(日付の新しいものから順にならべてあります)






 真理をともに学ぶご縁に感謝しながら (2007.04.18)


 M. I. K.様

 再度のメールを拝見しました。いろいろとあたたかいお言葉をいただき有難うございます。

 「大空の会」セミナーでの私の話を聞いてくださって、このようなメールをいただいたことを私も深く感謝しています。キプロスのカズコ先生をも含めたご縁も有り難いことですが、あなたのように真摯に学んでおられる方がおられることを知って、大きな喜びを感じています。

 シルバー・バーチがよく言っていますが、どんなに大切な尊い真理であっても、それを学ぶ用意ができていなければ、真理も自分の頭には残らず、素通りしてしまいます。宇宙の摂理やいのちの永遠を知ることは、何ものにも換えがたい貴重なこころの糧になるはずですが、あなたは、それをいま、受け取るべくして受け取っておられます。そのようなあなたのお姿を拝見して、私も感動を抑えることができません。有難うございました。








 「大空の会」のセミナーでの感動と涙 (2007.04.18)


 武本 先生

 武本先生、ありがとうございます。メールをいただきましてから、とても嬉しく、又、少しまとめて、自分のことをお伝えするには、と、時間がかかっており、メールを頂戴していることのお返事がこちらこそ遅くなりまして、申し訳ありません。

 『大空の会』の先生のお話は、ひとことで言って、感動と涙、涙と感動でした。先生が真理の求道をされているお姿が、まさに感動で、先生の凛とした、響き渡る、高めのお声が、あの毎日、HPの読ませていただいている、武本先生なのか…と、それも大いなる感動の一つでした。

 キプロスのカズコ先生や主人からも「シルバーバーチの霊訓を読んでみたら」、と、言われ、まるで、前ページを書き写すかのように、抜き書きしておりました。今では、武本先生のHPを、インデックスの上から複数の項をどんどん読み進めていますが、先生が跡見で、教えられていた「教育活動」―教壇に立っていた頃―の項も、大きく感動し、自分も、先生の授業を受けているように、気分が高揚いたしました。

 それで『大空の会』での先生のお話のその場が、〔霊的教育活動の場〕で、あることを、こんなお話しは、どなたも、できないであろうことを、あの短い時間で、お伝えくださったことを、深く感謝いたします。ありがとうございます。私は、偶然にも潔典さんと同い年で、御著書の最初の写真の潔典さんと奥様に、「今日のお話は、すばらしかったです。ありがとうございます。」と、お礼を申し上げて会場を後にいたしました。溝口祭典の佐々木様にも、御著書を急ぎお送り下さる労を取ってくださり、大変、ありがたく思いました。

 …なかなか、自分のことを書けませんで、それだけ、こころの奥にギュッとしまいこんでいるのかもしれません。申し訳ありません。一つだけいえるのは、今まで、電車や人ごみに出ると苦しくなり、昨年の6月20日に母を見送ってから一度も、この様な目的で、外出できたことは、ありませんでした。それだけでも、大きな大きな収穫であります。そして、できるなら、秋に、あろうと望んでおります、溝口祭典さんでのお話しも、その他にも、もし、オープンなご講演、セミナーなど、ございましたら、よろしければ、お教えくださいますと、ありがたく存じます。

 やはり、先生からのご発言を直接お聞きすることは、何よりもまして、『自分は、何のために生きているのか?』と、こころの奥に響き、(先日のセミナーの後、主人には、「人生が変わったよ」と、報告しました。)最愛の母と、再会する時に、美しく輝いている母に、恥じぬように、これから、一歩一歩歩みたいと思います。ありがとうございます。

 気温が低い毎日ですね。どうぞ、御からだを、お気をつけてくださいませ。ご縁をありがとうございます。

 M. I. K.







 こころの安らぎを取り戻していくために (2007.04.17)


 M. Y. 様

 先に差しあげたあなたへの非公開のお返事で、私が書きたかったことがあります。それは、あなたがいわれるお子さんの「軽い知的障害」が事実であるとしても、それをありのままに受け入れ、すべてを神にお任せする、ということです。私は、そういうふうに書けば、現に、悩み苦しんでおられるあなたに「冷たい」返事だと受け取られるかもしれないと思ったりして、書けませんでした。しかし、2度目のメールであなたが、私が言いたかったことばをそのままお使いになって質問しておられますので、改めて答えさせていただきます。

