこと、とても幸運に思います。

 先生の本に、人は死なないとの記述があり、かなり精神的に救われた気がしています。具体的、現実的な記述がとても身にしみました。まだ喪失感で苦しいですが、先生の言葉を知ったため救われていると思います。私もいつか母との再会を果たせますでしょうか? 本当にありがとうございました。



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   「寸感・短信」欄の一部の移動について       (2018.09.18)


   (お知らせ)

 「寸感・短信」欄の「死後の魂のあり方を示す法則」(2018.09.06)は削除して、「参考資料」(16)へ移しました。



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  空海でさえ悲しんでいたことを思い起こしつつ    (2018.05.21)


 R. E. 様

 このホームページの「寸感・短信」No.88 (2015.08.05) に、「弟子の死を嘆き悲しんだ空海」と題した小文を載せています。空海は、52歳の時に、姉の子であり愛弟子でもあった37歳の智泉を亡くしました。空海は、この智泉の死を深く悲しみ、「悟りを開けば、この世の悲しみ驚きは、すべて迷いの生み出す幻にすぎないことはわかっています。それでも あなたとの別れには、涙を流さずにはいられません」と嘆いています。あなたからのメールを拝見しながら、私は、この空海のことばを思い出していました。空海でさえ、悲しみは「迷いの生み出す幻」とわかっていても、涙を抑えきれなかったのです。それで私も、この小文の冒頭で、つぎのように書きました。

 《私たちは霊的存在であり、永遠の生命をもっている。霊には死はなく、死というのはドアを開いて隣の部屋へ移るようなものであるにすぎない。だから、死を悲しむのは間違っている・・・・というようなことは、私たちはすでにいろいろと教えられ、学んできた。しかし、やはり、愛する肉親に死なれたりすると、深い悲しみを抑えることができない。自然に止めどもなく涙が流れる。それが人間ではないか、悲しい時には思い切り泣けばいいのではないか、と思ったりもする。》

 私自身も、霊的真理に触れるようになるまでは、何年も悲しみ苦しみ続けました。しかし、紆余曲折の末に生と死の真実を知るようになってからは、初めて心が癒され、悲嘆からも解放されました。そして今では、長年苦しんできた自分の体験からも、霊的真理に無知であることの恐ろしさを、ひろく訴えていくようにもなりました。大切な人の死に直面して、嘆き悲しむのはわかります。しかし、もし、いのちは永遠で「死」はないのだということを、知ることがなければ、いつまでもその嘆きは続いていくことになってしまうのです。この「知る」と「知らない」との違いは大きく深刻です。あなたも、この違いがおわかりになっているからこそ、「天に導かれ人のお役に立つことができればと思っています」と書かれました。

 普通は、愛する人の死に直面して悲嘆に暮れている人に対しては、祈るような気持ちで、いのちの永遠を知っていただこうと努めるものですが、あなたはすでに霊的真理については多くを学んでおられますから、それが私にとっても救いです。悲しみから早く立ち直られて、あなた自身の霊性向上の道をこれからも着実に歩んでいかれますよう、心からお祈りしています。




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  死の真実を理解していても流れ出る涙     (2018.05.21)


 武本先生

 初めてメールをさせていただきます。武本先生のブログは数年前より読み続けています。一つだけの教えに拘らず、あらゆる角度からの膨大なる量の資料と知識に感銘を受け、心の迷いが生じれば必要なページに行き納得し勇気づけられています。魂の赴くまま霊について学び始め、霊性が低い為にそれに見合った霊の影響を受け体調を崩したり、正しくない教えに流れていたり、うつになり引きこもり、試行錯誤で今日まできました。

 シルバーバーチを代表にその他の霊界からの通信により、人間は死後も魂は永遠に生き続けると教えられ、生きる希望を与えられ、そして「死」に対しても一つ の通過点に過ぎず、この世の卒業であり祝福であると捉えるようになりました。

