大震災で被災された奥様やお子さん達のためにも (2011.06.18) T. K. 様 メールを拝見しました。3月の大震災で、奥様と2歳のお子さん、義母、義祖母の方々が被災し、未だに全員行方不明とお伺いし、私も涙を抑えることができません。さぞお悲しみのことと、ご心中、こころからお察し申しあげます。 先日の私の出版記念講演会のあと、しばらく経って、何年か前にお子さんを亡くされた方から、つぎのようなお手紙をいただきました。その前にも何度か、私の講演を聞いてくださっていて、私もよく存じ上げている大変明るい、前向きな女性の方です。 ・・・・息子が亡くなった時、私の世界は一変しました。暗黒の中に、長い苦しみの中に突き落とされたようでした。でもそうではなかった。「真実」を知った時、私の世界は再び一変し、光り輝く喜びの世界の扉を開けたのでした。それは、今までに味わったことのない様な、幸せで満たされた世界でした。今もその世界に居ることに変わりはないはずなのに、私自身の未熟さから心の中に葛藤を抱え、憂え、気持ちの落ち込む状況の中に、最近の私は居りました。 ご講演を聞きながら、「起こるべきことは、必要だから起こる」、「起こったことはすべて自分にとっては悪いことではない」という、先生の力強いメッセージをいただき、私は目の覚める思いでした。そうでした。私達は「宇宙の摂理」の中で生かされているのでした。有難うございました。先生のお話とご本で、私は原点に立ち戻れたような気がします・・・・・ 私は、このお手紙への返事を先ほど投函したばかりです。その返事のなかで私は、いのちの真理を知って得たものの大きさに比べれば、この世の中の悩みは、それがどのようようなものであれ、小さな、「可愛い」もののように思えることがあります・・・・・などと書いていました。あなたからのメールを拝見したのは、そのあとです。衝撃を受けて、私は泣き出しました。「世の中の悩み」とは次元の違う悲しみであるといえないことはありません。しかし、いまのあなたには、私は決して、この返事のような、こういう書き方はしないでしょう。出来ないでしょう。ただ、涙を流すだけです。 私は、妻と子を亡くした時、妻の友人であった札幌の霊能者から、「まだこれから3年くらいは苦しまれるでしょうね」と言われたことがあります。しかし、3年どころか、4年経っても、5年経っても、苦しみからは抜け出せませんでした。その私が、いまのあなたに、「どうか悲しまないでください」という資格はありません。優しい奥様や、可愛いお子さんを思い出して、涙が出ないはずはないのです。気が済むまで存分に泣かれたらいいと思います。 ただ、それでも、真理は真理で、それは、悲しみに暮れている人々のための唯一の救いです。この世の不幸は、「宇宙の摂理」の中では決して不幸ではないでしょう。永遠の生命のなかでは不公平もないでしょう。どうかその「真実」を、あなたのこころの片隅に、そっとしまっておいてください。そして、いつの日か、もう一度、『天国からの手紙』のなかで私が心を込めて書いてきたことばの数々を、辿りなおしていただくことができれば望外の仕合わせです。あなたからいつも離れず、あなたを見守ってくださっているはずの奥様とお子さんたちのためにも、こころからのお祈りと共に、このことだけをお願いしておきたいと思います。 『天国からの手紙』 を読み少し救われました (2011.06.18) はじめまして、私は33歳の会社員です。 3月の震災で、妊娠9カ月の妻33歳、息子2歳、義母・義祖母が被災し、 未だに全員行方不明です。 住まいは千葉なのですが、第二子の里帰り出産で妻の実家がある福島県南相馬市へ震災の1週間前に息子を連れて戻っていました。 震災時は、地震発生から30分後に妻から「すごく揺れたけど、全員無事です」 と私の携帯にメールが入り、何度も電話しても繋がらなかったのですが、東京で安心して仕事をしておりました。 翌朝5:00に義父から私の携帯に、「家も流され、妻達全員避難所にも居ない。誤った・・・・」 と泣きながら連絡して来ました。もう頭の中は放心状態で、その後何を受け答えしたのか覚えていません。 原発の影響もあり、私が現地に行けたのは1カ月後でした。 「絶対に助かっている」 その希望も、現地の現実を見た時に絶望へと変わりました。