 あなたが、「娘が少しでもよくなっていくようにと、色々勉強法であるとか、サプリメントであるとか、ヒーリングのことなど調べて」おられながら、一方では、「私は娘の今の姿に満足していないという心があるんだと思います」と言っておられるのは、よくわかります。それから、「そのような気持ちを持ってあれこれ良くなる方法を探すということが、何だか間違っているような気もします」と言っておられることもよくわかるような気がします。おそらく、大切なことは、「いまの娘の姿に満足していない」ことの捉え方ではないでしょうか。

 まず私たちは、あなたも私も、あなたのお子さんも、一人ひとりがみんな、人の子であるより前に、神の子です。神の子は、無限の彼方にある過去から悠久の未来へ向かって何度も何度も輪廻転生を繰り返しながら、いろいろな生き方を経験し、そのなかで、躓いては起き上がり、悲しみや悩みを乗り越えたりして、不完全から完全へ向かって歩み続けます。

 そもそも私たちは、程度の差こそあれ、不完全だからこそこの世に生まれてきます。完全な神の子というのはありえないことで、不完全だから神の子であり人間ですが、私たちは、その完全を目指しての永遠の旅のなかで、どの一点を捉えて、不完全を嘆かなければならないのでしょうか。不完全をありのままに受け容れ、だからこそ、神様にすべてをお任せする。そのうえで、完全を目指して努力していくのが神の子である人間の本来の姿であるはずです。

 私は、前のメールでは、嘆いたり悲しんだりしないでください、というようなことしか書けませんでした。このメールでは、もうすでにご推察いただいていると思いますが、「全てを神にお任せするのか」、それとも、「親として最大限の努力をすべきなのか」という相反するものではなくて、全てを神にお任せして(決して不満をお持ちにならず)、親としてもさらなる向上、完全を目指して、最大限の努力をしていくということが、摂理にも叶っているからこそ、こころの安らぎを取り戻していく唯一の道に繋がっていくのではないかということだけを、こころを込めて申しあげたいと思います。








 すべてを神にお任せすべきか (2007.04.17)


 武本先生へ

 お返事を頂きましてありがとうございました。先生からのお言葉に大変勇気づけられました。頭ではよく分かっているつもりですが、なかなか気持ちが切り替えられず、苦しんでいます。そんな時は『シルバーバーチの霊訓』を読み、また、先生の「ともしび」を読み、感謝の足りない自分を反省しています。

 ひとつ教えていただきたいことがあります。娘が少しでもよくなっていくようにと、色々勉強法であるとか、サプリメントであるとか、ヒーリングのことなど調べています。調べることは確かに娘の将来の為にやっているという気持ちですが、もう一方で、私は娘の今の姿に満足していないという心があるんだと思います。そのような気持ちを持ってあれこれ良くなる方法を探すということが、何だか間違っているような気もします。

 そういうことはせず、娘のありのままを受け入れるよう努力し、全てを神にお任せするという気持ちを持った方が良いのか、それとも親として最大限の努力をすべきなのか、分かりません。

 どうか、何か助言を頂けましたらと思います。お忙しい中このようなメールをして申し訳ございません。お返事は遅くなってもかまいません。お時間のある時で結構です。どうぞお体に気をつけて、ますますのご活躍をお祈り申し上げております。

 M. Y.









 「大空の会」のセミナーに感謝して (2007.04.15)


 こんにちは

 先日は、大空の会で武本先生のセミナーを行って頂きまして、誠にありがとうございました。

 先生の輝く目と響く御声と情熱の心は、私達に勇気を与えてくれます。本当に感動の連続の御言葉の数々でした。会員達も大変喜んでおりました。

 また来年の四月も「大空の会」でセミナーをしてくださいますよう、宜しくお願い致します。 どうぞ、お身体にお気を付けて、良き日々をお過ごしください。

  瀬野彩子








 「学びの栞」と「今日の言葉」の今後の入力予定について (2007.04.08)


 「学びの栞」は『シルバー・バーチの霊訓』第11巻が4月11日(水)入力分で終わることになります。あとは『シルバー・バーチの霊訓』第12巻(総集編)を残すだけになりました。第12巻は総集編ですが、訳者の近藤千雄さんが述べているように、シルバー・バーチの霊言で、まだ紹介されていないもののなかから「熟読玩味に値する」ものを選んでまとめられたものとなっています。内容的には、もちろん、これまでのものと重複するようなものもあるはずですが、シルバー・バーチの珠玉のようなことばは、どれも割愛するのが惜しく、この総集編からも、引き続き引用を続けていきたいと思います。