 ところが、先々月、とても大切なパートナーを亡くしました。数時間前までいつもと変わらない他愛のない事を話したところでした。ショックで動転してしまいました。魂は死んでいないと頭でわかっていても、霊でそこにいることが感じられても、それでもいつも見えていた肉体がないことは淋しさを通り越して喪失感があります。毎日ボーっと泣き続けました。

 そんな中、武本先生は2年間もこんな状態だったと書いてあったな・・・、今2ヶ月が過ぎようとして、こうしていたら2年なんてすぐなのかもしれないな・・・先生は当時霊的真理を知らなかったからその喪失感は 底知れぬものだったに違いないな・・・と、初めて先生のその時の痛みがわかりました。人間は同じ経験をして初めて相手の痛みがわかるのですね。わかったつもりでもわかっていないのですね。私もこの経験を無駄にせず、天に導かれ人のお役に立つことができればと思っています。

 武本先生、ブログいつもありがとうございます。スローペースでいいですし、短くてもいいですから、時々先生の言葉を載せていただけるととても嬉しいです。

 R. E.



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  霊的真理によってのみ癒される悲しみ     (2018.03.26)


 K. K 様

 あなたからのメールを読みながら、私はコナン・ドイルが霊界から送ってきたメッセージを思い出していました。私のHPの「学びの栞B(21-c)に引用していますが、コナン・ドイルは霊界での再会について、「今は亡き、父親、母親、夫、妻、兄弟、姉妹、子供と、再びこの世とあの世の障壁を越えて心を通わせられるということを知るほど、心を慰めてくれるものがあるでしょうか。それは本当のことなのです。素晴らしいことに本当なのです」と述べています。同じく(21-b)では、「魂が愛する者たちと再会したときに体験する愛の深さと喜びを、いったいどうすれば、私はあなた方に伝えられるのでしょうか。本当に悲しい別れであったものが、もはや、それは自分に与えられた運命ではないと悟るのはなんという喜びでしょうか。愛し合う魂は、ときにはそれぞれの任務を果たすために、やむをえず別な道を歩まなければならないとしても、それは別れではないのです。これまで考えていたような別れが、愛の腕の中で、永遠に消滅するのを知って、本当に胸をなでおろすのです」とも言っています。

 あなたが言われる「死後の世界での再会」について「はっきりした確信」を得るのは、世間の常識では全く不可能と思われていますが、実は、そんなに難しいことではありません。このコナン・ドイルのメッセージのように、霊界からいろいろと真実の情報を伝えてきてくれていますから、理性を失わず、謙虚に素直な気持ちになって耳を傾ければよいだけです。中でも一番頼りになるのは、シルバー・バーチの教えだと思いますが、そのシルバー・バーチは、「死はけっして愛する者との間を、永遠に引き裂くものでないこと、いつかは必ず再会の時が訪れること、それも、どこやら遠い遠いところにある掴みどころのない空想的な境涯においてではなく、物的世界に閉じ込められている人間が理解しうるいかなる生活よりもはるかに実感のある実在の世界において叶えられると申し上げているのです」と言っています。([学びの栞A」21-a) これは、そのまま、あなたのご質問に対するお答えになっているのではないでしょうか。

 一歳のお子さんと共にこれからの人生をどのように歩んでいくか、思い悩んで辛いお気持ちを抱えておられるご心中お察し申し上げます。ただ、悲しみや苦しみには、それぞれにすべて意味があります。そして、自分に克服できない困難が降りかかることは決してありません。このことについてもいろいろと言われてきて、私も、『天国からの手紙』に書き、このHPのなかでも繰り返し触れてきました。どうか、そういうことも学んで、ご自分を勇気ずけてあげてください。シルバー・バーチも、「地上の人生は所詮は一つの長い闘いであり試練なのです」と言っています。むしろ試練は、私たちにとって何よりも大切な霊性向上のための神からの贈り物とさえいえるかもしれません。だからこそ、シルバー・バーチは、「苦難から何かを学び取るように努めることです。耐え切れないほどの苦難を背負わされるようなことは決してありません。解決できないほどの難問に直面させられることは絶対にありません。何らかの荷を背負い、困難と取り組むということが、旅する魂の当然の姿なのです」と述べて、苦難や悲しみの意味を教えてくれているのです。([学びの栞A」18-c) あなたのこれからの学びに期待し、ご健勝を心からお祈り申し上げます。




