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      寸感・雑記=   




    コロナ予防対策についての共同宣言 (2021.01.28)


 中部大学の大門正幸教授(「参考資料 38」 に紹介)からメールをいただいて、東大名誉教授の矢作直樹さん等7名の医師、大学教授が「新型コロナ感染症予防対策についての共同宣言」を出していることを知りました。この宣言のなかでは、「新型コロナウイルスの脅威は、実際に多くの人が感じているより圧倒的に低く、私たちの生活様式が変更されなければならない程の死の脅威は存在しない」 と述べられています。そして、「これは無責任で荒唐無稽な仮説でもなければ、陰謀論に傾倒した空想でもなく、検証可能なデータが示す客観的事実」であると、付け加えられています。

 その「客観的事実」として、「宣言」が挙げているのは、つぎのようなデータです。

 新型コロナウイルスのPCR検査の実施件数は、4,050,466件(12/1現在)
 新型コロナウイルス感染症の感染者(PCR検査陽性者)148,694人のうち
  死亡者は2,139人
  入院治療等を要する者は21,056人
  退院又は療養解除となった者は125,470人

 インフルエンザの患者 毎年推定1,000万人のうち
  2019年度の感染者数728.5万人
  死亡者数3,325人

 そして、「宣言」はこのデータをこう解説しています。

 《新型コロナウイルスによる死亡者とされる人数は、インフルエンザより少なく、2/3程度。肺炎の1/44。交通事故死亡者数はコロナ死亡者の約2倍。転んで亡くなる方の人数の方が多いというのが現実です。
 インフルエンザに関して言えば、毎年2000万人がワクチンを接種するにもかかわらず、非常に発症が少なかった2019年でさえ、新型コロナウイルス感染症の約50倍の、728.5万人もの人々が感染し、新型コロナウイルス感染症の死亡者を超える3,325人の方々が亡くなっています。》

 「宣言」では、PCR検査による陽性者認定にも科学的根拠からその実効性に疑問を投げかけていますが、こういう専門的な根拠については、医学的知識のない一般の人々には、なかなかわかりにくい面もあります。しかし、マスクの着用が、「ウイルス感染予防・伝搬予防効果がないばかりか、健康を阻害するリスクの方が高い」 と、この「宣言」で指摘されているのには考えさせられました。私なども日常的にマスクを着用していますが、それは意味のないことなのでしょうか。ここでは、その根拠をこう述べています。

 《ウイルスの大きさ(0.1μm)、飛沫の大きさ(5μm~)に対し一般的なマスクの網目は遥かに大きく、ウイルスを止めることができない。大きなツバの塊を止めることはできるが、空気感染・接触感染・媒介物感染に対しては無意味である。マスクさえ着用していれば感染予防になるという大きな誤解は他の対策がおろそかになることにも繋がり、かえって危険である。
 マスクは空気中のゴミ、雑菌、ウイルス、口腔内からの細菌等を集積し溜め込むフィルターであり、国民が正しい着用方法を理解しないままで長期間に渡って同じマスクを着け続け、そのマスクを触れた手指で他への接触や食事をしている現状は感染拡大防止の観点から見ても逆効果である。
 人は、約21%の酸素濃度の空気を吸い込み(吸気)、肺で酸素を体内に取り込んで約15%の酸素濃度の空気を吐き出す(呼気)。通常、16%の酸素濃度を吸い始めると酸欠の自覚症状が現れ、10%以下で死の危険が生じる。
 マスク内部には自分の体内から放出された二酸化炭素や不要物質が溜まり、それをまた吸い込んでいるので慢性的な酸欠状態となり様々な不調や免疫力低下の原因となる。》

 この「宣言」に名前を連ねているのは、つぎの7名の方々です。

  武田邦彦 中部大学特任教授
  吉野敏明 歯科医・歯周病専門医、日本歯周病学会指導医、評議員、歯学博士
  大橋眞  徳島大学名誉教授、モンゴル国立医科大学客員教授、免疫生物学専門家
  矢作直樹 東京大学名誉教授、(前東京大学医学部附属病院救急部集中治療部部長)
  藤井聡  京都大学大学院工学研究科教授
  内海聡  Tokyo DD Clinic院長、NPO法人薬害研究センター理事長
  井上正康 大阪市立大学名誉教授(分子病態学)、 FMTクリニック院長

 日本政府ならびに各自治体、およびメディア関係の人々に対する提案として出されたこの共同宣言の全文は、http://www.werise.tokyo/declaration/ で読むことができます。 コロナウイルス感染拡大の実態を正しく理解するためにも、ご一読をお勧めしたいと思います。

 シルバー・バーチは、「取り越し苦労は最悪の敵で、精神を蝕む」と言っています。医学的にも、大きな不安や心配は、私たちの心身を蝕む猛毒の作用を及ぼすことが実証されているようです(「学びの栞」(B)9-a, 9-c など参照)。そのような負の感情は、私たち一人一人に備わっている肝心の自己治癒力や免疫力をも損ねてしまいかねません。世界中で感染者が1億人を超え、日本でも 2度目の緊急事態宣言が出されて3週間になる現在のコロナ禍のなかでは、私たちも、いわゆる「三蜜」を避け、逆効果にならぬようマスクも正しく着用して、手洗いを励行するなどの配慮は、もちろん必要でしょう。しかし、過度の不安や怖れでネガティブに畏縮してしまうことなく、心身の健康維持に気を配りながら、この難局をみんなで元気に乗り越えていきたいものだと思います。



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