 一方、「今日の言葉」は、膨大なシルバー・バーチの教えをできるだけコンパクトにまとめてみようとしたものですが、これも、いつのまにか、153 を数えるまでになってしまいました。しかしこれは、内容的にも極力重複を避け、全体をなるべく多くしないで必要な言葉の検索も簡単にできるようにするため、総集編からの引用中も、これ以上増やすことはあまりないかもしれません。掲載も不定期になりますことをご了承いただきたいと存じます。私の拙いまとめを、熱心に読んでくださっている方々がおられることも承知しておりますが、この機会に、こころから厚くお礼申しあげます。









 ホームページの更新を再開いたします (2007.03.27)


 パソコンの修復が終わりましたので明日からホームページの更新を再開いたします。キーボードの取替えのほか、新しく入れ替えたウイルス対策ソフトの設定ミスなどが重なって、結局、10日間も更新不能の状態が続いてしまいました。熱心な読者の方々からの期待や励ましのメールなども頂きましたが、私の不手際により更新の再開が遅くなってしまいましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。








  しばらくホームページの更新を休ませていただきます (2007.03.18)


 現在使用中のパソコンのキーボードの故障によりホームページの入力・更新ができなくなりました。

 修理が完了するまで、しばらくの間、ホームページの更新は休ませていただきますので、ご了承下さいますようにお願い申し上げます。








  「大空の会」セミナーの開催について (2007.03.11)


 本年度の「大空の会」(子どもを亡くした親の会)の私のセミナーが次の要領で開催されます。

 「光に向かって歩むために」
  ―愛し子と幸せな再会を果たす道―

 
 日時 2007年4月12日 木曜日 
 3:00PM〜4:30PM  (「大空の会」の行事は1:00pm から)
 場所 東京ウィメンズプラザ 1F 視聴覚室:BーC


 私たちは、輪廻転生を繰り返しながら、霊性の向上を目指してたゆみなく歩み続けているはずですが、霊性の向上を目指すというのはどういうことでしょうか。そのことをビデオの映像なども挿みながら、改めて皆さんと一緒に考えてみたいというのがこのセミナーの主眼です。そして、その考察のなかから、霊界の愛し子との幸せな再会を果たすためのヒントのようなものも掴んでいけたらと思っています。


 連絡先:大空の会事務室(瀬野彩子)
 TEL : 042-562-6803








 こころ温まるメールにひと言お礼を (2007.03.10)


 N. H. 様

 メールを有難うございました。メールの内容は掲載を希望しておられませんので、ここでは、一言、お礼の言葉だけを述べさせてください。

 イギリスのSAGBへのツアーでお知り合いになった方が、私のホームページがきっかけとなってスピリチュアルな道を歩むこととなった、というお話もたいへん有り難くお伺いしました。それから、あなたが北海道生まれで、お父様が室蘭工業大学の卒業生というのも、何かのご縁を感じさせられます。私も室蘭工業大学には7年くらい在職していましたし、北海道生まれの私の二人の子供たちも、工業大学の官舎に住みながら、近くの幼稚園に通っていました。

 山村幸夫さんと出会って、四回もヒーリングを受けられた経験は貴重ですね。私ももっと早くから山村さんのことを知っていたら、ぜひお会いしたかったのですが、いまは叶わず、残念です。山村さんの業績は、本によって知るしかありませんが、病院で見放された数多くの患者さんの「不治の病」を奇跡的に治しながら、治療費を一切受け取らなかった、というのにはこころを打たれます。本当に優れた霊能者は、治療費など取らなくても、患者さんの自発的な献金などで支えられることを山村さんは身をもって示されました。おそらくそれも、患者さんから支えられるというより、霊界からの大きな援助を受けていたのでしょう。

 あなたの前世でのご経歴も、私には興味をそそられます。前世のどこかで、あるいは一緒にいたことがあるのかもしれません。私の周りには前世で会っていた人が何人もいますが、あなたもそういう方々の一人かな、と楽しく想像をめぐらしています。どうぞ、これからもお元気で、スピリチュアルズムの学びの道を歩み続けてください。こころあたたまるメールをいただきましたことを、重ねて厚くお礼申し上げます。