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   亡き夫とあの世で一緒に暮らせるか     (2018.03.26)


 武本先生

 初めまして。私は今年夫を病気で亡くしました。1歳の子供が一人おり、私は30代後半です。病気と闘ったこと、苦しかったこと、楽しかったこと、一緒に描いていたこれからの未来、それらが頭の中を巡って、残されているであろうこの先何十年もの長い人生を思うと、もう一歩もこの人生を歩んでいくことはできないと感じるほど辛い時もあります。

 もともと死後の世界はあるだろうと思っていましたが、夫を亡くしたことで、死後の世界で会えるのだというはっきりした確信が欲しく、臨死体験やスピリチュアリズムに関する本を何冊か読み、シルバーバーチの霊訓については、その一部を紹介しているサイトで読みました。そして昨日武本先生の『天国からの手紙』を見つけ、これだ!と思い、キンドルで購入して読みました。先生と奥様と息子さんとの交流が、ありありと描かれており、私の読んだどの書籍よりもすんなりと私の心に入ってきました。そしてとても穏やかな気持ちになることができました。このような本を読むことができて心から感謝しています。ありがとうございます。また、ウェブサイトも見つけ、情報の豊富さに圧倒 されました。これから毎日のように閲覧して、生きる糧にしたいです。このようなサイトを作って頂き、本当にありがとうございます。

 先生がご存知であれば一つ伺いたいのですが、私がもし相当な長生きをして例えば50年後に死んだとしたら、それでも夫とあの世でしばらく夫婦として暮らすようなことはできるのでしょうか? あの世では幽界の次に霊界へ行くということですが、もしも夫が霊界に行っていたとしても、あの世で一緒に少しでも暮らせるのか、それがとても気になります。あまりに短い結婚生活だったため、あの世でもう少し夫婦生活を送りたい、それだけが私の望みです。もしご存知であれば教えていただけますでしょうか。

 武本先生、お体にお気を付けてお元気でいて下さい。

 K. K



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  シルバー・バーチ読書会に希望を繋いで    (2018.03.12)


 亀水忠茂 先生

 メールを有難うございました。先生が「大阪シルバー・バーチ読書会」を主催されていることは、「(続)いのちの波動」の大空澄人先生からもお伺いしていましたので、メールを拝見しながら懐かしいような気がしています。私は大阪生まれで大阪には私なりの思い入れがあります。体力があれば、4月3日の「第91回読書会」に参加させていただき、小豆島の大空澄人先生にもお目にかかりたいところですが、いまは遠くから、お二人の霊的真理普及のためのそれぞれのご献身を敬意をもって見上げているほかはありません。

 私のホームページは、すでにお知らせしてありますように、「とりあえず一年間」終了を延期することになりましたが、先生からのようなメールを多くの方々からいただき、恐縮しながらもたいへん有難く受け止めています。「いままでの内容を読めるようにしてくれれば」というご要望に応えて、これからは更新にはあまり拘らず、公開だけは継続していくことにしました。いささか力の抜けたホームページになりますが、どうぞご了承ください。

 昔の私は、霊魂とかあの世の世界などについては、全く無知蒙昧でした。妻と子の死に直面して、藁にも縋る思いで仏典や聖書を繙いたりしていても悲嘆の底から抜け出すことが出来ず、無明の闇は随分長い間続いてしまいました。「プロフィール」Ⅶの「真実の教えを求めて」にも、そのことは書きましたが、その私が、やっと辿り着いたのがシルバー・バーチの教えでした。初めて、こころから納得し、全身全霊で受け容れることができて、私は救われました。先生が、そのシルバー・バーチの教えを学ぶための「読書会」を主宰してくださっていることは、人々に大きな希望と生きる力を与えていることになると思います。先生のご健勝と読書会のご発展を衷心よりお祈り申し上げております。 



