(日付の新しいものから順にならべてあります)






  入院治療のためしばらく休ませていただきます (2012.06.23)


 
突然ですが、来週月曜日に入院して大腸がんの手術を受けることになりました。退院するまで、3週間くらいかかるのではないかと言われています。一応、ノートパソコンは病室へ持っていきますが、ホームページの更新は多分、無理だろうと思います。退院するまで、しばらく休ませてください。

 毎日のように、このホームページをご覧いただいている方々には、たいへん申し訳なく存じます。退院しましたら、また状況をご報告させていただきますので、ご寛恕のほど、よろしくお願い申し上げます。いつも多くの方々に支えられておりますことをこころから感謝しながら、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げております。








  いのちの真実を知ることが救いへの唯一の道  (2012.06.15)


 I. Y. 様

 メールを拝見していますと、お悲しみの気持ちが身に染みて伝わってきます。「涙の枯れることのない毎日」が、どれほど辛いものか、こころからお察し申し上げております。

 たいていの場合、このようなお悲しみに対しては、私たちはお慰めすることばを持ちません。どのようなことばも、悲嘆に暮れている方には何も意味を持たず、私たちにできることは、おそらく、ともに涙を流すことくらいでしょう。

 世間では、「時が癒してくれる」といったりしますが、このことばには、かつての私は強く反撥を感じていたことがありました。愛する家族が返ってこない以上、すべては無意味で深い絶望の淵に沈むしかありませんでした。

 これは『天国からの手紙』にも書きましたが、私はそのような絶望感の中で毎日、なすすべもなく、意味もわからないままに『仏説阿弥陀経』などを読んでいるうちに、このお経に書かれているような極楽浄土は本当にあるのだろうか、と思うようになりました。

 それから少しずつ、霊界に関する本を読むようになり、霊能力があるといわれているような人々にも何年にもわたって、何十人にも会い、やっと9年目に、長年の悲しみと苦しみから解放されたのです。私のように無明の闇の深かった者には、それだけの年月が必要であったということかもしれません。

 その私が、『天国からの手紙』で繰り返し訴えていますように、悲しみを乗り越えて行くためにはいのちの真実を知ることしかないと思われます。「知る」ことが、救われるためのほとんど唯一の道です。知ることが出来れば、悲しみは必ず、安らぎの気持ちに変わっていくでしょう。

 あなたの奥様は、実は、いままで以上にあなたの傍におられるのではないでしょうか。あなたが悲しんでおられますと、奥様も悲しまれます。また、たまたま、「霊界からのメッセージ」でも取り上げていますように、いまは暫くの間のお別れでも、やがて再びお会いすることもできるはずです。そういうことも、どうか大切な奥様のためにもなるべく早く、おわかりになってあげてくださることを、こころからお祈り申し上げております。








  大切な妻が急逝して涙の枯れることのない毎日  (2012.06.15)


 拝啓

 突然、メールを出す無礼をお許しください。私は N市に在住している I. Y.と申します。今年の1月28日に妻が他界しました。死の数日前まで元気であった妻が逝ってしまいました。あまりにも呆気なく、そして突然に。

 病名はS状結腸がんでした。死因はS状結腸部の破裂による多臓器不全とのこと。昨年の暮れくらいから腰の痛みを訴えていたのですが、本人は腰痛だろうと・・・・・・。1月7日、55歳の誕生日を家族で祝いました。楽しそうな顔が今でも目に焼き付いています。大事な人が突然にいなくなる。繰り返し繰り返しやってくる日曜日。涙の枯れる日のない毎日です。

 そんな折、4月の下旬だったと思います。東京出張時にたまたま寄った書店で先生の書籍に出会いました。「天国からの手紙」、泣きながら拝読いたしました。今、メールを打ちながら、一度もお会いしたことのない方に自分の気持ちをお伝えすることに、若干の迷いと戸惑いを感じています。

 この悲しみから逃れる方法はあるのだろうか。妻に逢いたい。生前幸せだったのか一言でいいから聞きたい。このホームページを心のよりどころにできればと。そんな思いでメールを差し上げました。乱筆乱文に失礼いたします。 敬具

 I. Y.









  希望を失わずに光への道を歩んでいく     (2012.05.23)


 T. M. 様

 メールを拝見しました。『天国からの手紙』を読んでくださって有難うございます。

 私たちは、生まれては死に、死んではまた生まれて輪廻転生を繰り返しながら、少しずつ光へ向かって歩み続けますが、そのようないのちの実相を理解できれば、ものの見方が大きく変わっていくように思われます。