 I I S 春のスピリチュアル・イベントについて (2007.03.06)


 I I S (International Institute for Spiritualism) からの案内状によりますと、東京地区の「春のスピリチュアル・イベント」として、次のような日程で、個人セッションなどが行われる予定です。大英心霊協会 (SAGB) ミディアムのジョアン・ヒメネス女史も参加されます。

 ミディアム:ジョアン・ヒメネス:
  4月25日(水)、26日(木)、30日(月)、5月2日(水)、3日(木)

 実施内容: 1. リーディング(先祖・身内・知人)
         2. オーラグラフ
         3. スピリチュアル・ヒーリング
 料   金: 各30分 25,000円 (会員20,000円)

 ミディアム:金城寛: 
 4月9日(月)、10日(火)、11日(水)

 実施内容・料金
 1.リーディング(先祖・身内・知人)  40分 17,000円 (13,600円)
 2.スピリットガイドのリーディング   40分 19,000円 (15,200円)
 3.過去生のリーディング        40分 19,000円 (15,200円)
 4.スピリットガイドの似顔絵      40分 19,000円 (15,200円)
 5.スピリチュアル・ヒーリング    40分 16,000円 (12,800円)
 6.オーラの強力な浄化        40分 19,000円 (15,200円)

 ミディアム:仲俣弘子    4月1日(日)、2日(月)
 ミディアム:矢加部サカエ  4月4日(水)、6日(金)
 ミディアム:広瀬洋子    4月19日(木)、22日(木) *@、Cのみ

 1.リーディング(先祖・身内・知人)  40分 11,000円 ( 8,800円)
 2.スピリットガイドのリーディング   40分 13,000円 (10,400円)
 3.過去生のリーディング       40分 13,000円 (10,400円)
 4.スピリチュアル・ヒーリング    40分 10,000円 ( 8,000円)
 
 ほかに、種々のアウエアネス・ワークショップなどもあります。

 東京以外の開催地はつぎの通りです。

 仙台(4/21〜23) 上越(3/31〜4/15) 宇都宮(4/18〜19)
 大阪(4/5〜5/2) 松山(4/13〜15) 熊本(12/5〜6)
 福岡(12/8〜10)


 関心のある方は、次の IIS事務室 へお問い合わせしてみてください。

 受付:10時〜18時/土・日・祝 定休

 〒160-0021  東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル710
 Tel & Fax  03−5285−4991 (携帯:090-6953-1419)
 E-メール : info@iis-org..jp
 Web Site  http://www.iis-org.jp









 霊能者からのメッセージをどう判断するか (2007.02.04)


 N. Y. 様

 HPへのメールを拝見しました。そのメールについては、「HPへの転載はご遠慮頂きたくお願い申し上げます」ということですが、昨年暮れからの私の方のソフトの不具合で、個人宛にメールで返信することが出来ない状態が続いています。発信元のあなたのメールアドレスへ直接お返事を差しあげられませんので、このHPのメール交歓欄に、私からの返信のみを掲載させていただきます。どうぞご了承ください。

 まず第一に、あなたが霊能者から受けられたリーディングの内容について、それを私がどう思うかというご質問ですが、率直に申し上げまして、私はお答えできる立場にはありません。私たち一人ひとりは、それぞれに異なる霊的発達段階にありますし、それに対して答える霊能者の立場も、霊格の上下、霊能力の高低を含めて、千差万別ですから、どのような状況で、どのような霊能者が、そのように答えたのか、それは、ご本人のあなたがご自分で判断するよりほかはないように思われます。

 現在の心霊ブームについて、「多くの人が目を向ける良い機会であるとは思っていますが、多額の金額を要求したり、明らかに真理に沿っていない事を言い恐怖心を煽るような霊能者、更に霊能を商売とする人も大勢出てくると思います。その結果、ちょっとした占いや歪曲された真理となってしまい日本に根付くことは無いのではないかと心配になります」ともお書きになりました。そして、それについて私がどう思うか、とのご質問ですが、心霊ブームであれ、既成宗教あるいは新興宗教の宣伝であれ、受け容れるのも自由ですし、拒絶するのも自由です。これもやはり、ご自分の理性で判断するよりほかはないのではないでしょうか。