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  ホームページの一読者として厚くお礼を    (2018.03.12)


 武本昌三先生

 私は先生の“ともしび”から日々学ばせていただいております大阪シルバーバーチ読書会主催者の亀水忠茂と申します。長年にわたり先生の霊的真理の普及に対する並々ならぬご努力に心より敬意を表しますとともに、インターネトを通して本物の真理の普及をされておられる数少ない“霊界の使節”として、私の模範であり大変励みになっております。今まで本当にありがとうございました。

 先生の出版記念講演会に神戸より初参加してお顔を直に拝見して以来、小豆島在住の「続 いのちの波動」の大空澄人さんをご紹介いただき、現在も親交を深めさせていただいております。今では年に二回ほど小豆島に訪問する仲となり、大川親子様とは共に手を取り合って「シルバーバーチの霊訓」の普及に微力ながら努力しております。今となってはこれも霊界の導きだったと思います。

 潮文社の廃業に伴う霊訓の廃版と、先生のホームページの閉鎖が時期を同じくして重なったことは偶然ではないような気がいたしております。正直さみしい思いもいたしますが、他方でこれら一連の出来事は“新たな時代”に向けての世代交代の意味あいがあるのではないかと思ったりもしております。私も現在68歳となり、あと10年程度は“霊界の道具”となるべく残りの人生を霊的真理の普及に捧げ、何としても次の代に「シルバーバーチの霊訓」をつなげていきたいと願っております。

 長年にわたり先生のホームページをみて多くの方が救われ、また大いに魂に感動を与えてこられました。それを機会にきっと魂に目覚めた方も多かったものと思います。私の目から見ても、先生は誕生前に計画し出生してきた人生の目的や特別な使命を立派に果たされてこられたと確信しております。本当に長い間ご苦労様でした。一読者として心より厚く御礼申し上げます。

 亀水忠茂



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  ロンドンで初めて死後の生を知った日     (2018.02.12)


 S. A. 様

 あなたからのメールを拝見して、「悲しみの中でこそ出会えた霊的真理」と書かれているのを反芻していました。シルバー・バーチは、何度も、「真理を理解するには前もって魂に受け入れ態勢ができあがっていなけれければならない」と繰り返しています。「その態勢が整わないかぎり、それは岩石に針を突きさそうとするようなもので、いくら努力しても無駄です」と、魂の受け入れ態勢の重要性を強調しています。そして、「魂が苦しみや悲しみの体験を通じて耕されるにつれて岩石のような硬さが取れ、代わって受容性のある、求道心に富んだ従順な体質ができあがります」と、述べています。(『霊訓 (7)』pp.68-69) この意味でも、苦しみや悲しみは、実は、「神からの恩恵」といえるのでしょう。

 たまたま、26年前の昨日(1992年2月11日)は、私がロンドンの大英心霊協会で、初めてアン・ターナーから霊言を聞いた日です。その2か月ほど前までは、私はまだ、深い悲しみと苦しみから抜けきれないでいました。ロンドン滞在は一年近くになろうとしていましたが、大英心霊協会には、まだ行っていませんでした。その頃のことを、私は、『天国からの手紙』(p.196)のなかで、こう書いています。

 《渡英前から密かに考えていたが、大英心霊協会は、失った希望を取り戻すための最期のチャンスであった。もう S教団や T教団のように何もつかめなかったではすまされない。それでは、富子と潔典を亡くした絶望感からは永遠に解放されなくなってしまいかねないのである。
 富子と潔典は死んでしまったままなのか、それとも生きつづけているのか。本当に知りたいことを心から納得して知るのは、一瞬で足りる。
 私は、大英心霊協会で霊能者の前に座るのは最後にして、その「一瞬」に賭けた。その前に、霊界の学びを深めて、こころを整え、シルバー・バーチのいうように、霊的真理を受け容れるための「魂の用意」をしておかねばならないと思っていた。》