 例えば、私たちは魂の進化を目指してこの世に生きている不完全な存在です。不完全だから、失敗や挫折などがあっても当たり前で、それらは、永遠のいのちの視点からみれば、決して取り返しのつかないことではないだろうと思います。

 むしろ、失敗や挫折などの苦しみにも意味があることを理解することによって、そこから進歩も始まり希望も持てるようになっていくのではないでしょうか。シルバー・バーチもよく言うように、私たちは不完全だからこの世に生まれてくるのであって、完全であれば生まれてくることもないのでしょう。

 私の知人で高い霊能力をもっている Tさんは、自分の過去世で、不正を疑われて自殺したり、家族を殺されて仕返しに行き自分も殺されてしまったりしたことを、よく覚えているようです。何十回も何百回も生まれ変わっているうちに、もしかしたら、私たちもみんな、どこかでそういう経験をしているのかもしれません。

 やはり、いのちの真実を理解することが大切で、私も『天国からの手紙』のなかで、真実を知ることによってのみ救われることを繰り返して述べてきました。私がかつて味わった「深い悲しみ」も、いまでは「神の恵み」として感謝するようになってることも、書き加えてあります。これからも、希望を失わずに、共に、光へ向かって歩んでいきたいものと思います。







  いのちの真実を知ることによって救われる   (2012.05.23)


 武本昌三先生

 はじめまして,「天国からの手紙」を拝読しました。以来,HPもしばしば読ませていただいています。

 わたしは,2年ほど前に従兄からの通信により霊界に目を開かされました。当初わたしが感じたものは思い過ごしかもしれないと思っていましたが、ちょうどそのころに出逢った方の力を借りて彼の思いをいろいろと聞くことができました。それを遺族の者たちに伝えると、わたしにはわからなかったことも、誰かがわかり、全体が理解されていきました。

 自死を選んだ彼を救えなかった後悔と身を切られるような悲しみをどうすることもできず、わたしを含めみんな苦しみ続けていましたが、それぞれに少しずつ癒されていきました。先生の御本に巡り逢ったのはその後しばらくしてからでしたが、一気に読みました。かつての自分の体験を肯定的に理解することができ、心から感謝しています。

 わたしたちは、まさに「真実を知ることによって救われた」のだと思います。それぞれの役目を全うすることが、先に逝った者への最大の供養だと思って、辛いこともありますが、前向きに生きていこうと思います。

 先生がどれほど深く悲しまれたかは、想像するに余りがあります。そんな中で、啓蒙と分かち合いの機会を作ってくださって本当にありがとうございます。少しでも早く、一人でも多くの方に真実が理解されることを強く願ってやみません。

 どうぞご自愛くださり、これからもわたしたちをお導きいただければ幸いです。

 T. M.








  霊界通信集『新樹の通信』の削除について  (2012.05.08)


 浅野和三郎先生の『新樹の通信』は、その主要部分をこのホームページに転載してきましたが、この度、現代文訳者の黒木昭征氏のご意向を受けて、全文削除することにしました。

 関心をもって読んでくださっている方々には、ご不便をおかけすることになって申し訳なく存じますが、転載の最初の折にご案内しましたように、発行元の「神からのギフト出版会」(TEL&FAX 045-546-1032)にお申し込みいただければ、購入できますので、ご希望の方は、どうか直接、お問い合わせください。

 ご不便をおかけしますことを、重ねて深くお詫び申し上げます。









  霊界からの地球浄化の緊急性を訴えるメッセージ (2012.04.19)


 I. B. 様

 メールを拝見しました。『天国からの手紙』をお読みいただき有難うございます。

 霊界通信のなかでお尋ねの、「切迫していることがあり、霊界にも異変があるなどして」というのは、私にもよく説明することが出来ません。長男が過去生でそうしたことがあったように、私と協力し合って国際関係のなかで重要な役割を果たすつもりであったのが、霊界の事情もあって、「ぼくたち家族に大きな力が介入してきました」といっているのですが、「切迫」とか「異変」というのは、私たち家族に対する霊界の対応を協議しているときの状況のなかで起こっていることではないかと思われます。私を苦しめるのは「高い霊たちにとっても辛いことで、決断を要した」とその前に言われていますが、同胞の魂を目覚めさせることの緊急性を優先して、それまでの方針が急に変えられたということなのかもしれません。