 このHPでも紹介させていただきましたスピリチュアル・ヒーラーの山村幸夫さんの本も最近お読みになられたとか、それをお伺いしてうれしく思いました。あなたも言われている通り、「無償の愛を実践された素晴らしい方」で、こういう霊能者の記録を読んでいますと、ほのぼのとした希望と勇気を与えられているような気がいたします。少し突飛な言い方になるかもしれませんが、このような山村幸夫さんの霊的真理と無償の愛に根ざした実践記録が、そのまま、あなたから寄せられたご質問に対するお答えにもなってはいないでしょうか。







 この世に生かされて生きていることの実感 (2007.01.27)


 M. K. 様

 私は、いまでは、自分のことで悲しみや苦しみを感ずることはあまりなく、不幸に打ちひしがれて涙を流すようなこともなくなったような気持ちでいますが、それでも、時には不意に、どっと、涙が溢れるような思いをすることがあります。メールをいただき有難うございました。妻や潔典のことにも触れてくださって恐縮しています。はるばると海を超えて届けられたあなたのあたたかいおことばを受け留めながら、そのひとつひとつに、胸を打たれています。

 2004年6月5日の霊界からのメッセージで、私は、妻や長男との死別の苦しみについて次のように伝えられたことがありました。「・・・・・あなたは、その一連のプロセスを経ていくことで浄化され、価値観が変わり、神を求める人に作り替えられました。また、それをもって、この世の認識の暗い人たちに、大事なメッセージを体を持ったまま伝える任務に就くようにされました。それは、あなたが最近の前世で、立場やメンツがあって、出来なかったことでした。ほぼ予定通りのことが、この21年で起きてきているのがみられます。なぜでしょう。その背後に、彼、長男があの世でそれをサポートしたり、働きかけたからです。あなたは、それとは知らず、無我夢中でこの21年生きてきました。」

 その前にも、霊界の長男・潔典からは、私を苦しませるのは、霊界の高級霊たちにとっても辛いことで、決断を要したということ、しかし、私が必ず目覚めて立ち直ることを知っていて、私の苦しみが多くの人々の魂を目覚めさせるのに役立つことを期待した、という意味のことが伝えられていました。いま改めて考えてみても、霊界では、この世のことはすべてお見通しだと、確信をもって言わざるを得ません。私は、1983年の事件以来、いままで23年余、「無我夢中で」生きてきましたが、これも、実は、生きてきたのではなくて、生かされてきたのだということを、しみじみと実感いたします。

 霊界の長男・潔典が、何かと私をサポートしてくれていることは、いまではよくわかるようになりました。何かの問題にぶつかり答えを見出せないような時や、何かに躓き前に進めなくなったような時などに、静かに考えていますと、ふっと、一つの答えや、方向性が見えてくるというようなことが、何度もあります。私も、時には、「潔典有難う」と霊界からの援助に対してお礼を言うようにもなりました。家族のこころの絆が、死によって断ち切られることは決してないことを私は身をもって知っていますが、そのようなことも、それを知らずに悲しみ苦しんでおられる多くの方々に、少しでも理解していただくことが出来るようになれば、というのがこのホームページのささやかな願いです。

 このホームページを熱心に、遥か海の彼方のシドニーで読んでくださっていることを感謝していますが、そちらは、いま夏ですね。私もオーストラリアには何度か行ったことがあります。日本の夏がオーストラリアでは冬で、むかし、学生たちを連れて行くのに夏のシドニーは寒いからということで、少しは暖かい北のブリスベーンでひと夏を過ごしたことも思い出します。どうかシドニーの夏をお元気でお過ごしくださいますように。それから、来月71歳の誕生日を迎えられるお父様と、跡見出身のお母様のご健勝をもこころからお祈りしています。








 魂の響きに寄せて海の彼方から (2007.01.27)


 武本昌三様

 はじめまして。シドニー在住の者です。今月はじめ、先生のHPと出会いました。コンテンツの量と質に驚きました。斜め読みさせていただくにはもったいなく、コツコツ、じっくり、拝読させていただきました。先生の日々の葛藤、深い深い悲しみ、闇から光への長い長い道のり、心にずっしり響きました。