 その2か月後、或いは私に「魂の用意」が出来ていたからでしょうか、私は、期せずしてアン・ターナーに会い、その「一瞬」を迎えました。霊界の妻と子に奇跡的な「再会」ができたのです。長年の悲しみと苦しみから解放されて、私は変わりました。それで、1992年2月11日は、私にとっては忘れられない日になったのです。

 この日が出発点になって、私は何度も何度も、霊界との妻と子との対話を体験し、帰国してからは、さらにシルバー・バーチの教えを学び、やがて、著作や講演会で霊的真理を伝え始めるようになりました。2003年3月からは、このホームページも開設しました。その間、あなたは誰よりも熱心に、私の話に耳を傾けてくださったことを私はたいへん有難く思っています。あなたのような方々に支えられて、私のささやかな霊的体験も、少しは活かされてきたことになるのかもしれません。いまは、自分の人生の締めくくりを考える年齢になって、改めて、あなたやこのホームページの読者の方々にも、こころからのお礼を申し上げたい気持ちです。




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  悲しみの中でこそ出会えた霊的真理      (2018.02.12)


 武本先生

 ホームページ継続の決定、大変嬉しく拝見いたしました。多くの方がこの知らせを聞き、安堵されたことと思います。こんなにも充実し、貴重な内容を持つHPをこのまま埋もれさせてしまうのは、あまりにも残念です。

 人生の中で一番大切なものを教えていただきました。それは、悲しみの中でこそ出会えた「霊的真理」でした。生きる指針となり、心は以前とは比べようもないほど穏やかになりました。武本先生とこのHPのお陰です。ありがとうございました。

 このHPは、これからも多くの人たちを救い導いてくれることでしょう。延期の期間が一年といわず、さらに継続されることを切望しています。

 S. A.




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   生命の真実を世に伝えられる幸せ    (2018.02.05)


 Y. T. 様

 メールを拝見しました。このホームページを来月で終了させるつもりでしたが、思いがけなく、いろいろと継続のご要望をいただいて考え直すことになりました。とりあえず、一年延期することをお知らせして、いまは少し気持ちも落ち着いています。私は今年の4月には米寿を迎えます。体力は衰えても気持ちだけは元気ですが、それでも、いつ病気で倒れたりしても少しも不思議ではありません。そんなことで突然更新を中断させ、何のお知らせも出来ないまま、やがてこの画面も消えてしまうということになっては申し訳ありませんので、きちんとご挨拶できるうちに、このホームページも締めくくっておきたいという思いがありました。     

 あなたが、メールで「実証的」と書いてくださったことを有難く受け止めています。私は、何度も書いてきましたように、かつては、死後の生とか霊的真理などからは、最も遠い所に居ました。妻と子の死を契機に、何年もかかってやっと、「死後の生」の真実に辿り着くことができましたが、今ではこの「死後の生」は、いささかの揺るぎもない確信です。霊界の妻と子とも何十回も対話を重ねてきましたから、それだけでも、彼らの生存を疑う余地は全くありません。そう遠くない将来、私も彼らと霊界で再会できることを知っていますし、それまで穏やかに余生を過ごすことができるのも、いのちの真実を、いわば「実証」できたお陰です。このような私の体験が、あなたをはじめ、このH.Pを読んでくださる皆様に、これからも少しでもお役にたつことができれば、たいへん有難いことだと思っています。



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   「ともしび」の終了延期に感謝する       (2018.02.05)


 武本 先生

 「ともしび」の公開を一年延期にしてくださいまして、ありがとうございます。希望の知識がとりあえず見れなくなってしまわないと知って、うれしく思っています。

 これほど実証的で整理された生命の知識を、次にいつ・だれが・提示できるのでしょうか?生命の実相を知ろうとする者たちを育ち続けている、無くてはならない教材であると思います。願わくば、万人へのこの恩恵が永く維持されていきますように。

 Y. T.


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     この H.P.の終了期限の延期について   (2018.02.01)