 その意味では、「もっと人類が魂のレベルで目覚めるようにぼくたち家族に働きかけだした」というのも、筋がとおります。そして、あるいは、その後の地球浄化のためのさまざまな現象も無関係ではないのかもしれません。あなたが「伊達政宗公の重臣として生きたことを知り」、「和の会」をたちあげて平和を願う活動に努力されるようになったのも、このような地球浄化の一環を担われているのではないでしょうか。

 地球浄化の緊急性は、いままでもいろいろと言われてきました。このホームページの「叡智の言葉」B-33 でも紹介していますが、2004年8月24日に亡くなったエリザベス・キュブラー・ロス博士は、「まもなく地球がこの悪行を正す時期がくると、わたしは信じている。人類の所業に報いる大地震、洪水、火山の噴火など、かつてない規模の自然災害が起こるだろう。わたしにはそれがみえる。わが亡霊たちからも、聖書に描かれているような規模の大異変が起こると聞いている。それ以外に、人びとが目ざめる方法はないのか?自然をうやまうことを説き、霊性の必要性を説くためにとはいえ、ほかに道はないのか?」 と病床から遺言のようなことばを残しています。

 日本では、昨年3月にあのような東日本大震災が起こりましたが、あなたからのメールに、宮司さんのことばとして、「どの被災地に行ってもオドロオドロした怨念が感じられない」、なかには、「津波に向かって微笑みながら歩いてゆくものもいた」とあるのには考えさせられました。私も、この大震災については、いくつかの霊界からのメッセージを受け取っていますが、このホームページの「メール交歓」(2011.11.04) には、大空澄人氏がお届けくださった私の妻からの霊界での対応を伝える報告を載せています。以下にその一部を再録しておきますので、ご参考までにお読みいただければと存じます。

      〜〜〜〜〜

 空前の救出活動が行われました。こちらでは亡くなる人はあらかじめ分かっているので事前に対策が講じられています。人は霊的意識の上では自分の死ぬ時期を自覚していますがそれが日常の意識に上がって来ないだけなのです。昔から自分の死期を予言した人達がいましたが自分の霊的意識を自覚出来ればわかるのです。地上の人の霊的意識は霊界に繋がっているのでこちらでは誰が何時死ぬかということは、ほぼ分かっているのです。病気であろうと事故であろうと人間は定められた寿命が来れば死ぬようになっています。不慮の事故というものはなく、自分の持っている因がある事態と引き合うという結果を生むことになります。それは因果律という宇宙の摂理の働きですが実際は地上の人が思うような悲劇ではないのです。

 東日本大震災では今も自分の家や財産に未練を残したり、家族との離別が納得できない人達もいますがそれは少数派です。何処へ行っても疑い深く物分りの悪い人がいるものですがそれはその場に及んでも同じです。

 今回は犠牲者の方の多くが高齢であり、ほぼ自分の人生をまっとうした人達でしたので状況を理解するのにさほど困難は無かったのです。こちらに来て安堵の気持ちが湧き、静かに自分の人生を回想している人もいます。幸せを感じている人のほうがはるかに多いのです。その人たちはもう人生の重荷から解放されたのですから。こちらの世界では不安や恐れなどネガティブな感情に支配されることがありません。こちらは喜びの世界なのです。ネガティブな感情は地上世界特有のものです。皆がその感情に巻き込まれ易いのです。

 トラウマが深く残っているのは地上の人達のほうです。しかし地上に残された人たちは実際は亡くなった親族からの支援を受けているのです。彼らは今回の事によってかけがえのない霊的な宝物を授かったのです。いつかはその事に気付くことでしょう。








  『天国からの手紙』のなかの霊界通信について (2012.04.19)


 武本昌三 様

 始めまして。貴書『天国からの手紙』を読みましてメールを差し上げます。私は、仙台在住のI.B.と申します。58歳男性です。現在休業中で、仕事をしておりません。

 ご存知のように昨年3月に起きた地震により生活が一変してしまいました。それまでは仙台の駅前で居酒屋を経営しておりましたが、地震後休業から今年になってお店を手放しました。それが地震のせいのように聞こえるでしょうがそうではなく、今の仕事を辞めよ、というメッセージとして受け止めたためにやめたのです。

 実は、20年前から自分が400年まえの伊達家の家臣であったことに気づき歴史研究をして様々な発見をして来ました。それとともに霊的な現象を体験してきました。伊達政宗公の重臣として生きたことを知り、8年前に始めた居酒屋には前世の家臣たちが集まってきていました。