もうこの世には居ないと諦めた瞬間でした。捜索もしましたが、結果手に入れたものは、妻の運転免許証、パスポート、避難した車の中にあったチャイルドシートだけでした。 どうして妻達が逝かなければならなかったのか。 お腹の子が無念で、かわいそう。息子は本当に可愛い盛りで、私にとっての宝物でした。私達のこれからの幸せをすべて奪いさり、神が居るならばなぜこのような試練を与えるのか。他に死ぬべき人間はいるのではないか。色々とこの3カ月間考えましたが、答えはありませんでした。 そんな時に、この本と出会いました。 読んだ率直な意見として、心が少し救われました。妻は、世話好きで自分よりも他人を思いやる人でした。 本当に優しかった。息子も同様で、まだ2歳なのに公園の滑り台で遊んでいた時に、他の子供に先に遊ぶのを譲ったり、とても優しい子でした。 本を読み終えた後ふと、選ばれてしまったのかなと感じてしまいました。 しかし、残された私にとっては納得がいきませんが・・・ 妻と息子に会いたい・・・ 話したい・・・・本を読んでさらに思いが膨らみました。 T. K. この本の出版が霊的知識の普及に小さな一石を (2011.06.14) S. C. 様 『天国からの手紙』をお読みくださって有難うございます。メールを拝見していますと、地名の宝塚をはじめ、人名のサンジェルマンからブライアン・ワイス、シャーリー・マクレーン、山川さんご夫妻に至るまで、私にとっても馴染みの深い名前がつぎつぎに出てきて、懐かしい気がしました。アルーナさんのお名前も、今度の『天国からの手紙』でお世話になった編集の方々から、いろいろとお伺いして親しみを感じています。 ご承知のように、山川さんご夫妻が訳されたシャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』は、全米ではミリオンセラーになり300万部を突破したといわれています。これも山川さんご夫妻が訳された『前世療法』のなかで、著者のブライアン・ワイスは、この『アウト・オン・ア・リム』が出てからは、1981年のギャラップ調査でアメリカ人の輪廻転生を信ずる人の数が、23パーセントであったのが、35〜40パーセントに増えたと述べています。その『前世療法』も世界各国で訳されて、総数200万部のベストセラーになっていますから、霊的知識の普及のためには、シャーリー・マクレーンやブライアン・ワイスはキュブラー・ロスなどと共に、大きな足跡を残しているといえそうです。 6月5日の『天国からの手紙』出版記念講演会では、私は、昨年行なわれた日本人の死生観についての全国世論調査(「朝日」11.04)の結果の一部を紹介しました。その中で、「人間は死んだ後も、霊魂が残ると思いますか」 という問いに対して、「霊魂が残る」と答えた人は、46パーセントで、「そうは思わない」は、42パーセントになっています。さらにこの質問に関連するものとして、「あなたは、この世とは違う死後の世界や『あの世』があると思いますか」では、「あると思う」が49パーセントで、「ないと思う」が43パーセントでした。ほぼ、2人に1人の割合で、人は死んでも霊魂は残り、あの世へ行く、と考えていることが分かります。 そして、「あの世があると思う」と答えた49パーセントの人が持っている「あの世」のイメージは、永遠=16パーセント、無=14パーセント、生まれ変わり=33パーセント、やすらぎ=29パーセント、などとなっていました。つまり、あの世があって、人は輪廻転生すると考えている人の割合は、単純に計算すると、49パーセント×33パーセントで、16パーセント強となります。これは、はじめから、「輪廻転生を信じますか」という問いに代えたら、もう少しは、数値は上がるのではないかと思われますが、それでも、アメリカの35〜40パーセントには、遠く及ばないかもしれません。やはり、日本では、一層の霊的知識の普及が望まれるようです。 あなたが昨年、アルーナ・バイヤースを通して、サンジェルマン伯爵からのメッセージを受け取られたというのは、羨ましい気がいたします。私も自分の輪廻転生のなかで、サンジェルマン伯爵に接近したことがありますので、出来ればいつか、あなたのようにメッセージを受け取ってみたいものです。