 昨年12月1日に、このホームページを本年3月で終了する予定であることをお知らせしました。2003年3月に開設して以来、15年目になるのを潮時に、「引退」させていただきたいと思っていたからです。しかし、その後、各地の多くの方々から、海外のロンドンやニューヨークからのものを含めて、このホームページ存続のご希望が寄せられてきました。更新はしなくても、これまでのホームページを読めるようにしてくれればよい、というご意見も複数の方々からいただきました。このホームページの内容が少しでもお役に立つのであれば、たいへん有難いことだと思っています。

 小さな力ですが私なりの努力を続けてきて、書いてきたものも、いつの間にか、かなりの分量になりました。私としては、書くべきことはすべて書いてきたという思いがありますし、これ以上書き続けても、あとは繰り返しになるだけかもしれません。しかし、「これまでのホームページを読めるようにしてくれれば」というご意見には、心を動かされました。いろいろと考えてきましたが、とりあえず、今年3月以降も、更新するしないに関わらず、このホームページの公開は継続して、終了はあと一年、延期させていただくということで、どうぞご了承ください。この「終了」問題で、あたたかいお気持ちをお寄せいただいた多くの方々には、改めてこころからのお礼を申し上げます。




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     生と死の真実を知って救われる     (2018.01.15)


  S. A. 様

 メールを拝見しました。私の講演会にも欠かさずご出席いただいていたことなどを思い出しつつ、長い間、あなたのような真摯な姿勢の方々に、このホームページが支えられてきたことを、改めて厚くお礼申し上げたい気持ちです。世間の常識とは全く相容れない「死後の生」とか「霊的真理」を中心に訴えようとしてきただけに、大学教授としては「あるまじき言動」として、いわゆる「知識人」などからの反発や批判も覚悟していましたが、なんとか細々と更新を続けているうちに、いつの間にか14年の歳月が流れていきました。今年3月で15年目を迎えるのを潮時として、終了することにしたわけです。

 ただ、そのことをお知らせして以来、いろいろな方から、このホームページ存続のご要望が寄せられています。その中には、継続の必要性を熱心に訴えてこられたものから、ホームページをこのまま自分が引き継ぎたいというもの、存続の仕方についての海外からのご提案などもありました。有難いことだと思っています。あなたも書いて下さいましたが、「このホームページを皆さんが閲覧できるような状態」が、このまま3月以降も続けられるかどうか考えさせられています。

 あなたは、ご自分が変わったことに触れられていますが、かつての私も、それは同じでした。最近、精神世界に造詣が深い元電子技術者のTさんが、ご自分のブログで、私のことに触れているのを知りました。Tさんは、1983年の事件後の真相究明活動にも参加していてくださっていた優秀な仲間の一人です。当時、悲嘆の底に暗く沈んでいた私には真相究明運動は二重の苦しみでしたが、遺族としては避けては通れませんでした。そのブログのなかで、Tさんは、こう述べています。(http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2017/10/11/8702291)

 《当時、先生は、ご遺族ならではの、お辛そうなご様子でした。私が、個人的都合で、同会(大韓航空機事件の真相を究明する会)を退会した後、だいぶ年数が経ち、インターネットで、ホームページ『ともしび』の存在を知りました。これをきっかけとして、一度だけですが、武本先生の講演会に出かけたことがあります。その時は、「まったく別人と思えるほど」、非常にお元気で、「はつらつ」としておられました・・・・》

 1991年から1年間のイギリス生活の前と後で、私が180度変わっていった様子をTさんは目撃しておられたことになりますが、このように、外から見られていた自分の姿の変化を書かれたのは、私にも初めてのことです。Tさんのブログは、さらに、「この世とあの世と、物理的には、大きく離れていますが、精神的には、相手がすぐ目の前に居るのと、同じです。亡くなって、永久に会えないと思っていた相手と、霊能者を介してではあっても、いつでも自由に会えるわけです。言葉では表現できないほど、限りなく嬉しいはずです」と続き、私の変わり方について、「まったく別人と思えるほど、非常にお元気になられたのも、ちっとも不思議ではありません。むしろ、当然です」と、綴られていました。