 一歩一歩、一段一段、足元を確かめるように、膨大なシルバー・バーチのことばを、毎日、何年も、時間と精魂こめて、キーボードで打ち込んでこられたお姿が心に浮かび、涙がこみ上げてきました。そして、深い深い家族愛、親子愛、夫婦愛、父子愛・・・ 潔典さんと先生のお二人がお二人とも、真の「再会」の日をめざして、あちらとこちらの世界で、さらにさらに魂を向上させることに全身全霊で取り組んでいらっしゃるお姿に、波動を共振せずにはいられませんでした。「メール交歓」に寄せられる、大切な方を亡くされた方たちのメールと先生のお返事、大韓航空機事件の経緯、霊媒者を通してのご家族の通信、もれる声を押さえることができないほど、涙して拝読させていただきました。

 私が生まれて初めてのった飛行機、初めての海外体験は、事件から1年後、1984年17歳の夏休み、一人でのった大韓航空ロサンゼルス行きでした。帰りは、アンカレッジ経由のソウル行き。当時LA在住だった長兄が、空港に出迎える際も、見送る際も、緊張気味でした。もちろん、わたくしも。それだけに、当時の衝撃も緊張も鮮明に覚えています。とは言え、時間と共に、いつしか過去の事件になっていたのです。ですから、先生のHPと出会ったとき、「はっ!」としました。胸が苦しくなりました。そして、大韓航空機事件をはじめ、国際政治にはさまれた、ありとあらゆる事故や事件を思い出し、残されたご遺族と霊界に戻られた魂、心のジャーニーに、小さな祈りを捧げました。マスメディアが追いかけないところにも、私たちに「気づき」を授けてくれる犠牲はいっぱいありますが・・・・・

 ちなみに、潔典さんは私の次兄と同学年、奥さまは、父と同い年、父も2月生まれです。本題からは少しズレますが、母は、(時代はかなり違いますが)跡見短大の卒業生です。会うたびごとに小さくなっていく両親と、いつかは迎える「その日」を思うだけで、泣きべそをかきそうでしたが、シルバー・バーチのことばを通して、その日が、決して悲しい日ではないことを、心から「確信」できるようになりました。いざ "私の番"が来たときでさえ、あちらで誰が迎えてくれるかしら、と遠足が終わってバスを降りた時のような、空港の税関・検閲を通って自動ドアが開いた時のような、そんなワクワク感さえ覚えました。本当に、愛のある教えは、人に安心を与えるものなのですね。

 シンプルで誠実で、慈愛と希望、謙虚さに満ちあふれたシルバー・バーチのことば、これからも読み返してゆきます。かけがえのない霊的財産を、HPにて分けていただき、ありがとうございました。大切にします。奥さまのお誕生日、来月ですね。素晴らしい再会になりますよう、祈っております。

 長文になってしまいました。失礼いたしました。日本はこれから寒さがぐっと増すころと思いますが、どうか、くれぐれも御体、ご自愛くださいませ。

 M. K.






 
 霊的に目覚めるまでの長い無知迷妄の歳月 (2007.01.23)


 T.U. 様

 メールを有難うございました。私のホームページに対するあたたかいおことばまでいただいて、恐縮に存じます。

 人にはそれぞれの霊的発達段階があり、霊的真理を受け容れる用意のできている人とそうでない人がいることを、シルバー・バーチは教えてくれています。霊的真理を受け容れる用意ができている人には、シルバー・バーチのことばは、渇いたのどに清水が滴り込むような深い充足感と大きな安堵を感じさせられますが、受け容れる用意ができていない人には、やはり、こころには響くことがないのかもしれません。

 仏典や聖書を自分なりに紐解いてきても、いまひとつはっきりしなかった霊的真理が、シルバー・バーチ自身の現代英語の流麗なことばで、これほどまでに分かり易く縷々と述べられていること自体が、私には現代の奇跡のように思えます。しかし、これも、翻訳の形であるとはいえ、あまりにも簡単に誰でも手にすることができるようになりますと、その有り難さに気がつかないこともあるのでしょうか。「自分の理性が反発するようなことばがあれば、遠慮なく拒絶しなさい」というようなシルバー・バーチの言い方にも、私はこころを打たれてきました。

 私は自分の人生の大半を、霊的真理とは程遠い、無知迷妄のなかで過ごしてきました。霊的真理を受け容れる用意などまったく出来ていない状態で、妻と長男を同時に失うという経験をし、それからも、長いまわり道をしながらやっと、シルバー・バーチに巡り合い、自分なりに平穏な気持ちがもてるようになりました。霊的真理に目覚めるには、深甚な悲しみや苦難がその触媒になる、というシルバー・バーチのことばは、私にはよく理解できます。