 前世で犯したカルマを清算すべく「和の会」などを立ち上げ、怨みの念などを解消し和合しようと、仙台の青葉神社という政宗公を祀る神社の宮司、K さんを中心に鎮魂と平和を願う活動をしております。

 今回の地震では、多くの被害が出ましたが、K 宮司曰く、「どの被災地に行ってもオドロオドロした怨念が感じられない」というのです。なかには、「津波に向かって微笑みながら歩いてゆくものもいた」との話もありました。

 いま、地球規模での精神の大転換期にきていると叫ばれております。その中で、貴書『天国からの手紙』を読みまして、「ああやっぱり、霊界や転生の事実を知らせる時代がきたのだ」ということをつくづく感じさせられました。

 そこで貴書のp.290〜p.291にかけての『切迫していることがあり、霊界にも異変があるなどして』というところが大変気になりました。後にその説明があるのだろうかと、読み続けましたが記載されておらず、お尋ねしようとメールを書きました。御多忙とは存じますが、ご解答頂ければ幸いです。

 最後に、私たちも何かの使命を受けてこの世に転生してきたのだと思います。今個人的に急遽なさねば成らないことは何なのだろうかと、日々自問いたしております。このメールがその何かの解答のきっかけになる予感がいたしましたのでご連絡差し上げました。それでは失礼致します。ご自愛下さいませ。






 


 悲しみを乗り越えて心の安らぎが得られますように  (2012.04.16)


 K. Y. 様

 メールを拝見しました。お父様、お姉様の死に「むねが張裂けるほど」と書かれていることに、深くこころを動かされています。どうか、そのお苦しみを乗り越え、お父様、お姉様の死とは何であったか、ご自分で突き止めて行ってください。いまは苦しくても、いつかはきっと、大きな安らぎに至ることと思います。

 あなたが、「むねが張裂けるほど」と書かれているのには、おそらく、あなたが意識されていなくても大きな意味があることで、かつての私もそこから這い上がって歩み始めました。『天国からの手紙』にもそのことは書いていますが、だからこそあなたも、決して諦めずに、お父様、お姉様の行方を捜し求めて行っていただきたいのです。

 このホームページの「学びの栞」だけをみても、捜し求めるための資料は、たくさんあります。ほかにも真剣になって求めていけば、貴重な資料はたくさんあります。一生懸命に捜し求めていく過程で、いろいろと霊能者のことも知ることになるでしょう。霊能者も上から下まで、無数にいます。そのなかから、もし必要があれば、自分でいつか会うべき霊能者とも会うことになるのではないかと思います。

 実は、私がある霊能者の名前をあげて、そこへ行くことをお勧めするのは、あなたのような方への真摯な応え方であるとはどうしても思えないのです。私はそのことも、何度か「メール交歓」のなかでも、書いてきました。私が、そのように書いている意味も、どうぞ学び取っていってくだされば有難く存じます。

 迷信ではなく、単なる気休めでもなく、いのちの真理を学ぶことで時間がかかっても本当に「大きな心の安らぎ」が得られることになりますように、こころからお祈り申し上げております。

 (是非霊能者を紹介してほしいというメールに対して、返信のみ掲載しています)








   霊的視野でものを見ることを学ぶ      (2012.02.29)


 K. K. 様 

 メールを拝見しました。私の『天国からの手紙』を読んでくださって有難うございます。あなたも言われているとおり、私たちは生きているというよりも「生かされている」ということを考えるのは、とても大切なことですね。「生かされている」ことがわかってくるのが、霊的成長の第一歩であるのかもしれません。

 「生かされている」ことがわかると、「すべてのことは必然であり、偶然はない」ということもわかってくるような気がします。私が全く予期することもできなかった大事件に巻き込まれて妻と子を亡くしたことも、決して偶然ではありませんでした。そして、それが「悲劇」でもなかったことが、今では身に染みて理解させられています。

 世の中の常識というのは、この地上の物質世界に制約された狭い考え方の集積のようなもので、その常識では、しばしば、真の幸せが不幸になり、本当の豊かさが貧しさに変わってしまいます。ですから、世間の常識にのみ捉われて生きていたら、なかなか、こころの平安は得られないことになってしまうのでしょう。私たちは、本来が霊的存在ですから、やはり、霊的視野でものを見ていくことが必要になってきます。