 あなたにも、このような変わり方は、当てはまるのでしょうか。すべては「霊的真理」のお陰です。あなたの魂は十分にその霊的真理を受け入れる準備が出来ていたのでしょう。あなたの明るいお人柄や、英語通訳で若々しく活躍しておられるテレビの映像のことなども思い起こしながら、私もまたこのようにブログで言われていることを、お伝えしてみたいと思いました。どうか、今年もお元気でお過ごしくださいますように。ご健勝をこころからお祈り申し上げます。




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    生きる姿勢も価値観も変わって          (2018.01.15)


 武本先生

 今年になってから、「ともしび」が終わることを知り、大変驚いております。このホームページを開設されて、もう15年も経つのですね。厳選され蓄積された内容の量と濃さは、他を圧倒するほどでした。このホームページで、どれだけ多くの人が救われ、癒され、心穏やかに過ごせるようになったことでしょう。私もその中の一人でした。先生に導かれ、今の私がいます。何度感謝してもしきれないくらいです。本当にありがとうございました。

 先生から「魂が目覚める」機会を頂いて、「すべての原点とするもの」が変わりました。生きる姿勢も考え方も価値観も変わりました。いえ、未だ未だその途中というところでしょうか。未熟な私は、何か事あるたびに、まだ動揺したり悩んだりしていますが、それでも、以前より立ち直りが早くできるようになりました。

 貴重な「教え」がたくさん詰まった「ともしび」が終了することは、本当に残念ですが、これからも、その教えを糧に自分らしく生きていきたいと思います。武本先生、15年間お疲れさまでした。そしてありがとうございました。心より感謝しています。どうぞこのまま、もうしばらくの間、このホームページを皆さんが閲覧できるような状態にしておいていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。悲しみの淵にいる人にとって、このホームページは本当の意味で「ともしび」なのですから。

 S. A.



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   悲嘆と苦難を経て得られた安らぎの境地    (2018.01.08)


 K. M. 様

 メールを拝見しました。交通事故に遇われてまだご退院まもない頃だと思いますが、遅ればせながら、こころからのお見舞いを申し上げます。

 私がまだ生と死の真実がわからず苦しんでいたころ、内村鑑三の『基督信徒のなぐさめ』(岩波文庫)を読んでいたことがあります。第一章の「愛するものの失せし時」のなかで、悲しみと苦悩の果てに辿り着いた境地を、「然り余は万を得て一つを失わず、神も存せり、彼も存せり、国も存せり、自然も存せり、万有は余に取りては彼の失せしが故に改造せられたり」と内村は書いていますが、今では私も、「万を得て一つを失わず」に近い思いがあります。

 あなたは、奥様を亡くされたあと、大きな交通事故に遭い、「失ってこそ、その対極にあるすでに有している自分の恵まれた環境などに気付くという体験をしました」と書かれています。あなたもまた、霊性向上の道を確かな足取りで歩んでおられるのだと思います。昨年12月25日の「メール交歓」(返信)「苦難を克服していくことで霊性が向上する」でも引用しましたが、シルバー・バーチは、困難や苦難はすべてが「霊的進化の道程で大切な役割を果たしているのです。いつも日向で暮らし、不幸も心配も悩みもなく、困難が生じても自動的に解決されてあなたに何の影響も及ぼさず、通る道に石ころ一つ転がっておらず、征服すべきものが何一つないようでは、あなたは少しも進歩しません」と言っています。(『霊訓(4)』, p.41)結局、苦難とは、おそらくあなたも思っておられるように「天からの恵み」として受け取るべきなのでしょう。

 私はまた、孤独もポジティブに捉えるべきではないかと思っています。家族団らんの楽しみというのはありますが、孤独にも何物にも代えがたい自由と心の平穏があります。だからこそ、古来、多くの聖賢は、富を捨て、名利を遠ざけ、家族からも離れて孤独の中で生きることを選ぼうとしてきました。あなたが言われるように、「得ることよりも、手放していくことができる心に」人生の豊かさがあるからでしょう。孤独の中で自分と向き合い自分の世界を広げて、多くの知人、友人ばかりでなく、霊界の家族、縁者との繋がりも深めていく。「孤独」というのは、本来、孤独ではないのかもしれません。