 本当は、そのような悲しみや苦難がなくても、真理は真理として厳然と存在している事実に気づくべきなのでしょうが、私の場合は、やはり「触媒」が必要でした。大学教授の世界では、昔も今も、心霊とか霊的真理などという「非科学的」なものには近寄るべきではないという、牢固として抜き難い偏見があるからです。特に私のようにそのような偏見に安住していた人間には、よほど強烈な「触媒」が与えられなければ、おそらく今でも、無知蒙昧が続いていることでしょう。

 私は、ほかの多くの方々よりは、はるかに目覚めるのが遅く、苦しみ迷いながら大きなまわり道をしてきました。自分の長い間の無知迷妄を恥じ入るほかはありません。辛うじていえることは、それでも「死ぬ前に間に合ってよかった」という切実な思いと導かれて生かされていることへの感謝の念を持てるようになったことです。そのような自分の姿を曝け出し、このホームページを読んでくださっている方々にも導かれながら、これからもほそぼそと、このホームページを続けていきたいと思っています。

 しばらく留守をしていたために、メールに目をとおすことができず、返信を差し上げるのがたいへん遅くなって申し訳なく存じます。昨年以来のメールソフトの不具合で、直接返信を差し上げることがまだできないでいますので、そのことも併せて、ご了承ください。








 私もまた真理のともしびを持ち続けて (2007.01.23)


 「ともしび」を見つけたのは、昨年6月のことです、5月頃にシルバーバーチの霊訓に出会いその魂の奥底にまでしみわたる様な文面にかなり戸惑いを感じました。それまで聖書にしろ仏法にしろただ教養、知識として頭と目だけで読んでいたのだと解りました。全編にわたり穏やかな感動が続き、かなり突飛な内容とは思うのですが疑念というものが湧いてこないのです。

 貪るように読み続けるうちに、これは自分の中の何かが変わったのか何かが起きつつあるのだと感じるようになりました。けっして悪いものでは無いとの確信はあったのですが、何分こういう感じ(真理に触れたといいましょうか)になったのは初めてであり不気味に感ずるところもあったのです。暫くは心霊関係のものは読まずに時に任せて様子を見てみよう。そう考えておりました。

 ふとしたことから大韓機事件のことが思い浮かび(日航123便のことを新聞かなにかで見たのだとおもいます)ネットでこの「ともしび」と巡り会いました。読み進めるうちに内容は大きく転じて、またもや真理についてのサイトに導かれるように出会ってしまったのです。今回は時間をおいて考えることは許されないのだ。そう感じ「ともしび」を隅から隅まで読ませていただきました。

 日々感じることから聖書、仏教、ご家族との霊界通信、遺品の不思議のことなどあらゆる角度からこの世界は六感で認識しうるだけの世界ではなく実相の世界の中に内包されている小さな世界なのであるという先生の問いかけに、全ての事柄は真理の現れであると受け取れるようになりました。

 新興宗教やスピリチュアル何何と全盛の昨今ですが、それも今の時代の大きな希求なのでしょうか。私も恐れることなく盲目的になることなく自分は大悪人であるということを忘れることなく真理のともしびを持ち続けて今生地上に降り立った目的を探しながら生きてゆきたいと思うのです。

 サイトを続けてゆく御苦労並大抵のことではないと存じます。おからだに気をつけて、真理のともしびに導かれてやってくる人々の大いなる「ともしび」で在り続けてください。ありがとうございました。

 和歌山県 T.U.








 明けましておめでとうございます (2007.01.01.)


 このホームページを開設したのは、2003年の3月末のことでしたが、半年余りはデザインの変更をしたりして、体裁を整えるだけでも試行錯誤が続きました。それからようやくいまの形に落ち着き、3年余を経てきたことになります。ヒット数も少しずつ増えてきて、昨年12月5日に10万に達し、10万2千8百台で年を越しました。HP としては重いテーマを扱っているだけに、決して多い数とはいえませんが、それでも、毎日熱心にこのホームページを読んでくださっている方々に支えられながら、ここまで続けてこれたことを、この機会に改めて読者の皆様方に厚くお礼申し上げます。

 新しい年が、皆様方の霊的真理の学びにとってどうか実り多い年になりますように。皆様方のご健勝をこころからお祈り申し上げます。































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