 『神からのギフト』の山村幸夫さんは、末期がん患者などを含めて難病をもつ多くの患者を奇跡的に治してきましたが、ご承知のように、治療費は一切受け取りませんでした。ただ、『神からのギフト』を編纂された黒木昭征さんのお話では、山村さんは、そのようにして奇跡的に快復した人々が、それを契機に、霊的な学びを深めていくことを強く希望していたということです。おそらく病気の快復も霊性の回復でなければならないのでしょう。

 人はいろいろな形で、霊性に目覚めていきますが、これには、シルバー・バーチがよく言うように、霊的真理を受け容れる用意ができていることが前提になるようです。あなたが、「今回の人生のプログラムが霊的な学びをしているような感じがとてもしております」といわれるのは、おそらく、その準備がすでに十分にできているということで、『天国からの手紙』をあっというまに読み終えてしまわれたのも、あなたにはこの本の内容を超えるものがあるからでしょう。ご自分のために、そして周りの多くの人々のために、これからのあなたのご研鑽を、こころからお祈りしたいと思います。









  勇気や感動を与えてくれた『天国からの手紙』   (2012.02.29)


 武本昌三様

 はじめまして。私は、現在派遣社員で働いている40歳のサラリーマンです。ご縁があり、『天国からの手紙』を読ませていただきました。朝晩の通勤時に読んでいる最中に何度も涙が溢れそうになりました。武本さんの言霊が私にとって強烈な印象をつけ魂を鼓舞するかのような感じでした。朝晩の通勤時だけではなく早くその続きが読みたいと思い、昼ご飯を食べた後にすぐ読み始めました。あっという間に読み終えてしまいましたが、とても素晴らしく思い出すだけでも涙が出そうなくらい印象的でした。

 全ての事は必然であり、生きているのではなく生かされている。そして霊界のガイド達とともに一生懸命この物質界にいるんだなと、そして自ら選択してこの場所にいるのだなと改めて考えさせられました。わかっていたつもりであっても武本さんの本を読んでまだまだ私には勉強不足なのだなと痛感致しました。この本によって多くの方が癒され、本来の自分達の姿を取り戻すきっかけになるのでは、と思っています。

 私達の本質とは何か?本来いた所はどこなのか、生まれ変わりや家族の構成などとても興味深く読まさせていただきました。カルマの法則について、何となくわかっていたような気がしておりましたが、どのように作用するものなのかを学ぶチャンスを与えて下さった事に感謝しております。

 私は霊的な学びを初めて今年で2年目で、まだまだ始まったばかり。気がついたら私の人生にはミディアムの素質の持った方々との出会いが多く、霊的な事については不思議と違和感なく勉強をさせていただいております。私も何度も生まれ変わっているそうで、宗教戦争があったヴァチカンで何かしていたそうです。その後、お坊さんやら職人やらを経験をして台湾で風水師をしていたとのこと。そして現在もその流れで風水を世界的マスターから学ぶ事ができ、その後霊的な学びをすることになりました。

 どうも、私もスピリチュアルの事をもっと深く掘り下げて学ばなければいけなかったのを今まで何もせず人生を過ごしていた感があり、今回の人生のプログラムが霊的な学びをしているような感じがとてもしております。幼い頃、仏間に飾ってあった先祖代々の写真が動き出したり、ブツブツと騒がしい音をたてたりと不思議な体験をしてから違和感もなく今も霊的な事を学べる環境なのでは?と思うようになりました。いつにかなるかはわかりませんが将来、人の役に立つようなミディアム、神からギフト会の山村さんのようなヒーラーになりたいと思っております。

 英語は正直不慣れな事が多いですが、ハリーエドワーズ先生の本を海外から取り寄せ辞書を片手に読み始めたばかりです。とてもサクサク読める方ではないので牛歩より遅いのですが、こうして学ばさせていただいているというのは何かあるのだなっと思っております。武本さんの霊訓原文のように正しく英語を理解できるよう語学もしっかり学ばなくてはと思っております。

 霊界通信はとても貴重だと思いますが、こうして本となり多くの方の人生に勇気や感動を与えて下さった事に感謝しております。また、機会が御座いましたら本を出版していただき多くの方々に光について学ばさせて下さい。まだまだ寒い日が続きますがお体に気をつけて下さいませ。

 K.K.