 科学が発達して人の暮らしも便利になりましたが、一方では物的欲望が増え、それだけこころの豊かさからは遠ざかっているように思えます。カネが多ければ幸せで、少なければ不幸というのが世間の確固とした常識になってしまって、「与えることは、与えられること」というような単純な、しかし極めて重要な自然の摂理なども、なかなか理解され難くなってきました。そんななかで、あなたからの「生きる喜びの本質に近づく」とタイトルをつけられたメールには、こころの安らぎと希望を感じさせられます。繰り返し読ませていただきながら、私からもお礼のことばをお伝えしたくなりました。有難うございました。




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   生きる喜びの本質に近づく         (2018.01.08)


 武本昌三先生

 昨年1月のメールにて、妻の死に思い悩む私に対して、生と死の真理を、さらに奥深く学び続けていくことの大切さをご教授頂きありがとうございました。妻を失い、先生のHPなどで生と死の真理について学びつつ、繰り返し何度もご講演集を読み直したりしながら、普段の生活を続けて来ましたが、たった一人の家族だった妻を失い独居となった私の中にある深い孤独の闇に苛まれ、自分は何のために生まれ、これからも生きていくのかということの実感が持てずに日々を暮らしていました。

 そのような中、11月末に交通事故に遭い、ドクターヘリで救急搬送されるほどの怪我に遭っても奇跡的に治療が進み、ふた月弱で普段の生活に戻れるまでに回復しました。集中治療を受けていた病院の中で、これまで失ったものに焦点を当て、戻らない過去を幾度も悔い、何かできるであろう今、今日という日を省みていなかった自分や、普通だと思っていた、二足歩行できる健常の体や経済的に自立生活できていた有り難さ、心配して駆けつけてくれた多くの友人・知人の愛に恵まれ孤独ではなかったことへの感謝など、失ってこそ、その対極にあるすでに有している自分の恵まれた環境などに気付き、どのような境遇であっても感謝の念を覚えるという体験をしました。

 人は、失うことや得られなくなることなどに対する不安によって、自らを不幸という心が生み出す状態に陥れているのではないか。人は、自分は既に多くを持っている恵まれた存在であることに気付き、分け合い、与えることによって自らの充足感を得られれば、恐れを手放し、生きて生かされていることに気づき喜びを得られるのではないか。人生の豊かさは、得ることよりも、手放していくことができる心にある。生きる喜びは、この世で自分がなにかの役に立ち、発揮していくことで得られる。そして何より、一般的尺度から見れば不幸や不遇であっても、それはきっとその裏側にある幸せや約束されている生の恵みに気付く機会(チャンス)なのだと思えるようになりました。

 亡くした妻のことを喜べるという状況にまではまだ至りませんが、生命の真実にある喜びへは、この先も、ここに書かれている真実に何度も繰り返し学び直しながら、一歩づつ近づいていきたいと思っています。武本昌三先生、ありがとうございました。

  K. M.




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   明けまして おめでとうございます   (2018.01.01)


 このホームページも今日、元旦の朝には、アクセス数が75万回台に入りました。長年にわたり、日本各地、或いは海外でご覧いただいてきた方々には、改めて厚くお礼申し上げます。

 すでにお知らせいたしましたように、15年目になる本年3月で、このホームページは終了させていただきます。いままで毎週3回ほどの公開を続けてきましたが、これからは、毎週1~2回に減らして、終了への準備を進めていくつもりにしています。どうぞ、よろしくご了承ください。

 私は、恒例のクラシック音楽に耳を傾けながら、無事に新年を迎えました。年齢相応に体力は衰えてきていますが、気持ちだけは元気でいます。どうか今年も佳い年でありますように。新しい年のはじめにあたり、皆様のご健勝とご多幸をこころからお祈り申しあげます。







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