アトランティスの存在も、霊能者の世界では「常識」になっているようで、私も、『天国からの手紙』に書いているようなアトランティス以来の1万5千年に及ぶ輪廻転生の記録は、何度も聞かされ、いろいろと本なども読んでいるうちに、私なりに理解できるようになりました。 この本で、あえて個人的な体験を曝け出し、世間に訴えていこうとしているのも、このような輪廻転生の記録が、霊的知識の普及に、小さな一石を投ずることになればと密かに願っているからです。そのような私にとって、あなたのような篤学の士に、この本が支えられていることは、たいへん有り難く、重ねて、厚くお礼を申しあげます。 『天国からの手紙』で学んだ偶然の必然性 (2011.06.14) はじめまして。私は映画「阪急電車」の舞台になっている宝塚の小林に住んでおります。昨日、西宮ガーデンズの本屋さんで偶然手にしました『天国からの手紙』を立ち読みしていたのですが、大切なメッセージが多かったので、買うことにして読ませていただきました。
愛する家族を亡くされるというのはとても悲しい出来事です。それに付け加え、それが誰もが知っている「大韓航空機事件」だったことに驚きました。今回は心静かに集中して読めました。読みやすかったのと、つらい内容ではじまるのに、深い愛が溢れていて胸が熱くなりました。そして、全ての出来事に意味があったのですね。 私は精神世界の本を25年くらい前から読み始めました。山川ご夫妻翻訳のブライアン・L・ワイス博士の「前世療法」やシャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」がきっかけでした。今回『天国からの手紙』に出てくるサンジェルマン伯爵ですが、アルーナ・バイヤースがチャネリングする精霊もサンジェルマン伯爵です。 山川ご夫妻によると、サンジェルマン伯爵の前世はイエスの父らしいのですが、世の中の変わり目に必ず現れる精霊らしいです。山川さんというのは、精神世界の本を翻訳されているご夫妻で、25年くらい前にアルーナ(リア)・バイヤースというチャネラーがきっかけで、大蔵省を辞めてこの世界に入られた方です。そして、25年ぶりに彼女は日本に来日し、今現在、様々な方のチャネリングの依頼を新宿でお受けになられています。http://archive.mag2.com/0000062751/index.html 実は、昨年、山川さんの25周年の会のお祝いに来られたこのアルーナ・バイヤースを通して、サンジェルマン伯爵からのメッセージを私も受け取りました。通訳は亜希子さんがして下さり、テープにとって帰りました。様々な疑問もクリアーに答え、私自身でしかわからないものも的確に言ってくださいました。本を読み進みながら、私はやはり見えない世界は存在するんだと真摯に受け止めました。そして、アトランティスの内容ですが、実話であると確信しました。 シャーリー・マクレーンの「カミーノ」の後半に、ここからの先の内容については、書こうかどうしようかと悩んだと、一文を載せてから、アトランティス時代の前世について触れています。信じがたい内容でしたが、ご自身のアトランティス時代の前世やカルマについて正直に書かれています。今回、この本を手にして、アルーナバイヤースが日本にいる間に、前世を詳しくお聞きしてみようかと考えました。前世を受け止められるくらいまで私が成長していれば教えて下さるかもしれないと解釈したからです。 その理由は、「精神世界」の勉強ばかりを、どうしてしてしまうのか。その分野に興味があるのはわかっていますが、それにしても、意識的にも、無意識的にもそれが仕事のように常に学ぶことをしてしまっているんです。この本で、改めて偶然の必然性について学びました。 アルーナは私に「社会的な制約を乗り越えて・・・」と伝えてくれました。精神世界は、社会からまだまだ理解されにくいと思っています。私自身の意識が変わる時を迎えたなら、とても嬉しいです。本を通して、人々の意識を変えられる方なんですね。大切な本を出版して下さり、ありがとうございました。 S. C. 霊的真実を知ることで癒される悲しみ (2011.06.11) S. A. 様 ご子息を亡くされてお苦しみのご様子、お察し申しあげます。