Dear Tony;
I do hope you are fine and everything is all right with you.
Ann passed away on 22 August, last year, and it is almost one year
since that day. I would like to send some flowers for Ann on this special
day. A few days ago, I sent to you 100 pounds for flowers to Ann by air
mail. I hope this mail will reach you in time for the anniversary.
I pray for Ann, and I pray for you that God's light be always with you.
Shozo
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Dear Shozo,
Thank you so much for your kind thoughts and prayers, you were and still
are a very special friend to Ann. I am sure she will really appreciate
the flowers, as soon as I receive your airmail I will contact you to let
you know it has arrived safely.
I hope you and your family are keeping well. I think of you often and
you also are always in my prayers. We haven't had much of a summer
to speak of here in the UK, fingers crossed that September might be good
for us.
God’s love and light to you always,
Tony
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歴史的な建物から移転した大英心霊協会 (2011.08.15)
ノーマンテイラー邦子様
メールを拝見しました。わざわざ私の新著を日本から取り寄せられたとお伺いして、たいへん恐縮に存じます。私からお送りすべきところをお手数をおかけしてしまって、すみませんでした。
『天国からの手紙』は、一個人としてはあまり前例がない輪廻転生のまとまった記録なども載せていますので、あなたのようなプロの方からはどのように見られるか、関心があります。お読みいただいて、また、いろいろとご教導いただければ、有難く存じます。
ロンドンの最近の暴動のニュースには、こころが傷みます。イギリスだけではなく、世界的にも、あのような傾向が広がりつつあるような気がしますが、やはり、地球上ではモノとカネ中心の生き方が行き詰って、大きな転換期にさしかかっているのでしょうか。
大英心霊協会が、あの伝統のある建物から、近代的ビルのワンフロアに引っ越したそうですが、残念に思います。あなたが言われるように、あれだけの大きな建物では、維持管理が大変だったのでしょうね。
はるかにロンドンの街並みをなつかしみながら、ご健勝をお祈り申し上げております。
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『小桜姫物語』と『新樹の通信』の現代文訳 (2011.07.15)
このホームページの「身辺雑記」(No.51、2007年6月1日)に「山村幸夫さんの奇跡の足跡」が載せてあります。心霊治療家としての山村さんは、末期がんの患者などを含めて、近代医学から見放された数々の難病患者を何百人、何千人と治していく奇跡を見せてきました。しかし、その治療費は一銭も取りませんでした。治療費を無料にしながら、それでいてあれだけ広範囲な奉仕活動ができたのは、すべて、患者たちからの感謝の気持ちがこもった善意の寄付によるものです。この事実を広く知ってもらうために、山村幸夫さんの奉仕活動を、『神からのギフト』と『与え尽くしの愛』にまとめられたのが黒木昭征さんでした。
先日、その黒木昭征さんから、『小桜姫と新樹の物語』が送られてきました。これは、日本の心霊研究の草分け的存在として知られる英文学者・浅野和三郎先生の『小桜姫物語』と『新樹の通信』をまとめて、黒木さんご自身が現代文に訳されたものです。現在も、潮文社から浅野和三郎著訳選として本文復刻版が発行されていますが、文体がやや古く、いろいろと引用して紹介するのにも不便がありました。それだけに、この大変格調が高く読みやすい黒木さんの現代文訳は、霊的知識普及のための大きな、そして大切な業績といえるでしょう。私も一読して、いまさらのように、この本に書かれている霊界通信の重要性を再認識させられているところです。
*この『小桜姫と新樹の物語』は直接下記へ申し込めば入手できます。
神からのギフト出版会
〒223-0058 横浜市港北区新吉田東7-24-8
TEL / FAX 045-546-1032 黒木昭征
http://www6.ocn.ne.jp/-yukio/
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年に一日だけ開くサボテンの花 (2011.07.05)
前日の夕方から開き始めて翌日の朝から
「満開」になったが、この写真の後はしぼみ
始めた。(2011年7月2日、午後10時43分撮影)
おそらくもう10年以上になると思うが、娘からもらったサボテンを、いまもベランダに置いて育てている。はじめは小さくて、15センチくらいの可愛らしさであったのに、いまは大きく成長して1.5メートルくらいにもなり、根元よりも胴体のほうが太く、あまりいい格好ではない。しかも途中でくの字形に湾曲して、自分では胴体の重みを支えきれないので、竹の支柱で上体を受け止めてやっている。
サボテンの種類は、非常に多いらしく、このサボテンがどういう種類のものかは、門外漢の私には全くわからない。たまたま、インターネットで「サボテンの花」を検索してみたら、エリオセレウス属(Eriocereus)
の「袖ヶ浦」という名前のものによく似ている。多分「袖ヶ浦」だと思うが、それにしても、なぜこのサボテンに「袖ヶ浦」という名前がつけられたのであろうか。袖ヶ浦というのは、いうまでもなく千葉県の町の名前である。そして、この名前には、私にとって、なつかしい響きがある。
『古事記』によれば、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が相模の国(今の神奈川県)から東征の折り、走水(東京湾)を渡る途中で大時化に遭った。そのとき妃の弟橘媛(オトタチバナヒメ)が海中に身を投じて海神の怒りを鎮め、尊の渡海を助けたことになっている。その妃の衣の袖が海岸に流れついたという伝説から、東京湾の千葉県側の海岸が「袖ヶ浦」の雅称で呼ばれるようになったのである。
この弟橘媛が投身したときの状況などは、浅野和三郎『小桜姫物語』(潮文社、2003年)の霊界通信の中で極めて具体的に小桜姫自身によって述べられている。小桜姫が霊界で弟橘媛と会って、直接、弟橘媛から聞き出したのである。かつて私は、霊能者の何人かと共に、横須賀市走水のこの弟橘媛を祀った走水神社に詣でたことがあった。その際に、近くの三浦半島諸磯海岸にある小桜神社にも詣でた。「袖ヶ浦」という名前は、その当時の思い出を甦らせるが、この私のサボテンが「袖ヶ浦」なら、これもひとつの機縁なのであろうか。
昔、私はアメリカのアリゾナ州ツーソンに住んでいたことがあったが、この街では至る所に
"saguaro"とよばれているサボテンが見られた。日本語では、これは「弁慶柱」(ベンケイチュウ)というらしい。大きいものでは5,
6メートルの高さになる。郊外には、saguaro が林立している州立公園もあった。私はツーソンに一年住んでいたし、「Saguaro
州立公園」へも行ったことがあるが、花が開いているのを見たかどうか、記憶にない。写真では見たことがあるが、サボテンというのは滅多に花を開かせることがないというので、見れないものだと思っていた。
ところが、昨年、6月であったか7月であったか、わが家のサボテンが、はじめて花を開かせたのである。サボテンの胴体部分の3,4箇所が豆のようにふくらんできて、やがてそれらが細長く伸びて蕾のようになった。それがある朝、一斉に花開いて、つぎの朝には、もうしぼんでしまっていた。たった一日しか、開いてはいなかったのである。今年は、用心して、花が開いたその日のうちに、何枚か写真に撮っておいた。上の写真は、そのうちの1枚である。たった一日だけ、それも私にだけ花を開かせて見せてくれているこの「袖ヶ浦」がいじらしいような気がして、私は、その写真をここに掲載することにした。