  永遠のいのちの真実を学び続ける    (2012.02.15)


 T. S. 様

 メールを拝見しました。霊界が存在することについての知識はあっても、それは確信ではないから、「不安でたまらない」というお気持ちはよくわかります。おそらく、一番正しいお答えは、その知識が確信になるまで、学び続け、さらに知識を深めていくことかもしれません。

 「突然死」で亡くなられたご主人が、今も生き続けていることを確かめたい一心で、様々な霊能者に会われたとも書かれていますが、まだ信じられないでおられる状況も、通常はそのようなことが多く、私には理解できます。私の場合も、数年に亘って、数十人の霊能者に会っても、まだよく信じられない状態が続いていました。

 私は、はじめのうちは、あなたほどの知識さえ持つことなく、闇の中で呻吟していましたので、いま考えても、真理を受け止めるこころの準備ができていませんでした。『天国からの手紙』にも書きましたように、私が妻や子の生存をなんの迷いもなく確信するようになるまでは、9年の歳月が流れています。私にとっては、おそらく、それだけの歳月が必要であったのでしょう。

 いま、このホームページで連載している『新樹の通信』の場合は、お父様の浅野和三郎先生が心霊研究の第一人者で、しかも、お母様の多慶夫人は、勝れた霊能者でした。若くして急逝された新樹氏もご両親同様、霊的真理については、十分に受け止める用意ができていましたから、霊界通信には、考えうる最高の環境が整えられていたということになります。ですから、『新樹の通信』は、新樹氏の死の直後から始められています。しかも、その通信内容は正確そのもので、ご両親は新樹氏の霊界での生存を当然のこととして、はじめから確信されていました。
 
 私には、霊能力はありませんし、霊能力がなければ霊的知識を持つことが難しいとは考えていませんから、特に霊能力を身につけたいと試みたことはありません。ただ、本来、人間には誰にも霊能力は備わっているはずで、その霊能力を高めることには霊格を向上させていくという意味では、大きな意義があると思っています。そのような目標を掲げて、霊能力を高めるためのセミナーを開いているところは日本でもいろいろとあります。このホームページでも紹介したことがありますし、坂本政道さんが『死後体験』で紹介されているように、死者との再会を目指して、アメリカのモンロー研究所まで出かける日本人も少なくはないようです。

 たまたま、コナン・ドイルの『人類へのスーパーメッセージ』(講談社、1994)を読み返していましたら、「最も重要なことは、霊とコミュニケーションをはかろうとする人の精神の質と思いの純粋さです。もし、人が愛と奉仕の霊的な世界に心をつないでいれば、完全に知的なコミュニケーションが実現するでしょう。しかし、人の心がぼんやりとしたもので、霊的な理解を欠いている場合には、なんらかの問題が生じてくることになります」とありました。このあと、霊媒の資質や能力についても、つぎのように述べています。

 《完全に明確で確固としたメッセージを送ることができるのは比較的まれなのです。というのは、霊媒の頭脳にはなんらかの残り滓があり、私たちはそれを通り抜けていかなければならないからです・・・・霊媒は心のバランスをとり、正気を保ち、健全で、真実を語らなければなりません。》 (131ページ)

 私にもまだ、霊的真理については、いろいろと学ばねばならないことが沢山あります。知識が深まっていけば、確信も深まっていくことになるはずですが、どうか、お悲しみのなかでも、あるいは、お悲しみのなかだからこそ、最愛のご主人があなたから遠く離れたところへ去ってしまわれたのではなく、いまもあなたのすぐ近くで、生き続けておられる事実を、繰り返し学んでいかれますよう、お祈り申しあげております。








 
  最愛の夫が生き続けていることを実感するために (2012.02.15)


 初めまして。先生のご本を読ませていただきました。肉親を失った方の体験談ですのでとても心に響きました。そして癒されました。

 私も最愛の夫を「突然死」で失い当時の先生と同じく死の一歩手前まで行きました。その後、様々な書籍を貪るように読み「魂の世界は存在する」こと、「自殺しても彼に会えるわけではない」こと、「肉体がないだけで彼は存在する」ことなど知識としては理解いたしました。

 「見えない世界は存在する」と願っている、だけどそれは願いであって確信ではないから不安でたまらない。彼の存在を確かめたい一心で様々な霊能者に見ていただきましたが、どの方も「彼だ」と信じるには及ばずに至っております。

 日本は欧米に比べて「スピリチュアリズム」では遅れているというのは残念ながら本当のようですね。抽象的な事柄はもう十分聞いた。大切な人を失って生きていく気力もなくした自分の生きていく糧として、私は「彼」を感じたいのです。

 先生、自分の霊能力を高めるにはどのような方法がいいと思われますか?乱文にて失礼いたします。

  T.S









   光への道を共に歩んでいくために      (2012.02.01)