このメールでは、あなたがどのような返事を期待しておられるか、分かるような気がしておりますだけに、お答えの仕方を、いろいろと考えさせられています。 一般的には、自殺は、自分が選んで生まれてきた地上生活を勝手に終わらせるわけですから、魂の成長にとっては決してプラスにはなりません。これは誰にもわかることです。地上生活はよく学校に例えられますが、いわば、自分で選んで入学した学校を、卒業を待たずに退学してしまうようなものです。だから、この場合、これも一般的には、もう一度生まれ変わって、前回の経験を活かし、今度は挫けずに卒業まで学び続けていくことになります。 ただ、自殺した者は、すべて、あなたが書いておられるように、「あの世へ行っても何十年、何百年も苦しむ」ということはないでしょう。シルバー・バーチも、「自殺した者がみんな暗黒界の暗闇の中に永遠に閉じ込められるわけではない」と言っています。一番大切なことは、なぜ自殺したのかという動機です。それから、自殺者の死後の生活も、その人のそれまでの生き方や、霊的進歩の程度によっても、いろいろと変わってきますから、一概には言えません。 全米でベストセラーになった『もういちど会えたら』という本の中で、著者で優れた霊能者であるジェームズ・ヴァン・プラグは、自殺はたしかに不適当な行為ではあっても、例外があるといって、つぎの二つをあげています。 一、精神異常や生化学的アンバランスのある個人によって自殺が行なわれた場合。このような状況では、本人が自分の決断を完全には理解していません。彼らが亡くなると、一種の施設″のようなところに入り、そこで精神状態が癒やされ、魂本来の適切な状態を取り戻します。 二、第二の例外は、適切な時機が来る前に物質界に戻ってしまった魂で、本人がまだ未熟なためにレッスンを学びきれない場合です。自分ではそれなりの力があると思ってはいても、実際に地上に来てみるとどうも落ちつけません。こうした欠陥を持つ場合、死ぬ前にしばしば次のような言葉を言い残します。「ぼくは合わない」とか「わたしには今はふさわしくないと思う」といった言葉です。(中井京子訳、光文社、1998、pp.157-159) 私は霊能者ではありませんから、この問題ではジェームズ・ヴァン・プラグのような人に頼らざるを得ないのですが、その彼は、「自殺にはそれぞれに異なる事情がありますから、この間題には単純な解決法などありえないことをまず理解してください」といっています。そしてその後で、しかし、そうした「過ちを犯した人」でも、助ける手だてはあると、次のように述べています。私たちは、霊界にいる家族とは決して無関係で生きているわけではないので、これは貴重な助言ということになるのかもしれません。 《・・・そうした死者たちには私たちの思いをこめて話しかけるしか方法はありません。まず、相手に想念を送り、物質界に戻ろうとして無駄なエネルギーを使うのはやめなさいと語りかけます。彼らもすでに肉体から離れていることにきっと気づくでしょう。次に、愛と平穏と許しの念を伝えます。このような美しい思いを伝えることで、悩める霊たちも慰められ、自分の置かれた状況に対する認識を深めるにちがいありません。》(前掲書、pp.159-160) このような、霊的な学びが大切であることはいうまでもありませんが、悲しみや嘆きが、愛する家族との間に、大きな厚い壁を作ってしまうことも知っておく必要があります。私は、自分が長い間悲しんできて、そのために、霊界の家族に余計な心配をかけてしまいました。やはり、知らないということは怖いことで、熱心に学び続けているうちに、必ず光に辿りつくことを、強く信じていきたいものと思います。 それから、自殺は、よく知られているように、そんなに稀なことではありません。私たちも、永遠の生命のなかで、何十回、何百回と、輪廻転生を繰り返しているうちに、どこかの人生で、誰もが、一度や二度は自殺や自殺未遂があったかもしれないのです。確かに、自殺はよくないことですが、過ちを犯してもやがてそのことに気がつき、その後の輪廻転生の中で、その経験を活かしてより充実した生活を築き上げることも十分にありうるはずです。一度失敗したら、もうそれだけで絶望しなければならないことは決してないでしょう。 私の長年の知人で、現在、映画制作のディレクターをしているTさんという方がいます。優れた霊能者で、自分の過去生のうち、自殺したことも、殺されたことがあったことも、思い出すことが出来るといいます。もちろん、それ以外の過去生では、それぞれに生を全うして霊界へ還っているわけで、今生では、おそらく誰からも、Tさんは霊性に目覚めて充実した生活を送っている、と思われていることでしょう。 あなたはメールで、自殺も必然か、と聞いておられますが、その前に、お子さんを亡くすことにも意味があることを知らなければならないでしょう。霊界での再会もそうですが、私のホームページだけでも、「学びの栞」などに、学ぶべき資料は、数多く用意してあります。冷たいと思われるかもしれませんが、実は、そういう資料によって、自分で答えを見つけ出していくことが、あなたには求められていることを、何よりもまず、どうぞご理解ください。 あなたのお悲しみが、これからの学びによって、少しずつでも確実に癒されていくことを、こころからお祈りしています 一人で逝ってしまった息子を案じて (2011.06.10) 武本先生 初めてメールを送らせていただきます。こんな個人的な内容で大変失礼な事と承知の上ご無礼をお許し下さい。 今年になってまもなく息子を自殺で亡くしました。前日までいつもと変わらず接していたのに・・・ どうして?なぜ私の息子が?信じられませんでした。自分を責める毎日・・・どうしたらいいのかわかりません。あの日から息子に会いたくて、会いたくて、いろいろなサイトを探しているうち 武本先生のHPに辿り着きました。 ワイス博士の本 (まだ全部読んではいないのですが)や、シルバーバーチ (これもPC上だけなのですが)その他にもいろいろ読みました。でも何を見ても自殺者はあの世へ行っても何十年、何百年も苦しむとのことでした。この世に生まれてくるときすべて計画を立てて生まれてくるという事は自殺であってもそうなんでしょうか?この世に偶然は存在しない、すべて必然のことなのでしょうか? 私が思っていることは、今息子は苦しんでないだろうか?自分でしてしまったことを悔いていつまでも死んだことを自覚できずに苦悶しているのではないか?毎日毎日そのことばかりです。もし私がこれから何年後、何十年後、時が来てあちらの世界に行った時息子に会う事が出来るのだろうか、と。 また私があの世へ行った時 息子は生まれ変わっていて会う事ができなかったりもするのでしょうか?あの子に会いたくて、会いたくて… 今はただつらい毎日を送っていますが、あの子をまだ感じることもなく・・・知りたいだけなのです!今僕は苦しんでないよ!大丈夫だよ!という声が聞きたいだけなんです。本当に私自身がそれを感じられたらこの地上での生活に耐えていけるような気がするのです。 何か殺人よりも自殺した者たちの方が罪なような言い方をされるのは、残された家族にとってとても耐えがたいものなのです。でも息子は病気だったのです。うつ病という…私にとって明るくて優しいいい息子でした。宝物です。その息子が苦しんでるなんて思いたくないんです。 夢中で先生にこのような事をメールしてしまいました。お忙しことと知りながら大変申し訳ありません。 武本先生,そしてご家族のご健康を心からお祈り申し上げます。 S. A. これからも着実に真理探究の道を (2011.06.09) J. N. 様 『天国からの手紙』の「はじめに」のところにも書きましたが、私は事件後に書いた何冊かの本の中では、霊界通信に真正面から触れることはありませんでした。いまは、私が体験してきたこのような霊界通信のことを知っていただくのも、いのちの真理を学ぶためには、少しはお役に立てるかもしれない、と考えています。 シルバー・バーチが言っているように、世間には、霊的真理を受け容れる用意ができている人と、まだ用意ができていない人がいます。「人はもともと霊的存在で宇宙の摂理の中で生かされている」という極めて単純明快な真理でも、かつての私のように、その重大さに全く気づかないような人が少なくはありませんが、一方では、あなたのように、早くから「自分なりに」探求しておられる方々も、また、決して少なくはありません。 私は、長い間、無明の闇のなかをさまよい続けて、やっと、一筋の光明にたどりつくことが出来ました。