 M. I. 様

 メールを有難うございました。短い文面ですが、その奥に秘められた深いお悲しみがじわじわと伝わってまいります。

 一昨日も少し書きましたが、人間には壮大な思い違いをすることがあります。自分の愛する家族が生きているのに死んでしまったと、勘違いするのです。しかし、それが勘違いであることを知っていただくのは容易なことではありません。圧倒的な世間の無知の中で、いくら、そうではないと言っても、それに耳を傾けてくれる人は決して多くはないのです。

 自分の愛する家族が、死んだのではなくて生きているとすれば、それは大問題です。自分のいのちを賭けても、それが間違いなく本当なのか、事実に相違ないか、を問い質していこうとするのが普通ではないでしょうか。それを、世間ではこう考えているからといって、安易に放棄してしまうことがあるとすれば、とても残念なことです。シルバー・バーチのいうように、それはまだ、真理を受け止める段階にまで来ていないからで、受け止める用意ができるのを待つほかはありません。

 あなたの短いメールを拝見していますと、私もこころが和みます。毎日、このホームページを見てくださっているそうで、有難うございます。私もまた、あなたのような方々に、支えられて生きていることを知ってください。私は、時にはまわりから、妻も子も亡くしてお気の毒にと、思われることもあるようですが、私は、妻と子が生きていることを信じている、というよりよく知っていますから、一人暮らしをしていても、そんなに寂しくはありません。どんな場合にも決して気落ちすることなく、明るく、元気に、光への道を共に歩んでいくことを心掛けたいと思います。








     何度もこのホームページを開いて       (2012.02.01)


 武本先生

 有難うございます。
 日に何度も何度もこのホームページを開かせていただいてます。 先生のページに出会って心に少しづつ光が。
 私ももうだめかもと思っていましたが、同じこの悲しみを誰にももう受けて欲しくなくて今は踏ん張ってます。
 先生の原稿はとっても格調高く、それをだれにでも与えていただけることを有り難く感謝しています。
 今日もお元気で発信してくださり、嬉しいです。どうぞ、寒い折、御身体お大事にお過ごしください。

  M.I.








   熱意さえあれば誰でも掴める命の真実    (2012.01.30)


 T.Y. 様

 まだ8歳の大切なお嬢さんを亡くすということが、どんなに悲しく辛いことかとお察し申しあげております。ただ、『天国からの手紙』を読んでくださったとお伺いして、私もいくらか救われるような気がしました。

 大切なお子さんを亡くすことが、絶望であり、決して取り返しのつかない不幸であるならば、本当にそれがそうならば、どんな慰めのことばも、悲しみの同情も、おそらく何の意味もありません。わが子が自分の許に帰ってこない以上、元の姿を取り戻せない以上、まわりからのどんなことばも、ただ空しく響くだけでしょう。私は、自分でそういう経験をしてきましたから、そのことがよくわかります。

 それだけに、絶望でしかなかったものが、そうでないことがわかったら、亡くなったと思い込んでいる愛する家族が、実は生き続けているということがわかったら、どうなるでしょうか。本当に救われます。人は180度変わっていきます。だから、何よりも大切なことは、いのちの真実を知ることだと思います。もちろん、悲しみにつけこまれて嘘や便法に乗せられてしまうのは論外です。迷信も百害あって一利もありません。新興宗教にのめりこんで一時的な癒しの幻想に耽るだけでも決して悲しみの解消にはならないでしょう。真実だけが大切です。いのちの真実だけが救いです。私は、そのことを繰り返し『天国からの手紙』に書いてきました。

 ただ、真実を知ることは、簡単ではないかもしれません。簡単にということであれば真実を知ることはできません。簡単ではない真実をひたすらに求め続けて、そして必ずそれを掴み取ることに意味があります。そしてそれは、滝に打たれたり、難行苦行をしたりしなくても、素直さと熱意があれば誰にでもできます。私のこのホームページだけでも、「学びの栞」などに、いろいろな霊的先駆者による真理のことばがふんだんに散りばめられていますが、それらを学び取っていけばよいのです。もし、それらのことばが信じられなければ、逆に、徹底的に疑ってかかることも、回り道にはなりますが、真理に至る道につながるかもしれません。

 例えば、霊界通信にしても、死んで無になってしまうのであれば、霊界通信などができるわけがありません。死んでも生きているからこその霊界通信です。その例も、私はこのホームページに、私自身の場合を含めて、多くの実例を紹介してきました。いまも、日本心霊研究の草分けといわれる浅野和三郎先生の『新樹の通信』を載せています。もしこんなものは信じられないという人がおれば、「そんな馬鹿なことが」と一笑に付してしまうのではなく、徹底的に疑ってかかってほしいのです。疑いながら、決して途中で放棄することなく、最後の最後まで、真実かどうかを調べてほしいのです。そのうちに、必ずわかってくるはずです。

 お子さんを失うことが、どれほど辛いことか、悲しいことか、私にはよくわかります。悲嘆にくれながらとめどなく涙を流すのも、親の情としては当たり前で、少しも不自然ではありません。泣きたい時には思い切り泣かれればいいと思います。しかし、いま目の前にわが子がいないということが、どういうことか、何もわからずに何時までも悲しむことがあるとすれば、あえて申しあげますが、それは間違いです。それでは悲しみが決して薄らぐことはありません。やはり、いのちの真実を知ることによってしか、救われることはないのです。

 あなたは、メールのなかで、「近道はないと思っています」と書いてくださいました。また、「自分が生まれた意味、起こる出来事の意味を、肯定的に捉えて、今後起こるであろうことに対して、やはりそうか、と思えるような心を持てるよう、なんとかやっていこうと思います」とも書かれていますが、これはとても大事なことだと思います。どうか、時間がかかっても、大切なお子さんの死が、決して絶望ではなく、希望の光が消えてしまったわけでもないことを、掴みとっていってください。どうか、必ずそうしてください。今後のご研鑽をこころからお祈り申しあげております。









   道しるべとなった『天国からの手紙』     (2012.01.30)


 武本様

 はじめまして、T.Y.と申します。 38歳で普通のサラリーマンをしています。『天国からの手紙』を偶然知り、藁にもすがる思いで読ませていただきました。今の自分にはとても道標となる内容でありました。ありがとうございました。

 昨年8月、8歳の娘をくも膜下出血で亡くしました。突然のことであり、単身赴任中の出来事で、 5ヶ月経つ今も、まだまったく元気がない状態で日々過ごしていました。残された家族の全員に、夢にすら娘は出てこないものですから、人間の死=完全に消滅なのか、そうでないのか、そんなことをずっと考え、悩んでいる間に、本書に出会ったのです。

 江原さんのスピリチュアルの本には以前興味を持ったことがあり、何冊か読んだことがありました。半信半疑でした。娘の葬儀で、自身が浄土真宗本願寺派の家系であることも、初めて知りました。親鸞や、浄土真宗に関して、少し色んな本を読みました。基本的には、霊魂の存在は否定します。何が本当なのか、それが知りたく、悩みすぎていた気がします。

 私も近道はないと思っています。自身の生き方を見つめなおし、違う世界に娘は必ずいる、そう思ってまずは元気になっていこうと思います。それが、真実なのかそうでないのか、この目で確かめたい、という気持ちはありますが、確かめなきゃ動けないというのは、違う気もします。

 自分が生まれた意味、起こる出来事の意味を、肯定的に捉えて、今後起こることであろうことに対して、やはりそうか、と思えるような心を持てるよう、なんとかやっていこうと思います。この本がなければ、ずっと悩み続けていたと思います。ありがとうございました。

 T. Y.








     新年明けましておめでとうございます   (2012.01.01)


 昨年は東日本大震災が未曾有の人名喪失と災害をもたらせましたが、その余波はまだ色濃く残っています。被災者の方々がなんとか、この大震災を乗越えていかれることをお祈りするばかりです。深刻な被害に遭わなかった私たちにとっても、改めて、生と死の意味や事故の教訓などについて、深く考えさせられました。今年は、その大震災からの再生、発展が着実に進んでいく希望の年になることを祈念したいと思います。

 このホームページも開設以来、9年目を迎えました。毎日、全国各地で、百数十名の方々が、このホームページをご覧くださっていますが、それらの方々に、少しでもお役に立てるように、今年も元気に私なりの努力を続けていきたいと思っています。私自身が書いているのは取るに足らないものですが、ここには、「学びの栞」、「霊訓原文」をはじめ、明後日から始める「霊界通信集」を含めて、数多くの宝石のような真理の言葉がちりばめられています。それらの珠玉の言葉を是非受け留めてください。

 新しい年のはじめにあたり、今年がどうか佳い年でありますように、そして、明るい霊性向上の年になりますように、皆様のご健勝とご多幸をこころからお祈り申しあげます。




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