そのようにして掴み取った真実は、自分だけのものではなく、人にも伝えていく責任もあるはずですが、それだけに、あなたのような方にこの本を読んでいただけたことを、私のほうからこそ、こころからのお礼を申しあげたい気がしています。これからも、どうぞ着実に、真理探究の道を歩んでいかれますように。 『天国からの手紙』を読んで (2011.06.09) 学研の「ム−」を購読して、開いたペ−ジに、「武本氏の『天国からの手紙』が5月31日発売・・・」とありました。日頃から霊の世界を勉強している私にとって、真実を伝えてくれるものに出会えた!と確信し、書店に並んだその時すぐ買い、一気に読み終えました。 これまでも霊能者江原氏の書物やシルバ−・バ−チの本、ジャニス氏の「死ぬことの意味」、光明氏の「転生会議」、ゴ−ドン・スミス氏の「霊的世界からの癒し」、脇長生講述「スピリチュアルな生き方原典」など、たくさんあります。宗教など団体に入ることはせず、私ひとり自分なりに探求してきました。 昭和29年5月5日秋田市に生まれ、今は新潟市で歯科医院を開業している夫の仕事を手伝う生活をしています。私には霊能力はありません。しかし、なぜか、若い時からあの世について興味があったのです。12年前父親を亡くしてから、強く霊の真実を知りたくなったのです。 大韓航空機事故は、記憶にありました。他の、坂本九氏が犠牲になった日航ジャンボ機事故も。そのたびに遺族の方のせつない表情を、画面を通してですが、見るのは つらいものでした。だから、今回この真実に出会い、感動しています。このホ−ムペ−ジをこれから、私の学びの一助にして、霊が本質であるという事と、今一瞬の生の中で純真な心を育てる・・・この本に出会えたことを感謝いたします。
J. N. 妥協することはできない真理への道 (2011.06.08) T. K. 様 6月5日の出版記念講演会には、わざわざ神戸からご参加くださった由、厚くお礼を申しあげます。 これまで、霊的知識からは遠い一般の方々を対象にした講演や、「大空の会」(子どもを亡くした親の会)のように、霊的知識を学び続けておられる方々を対象にしたセミナーなどは、何度か行なってきましたが、この記念講演会では、霊的知識に近い方々と遠い方々が混ざり合っていることが予想されていました。それだけに、演題の焦点がずれることがあってはと、少々気になっていましたが、メールで、共感のおことばをいただいて、うれしく思っています。 「人間とは本来が霊的存在であって、霊的存在であるが故に、死んでも死なない」というのは、いまの世間の常識とは大きくかけ離れてしまっていますから、これは、ある意味では、21世紀の「地動説」のようなものかもしれません。そして、この「地動説」が受け容れられるようになるには、ガリレオの時代よりももっと時間がかかって、もしかしたら、さらに数百年の試練を経なければならないのではないかと、考えたりもします。一方では、坂本政道さんのように霊界探訪を繰り返して最先端の道を切り開いている人もいますが。 本当は、宗教が霊的知識を真正面から取り上げなければならないはずですが、これには、新しい「宗教革命」が必要になるのかもしれません。講演では、詳しくはお話できませんでしたが、昨年行なわれた日本人の死生観についての全国世論調査(「朝日」11.04)で、「宗教を信じても、死への恐怖がなくなったり、和らいだりすることはない」と答えている人が68パーセントもいることになっています。これでは、何のための宗教か、ということになってしまいます。やはり、あなたが言っておられるように、私たちが守護霊との二人三脚で、頑張っていくことが大切であるようです。 アメリカでも、キュブラー・ロスやブライアン・ワイスなどの大学教授のほか、シャーリー・マックレーンのような女優を含めて、霊的知識の普及に努めようとしてきた人たちは皆、それぞれに偏見や時には迫害に晒されてきたようです。日本でも、いわゆる「知識人」、「文化人」や科学者やたちの「無知と偏見」は、そう簡単には消えることはないと思われます。でも、真理は真理ですから、妥協することはできません。お互いに励まし合って、一筋の道を歩み続けていくほかはないでしょう。これからのご研鑽をこころからお祈り申しあげております。 守護霊との二人三脚で霊的摂理の普及を (2011.06.07) 武本昌三先生へ |